ある日、自分の元にtellで通信が入ってきた―。
(いつもお誘いをもらっている、フレンドさんかな?今日はどこに連れて行ってもらえるんだろ?)
そう頭に抱きつつ、相手へと返事をする。
「もしもし?どちらさまですか?」
ジジ・・・ジーーーーーーーーーーーーーーー
通信から聞こえてくるのは、耳障りなノイズ音だった。
電波の入りでも悪いのだろうか?
しかしここは居住区・・・・・・今までそんなことは一度も体験していない。
「あれ、おかしいな?なんかノイズが酷い・・・・・・故障か?もしもし?もしもーし!」
―ブツン!「うわ!なんだよ!?」
それは急に切れてしまった。何やらよく分からないまま、呆然としてしまう。
「何だったんだ?まあいいか・・・・・・作業を続けよう―」
ブツブツ言いながら、自分はさっきまでやっていた作業へと戻っていった。
―それから一時間後。
「よっしゃ終わった~。今日のノルマはこの辺かな?一息つくとするか」
そう言いつつ椅子に腰を下ろし、お茶をいれて息をついた。
「さて次は―ん?」
何をしようか考えようとしていると、また自分のもとに通信が入ってくる。
「またかよ・・・今度は誰だ?」
先ほどのこともあり、少し不機嫌になりながらも通信に耳を傾ける。
「はい、もしもし?」
ジジ・・・ジーーーーーーーーー、ジジ・・・・・・
聞こえてくるのは、再びノイズ音のみである。人の声など、一言も聞こえてこない。
さすがに二度目ともなると腹が立ってくる。いつの間にか自分は声を荒げてしまっていた。
「悪戯なら止めてもらえますか!?いい加減にしてください!」
ジ、ジジ・・・ザーーーーーーーーー、ザザ、ザーーーーーーー
すると先ほどとは少し違ったノイズ音が聞こえてきた。
反応が変わったことにより、自分の怒りは不安へとシフトしていく。
―次の瞬間だった。
今まで雑音が酷かった通信が、何も聞こえない無音状態になった。
この時、自分を恐怖がジワジワと侵食していき、声を発することもできなくなる。
そして―
ま・・・
あ、の・・・
た・・・
無音状態だったところから、微かにだが声のようなものが聞こえてきた。
性別は分からないが、やっと人の声らしきものを聞いて、若干ではあるが恐怖が和らいでいく。
「な、なんだ~。ホントに電波が悪かっただけなのか・・・・・・よかった、ホッとしたよ~」
だがそれは一瞬の出来事であった―。
『私――さん。今、あなたの街にいるの・・・』
それはハッキリと、確実に聞こえてきたのである。
男女のどちらでもない、この世のものとは思えぬ恐ろしい声だった。それを耳にし、全てを恐怖が包み込んでいく。
「――ッッッッ!!!」
声にならない悲鳴が上がり、勢いよく立ち上がってしまう。
『私――さん。今、市場にいるの・・・』
(なんだこれ!いったい何なんだよ!)
『私――さん。今、広場にいるの・・・』
(悪戯か?悪戯だよな!?ふざけやがって!一体、誰が・・・・・・)
『私――さん。今、すぐ側の階段の所にいるの・・・』
それは少しずつ、しかし確実に迫ってきていた。
もう頭のなかは恐怖でいっぱいである。他に何も考えることが出来ない。体も小刻みに震えている。
『私――さん。今、あなたの家の前にいるの・・・』
過呼吸になりながら、扉の方へとゆっくり視線を向けた。
正体が分からない〝それ〟は家の前へと来ているというではないか。自分は意を決して、ゆっくり扉の方へと手を伸ばす。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
そして扉のノブへと手をかけ、深く息を吐いた。しっかりと目を開き、勢いよくドアを開け放つ。
そこには何の姿も無く、只々自宅の庭が目の前に広がっているだけであった。
いつの間にか通信も切れており、先ほどまでの恐ろしい声も聞こえてこない。
「はぁ~・・・・・・何だよ。何もいないじゃねぇか・・・・・・どっと疲れたぜ」
冷静さを取り戻すと、さっきまでの自分が恥ずかしくなってきた。開いたドアを閉じて、笑いながら家の中へと戻っていく。
「誰かの悪戯だな、こりゃ。絶対に犯人をとっちめてやる!」
そう口にした時、家の照明が明滅し始めると、全て消えてしまう。
――そしてそれは背後から聞こえてきたのである。
『私――さん。今、あなたの後ろにいるの・・・』サッと血の気が引いていき、恐る恐る後ろを振り返った―。
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その後、この人の行方を知る人は・・・・・・いないようです。
もしかすると次は〝あなたのうしろ〟に――。
◇◆◇◆◇◆◇
ということで今日はフレ様のお宅探訪をしていた時に、思いつきでプギーヘッドを交換したため、ちょっとしたホラー遊びをしていました。
それが楽しかったので軽いライトノベルにしてみました!というオチです。
ライトノベルというのが何かは分かると思いますので、説明は省きます(やっぱラノベ方式のほうが読みやすいし、書きやすい・・・・・・)。
ホラー苦手な人もいるので、怖さは排除しておりますw
最後は怖そうな加工にしてますが、よく見るとネタです(;´∀`)
今回のは完全に思いつきなので雑ですが、自分がホラー好き(ジャパホラから洋ホラ、スプラッターまでお約束のものはたいてい見ている、多分w)ということもあり時間があれば構想などを練って本格的なものも書けそうですが、なにぶん別サイトで小説を書いているので時間がないですね(^_^;)
元ネタは誰でも知ってると思いますので、こちらも説明は無くていいですねw
有名かどうかは分からないけど、都市伝説?の一つだったと思います。
他にも
ひ◯りかくれんぼとか
テ◯テケ、
ひ◯こさんなど数多く怪談や都市伝説がありますが、これが一番簡単に書けるのでこれにしました(・∀・)
それでは次があるかは分からないがーーーーーーーーーー!!アデューーーーーーーーーーー!!!