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「路」とは。

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前回までのあらすじ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

運営への不平不満が止まらないミュラー。
今日も今日とて、と題し、
その負の感情をひたすらに書き綴る。

「また…やってしまった…」

正気に戻ったミュラーは、
5000文字に及んだネガティブな感情を読み返し、
午前4時という事実に愕然としたのであった。

ふと頭の中をよぎる。

「俺、キレると記憶なくなっちゃって、
 中学の時、気付いたら拳血まみれだったんすよw」

とか言ってたサブカル好きの彼。
私も同じだというのか…!

━自重しよう。

ミュラーは眠りに落ちる直前、
そんなことを考えていたのであった━━


ごあいさつ
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どうもこんにちは!
エオルゼアの小ネタを拾っていくシリーズ、
今回のターゲットは…

7.0メインで頻出する(とウワサの)

「路」

という単語について!
です。

まだ6.0もクリアしてないので、

実際にどういう形で出てくるのか、
知りませんが、
「路、路、路の繰り返しがしつこい!」
なんてコメントをチラホラ見かけます。

そこで「路」を「みち」と読む場合、
どういう意味があるのかというのを、
原義に沿って考えてみたいと思います。

例えば「強敵」と書いて「とも」と読んだり、
「本気」と書いて「マジ」と読んだり、
作品やセンテンスの流れとして、
通常はあまり使わない読みであったり、
全く別の読みを宛てるということは、
多くの作品で使われるテクニックなので、
そこに敢えて原義を求めるのは、
大変に野暮な行為
だということを踏まえた上で、
スポットを当ててみたという話です。

だから決して、
「こう使ってるから間違い!」
というような結論ではありません。
ただ少し違和感を感じる使い方とのことなので、
その違和感はどこにあるか、
これを探ってみたということで…

レッツ、説文解字!

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※説文解字は後漢の許慎がまとめたとされる、
最古の漢字字典です。
ここではその書物とは関係なく、
単純に「文を説き、字を解す」の意味で使っています。


「路」ってなにさ
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さて「路」という字を考えていくにあたって、
まずは一般的にどう使われているか、
これを見ていきましょう。

「道路」「路面」「路傍」「隘路」「狭路」
「通路」「進路」「退路」「山路」「路地」

適当に思いついたものを10個並べましたが、
どうでしょう。
この10個に共通する意味としては、
いずれも「人の通ったあと」であったり、
「人の通ったあと」に関わる事柄、
そんなニュアンスが含まれています。

「航路」「車路」「線路」などという場合は、
通るのは人じゃなくて乗り物だぞ、
と言われるかもしれませんが、
これらは人の作った物なので、
「人が通ったあと」に違いないと思います。

一般に「みち」として使われる「道」では、
「獣道」「黄道(地球から見える太陽の軌道)」のように、
人以外の通る筋を指す場合にも使われます。

つまり広義的に何かが通る場所は全般に「道」で問題なく、
人そのものや人にまつわるものが通る場所が「路」と見て、
ほとんどが当てはまるのではないでしょうか。

ではその裏付けとなるようなものを探しましょう。


辞典での「路」
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ちょうど手元に広漢和辞典がありますので、
下巻の「足部」から794-795ページを開きます。

すると794ページ左下に「路」があります。

解説を読んでいきますと、

〔釋名、釋道〕
道ノ一達ヲ曰フ。
道ハ、蹈也。路ハ、露也。
人ノ踐蹈シテ露見スルヲ言フ也。
※個人で書き下しています。

とあります。
これを訳すと、

〔釋名、釋道という本にはこう書いてあります〕
道の一つの呼び方。
道(トウ)は踏(トウ)を指す。
路(ロ)は露(ロ)を指す。
人が踏み入って、地面が露わになっているものを指す。


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一達は「始まり」というような意味ですが、
この場合は「一つの種類」とし、
「道の一つの呼び方」ぐらいの意味と捉えています。

道(トウ)は踏(トウ)を指す、
というのは同じ読みで意味も同じことを示しています。
道は多くの場合ドウと読みますが、
この場合は揃えてトウとした方が読みやすいので、
トウとしています。
用例としては「天道」と書いて、
「テントウ」と読むことがあります。

踐蹈(セントウ)は「践踏」の旧字体表記で、
どちらも「踏む」という意味です。
「研磨」「採取」などのように、
同じ意味の動詞を重ねて熟語化したものです。

露見は「あらわになる」という意味です。
歩いたあとに土が見えるイメージです。



要は「人が通ったあと」だということです。
これはつまり「先駆者の存在」を示唆します。
自分が歩いたあとを指して、
「路」と言うこともできるわけですが、
いずれにせよ「人の跡がある道」にはなります。

恐らくこの辺りに「路」の連呼に対する、
違和感の正体が潜んでいるのだと思います。


違和感の正体
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新大陸の新しい冒険!
というものに対し、
「人が通ったあと」を指す「路」が頻出するのは、
新鮮味を損なう表現と捉えられるかもしれません。

もっとも、新大陸自体は、
ポポトのアイテム説明欄に「新大陸伝来」とか、
そんな風に書いてありますし、
当然ながら航路もあるようですし、
エオルゼアとの往来も交流もあるようなので、
そこに既に「路」が存在しているのは、
周知の事実でもあるのかもしれませんが。

またメインストーリーは王位継承の話ですし、
継承するということは「人が通ったあと」を継ぐので、
そういう意味での「路」でもあるのかもしれません。

でもまぁ、
初めて行く冒険者の立場からすると、

「そこは路じゃなくて道にしてよ…!」

という感はあるかなと。

逆に漆黒などは、
アルバートたちの足跡を辿る部分もあったので、
そういう意味で「路」でよかったように思います。
ヴォレクドルフのセトの話とか、
いいですよね。

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ちなみに「路」という漢字の成り立ちですが、
「足+各」から成り立っており、
「足」の部分が表意(意味を表す)、
「各」の部分は表意と形声(発音を表す)とされ、
「各」は「いたる(到達する)」の意味だそうです。
つまり「足を使って至る」をストレートに表しています。



ここまで書いておきながら
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ただし、違和感を感じたプレイヤーさんの全てが、
「路は人の通ったあとだろ!」と思ったわけではないでしょうし、
私に至っては調べてみてなるほどと思ったわけですから、
さすがに「人の通ったあとだからおかしいんだ」というのは、
完全に後付けのこじ付けの南蛮漬けです。

単純に特異な表現を連呼しているから、
それが鼻につく(※1)という方もいらっしゃるかもしれません。
キーワードというものは要所要所で使うからこそ、
効果的に働くという部分もあるからです。

かつてプレイしたゲームで、
「悲哀のテーマ」のような悲しく美しい旋律が特徴のBGM、
これが至る所で流れるものがありました。

曲自体も良い曲でしたし、
ストーリー自体も何ら不満のないゲームだったのですが、
とにかく随所でこれが流れてしまうので、
終盤は少し食傷気味になり、
「このBGM使えばいいと思ってない?」
と感じたことがあります。

良いものでも繰り返しすぎるとくどい。
権藤、権藤、雨、権藤(※2)のようにはいかないのです。

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※1 連呼で鼻につく
PAULというカヌレがとてもおいしいパン屋さんがあります。
そこに「ショー・フレ・フロマージュ・ベシャメル・ジャンボン」という、
とても長い名前のサンドがあります。
私はこれが好きなのでフルネームで覚えています。
なので常に「ショー・フレ・フロマージュ・ベシャメル・ジャンボン」と呼び、
会話でも省略せずに話しているのですが、
つい先日さすがに、

「言いたいだけでしょ」

と冷たく言われてしまいました。
まぁ、確かに言いたいだけなんですよね。
ショー・フレ・フロマージュ・ベシャメル・ジャンボン。
おいしいですよ、ショー・フレ・フロマージュ・ベシャメル・ジャンボン。
毎度言うのはしつこいというお話です。

※2 権藤、権藤、雨、権藤
その昔、中日ドラゴンズに権藤という、
とても良いピッチャーがいたのです。
良いピッチャーだから沢山登板しました。
雨の日や移動日を挟んで連投もしたので、
権藤、権藤、雨、権藤
という風に言われるようになりました。
そうした酷使の結果、
残念ながら故障してしまいました。

やはり人でもなんでも、
良いからといってそれ一辺倒というのは、
良くないことですね。



いかがでしたか?
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今回は黄金のレガシーにおける「路」について調べてみました!
これからもFF14に関する気になることを調べたいと思います!
よかったら「いいね」をしていただけると、
大変励みになりますのでよろしくお願いします!

と、冗談はさておきまして、
ようやく重い腰を上げて、
オールドシャーレアンの魔法大学リーヴ?を進めまして、
無事木工師のお話が終わりました。

ジュード君とジェロメール君、いい!

いやぁいい話でした。
スパッとサックリ王道展開、
飲み口も爽やかで後味もスッキリ!
あたしゃこういうのでいいんですよ。

魔法大学リーヴに手を付ける前に、
全クラフターが90に達してしまったので、
経験値入るようになったらやろう、
と思って放置していましたが、
これは他のクエストも楽しみです。

どれかのクエストで、

おばあちゃんララフェル

が出てくるそうなので、
それも楽しみです。

ではでは読んでくださってありがとうございました!
良いエオルゼアライフをッ!!
Comments (2)

Nia Amiko

Ixion [Mana]

曲名みたいですね…!
路の方がカッコイイじゃん☆って決めたのかしら?

ギャザクラ関連のクエストは楽しいものが多いです♪
おばあちゃんララ、見た目も性格も可愛いですよ~~!
ララフェルも皺できるんだ…って驚きました(首は若い)

Muller Eisernwand

Ixion [Mana]

Niaさんどうも~!

それでは最後の曲になります。
「路(みち)」…聴いてください。

こんな感じですな!
なんかこう、普段使わない字の方がかっこいい。
そんな風に思う時期ってありますからね。
ファンタジー創作者は中二病であるべし。

おばあちゃんララフェル、結局まだ見てません!
今度インしたらやろう。きっとやろう。
顔はしわくちゃ、首はツルツル、なーんだ!

現実だと首と手に年齢って出ますからね。
老人キャラだとそこの皺まで再現!
…はしてほしくないですね。
ファンタジーはファンタジー。
リアルすぎてはいけませぬ。
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