メインクエスト7.0のネタバレを一定程度含みます。お読みの際はご承知下さい。
この娘でのメインクエスト7.0がようやくヴァンガードを踏破して終盤戦という段だが、そこで普段は書かない途上での感想を少し。その前に前置きとして、本キャラでのプレイにおいて私は世の皆々様が言う様な、
ウクラマトに対する反感は分からないでもないが理王の方のスフェーンってそんなに嫌う要因ある人物だっけ、という認知を持っていたところを明示しておく。
で、
ヴァンガード守将ザンダーを血祭りに挙げて(こいつはこいつで無能過ぎて
こんなんしか部下にいないゾラージャ兄さんが可哀想だとつくづく思った)廃村まで来た段階で
例の理王様がのこのこやって来る。
無駄にそのフレンドリーな態度は改めて見るに、凡そ軍権振り回してる連王の片割れと共に責任を負う立場の人間の態度ではない。この場でこの人の姿を見た覚えがあるのは
トライヨラ襲撃時に遠目にチラ見したヒカセン以外いない。逆に言えばこちらは
お前あの場に居やがったじゃん、と認知出来る訳である。
この一葉の場面である。……ここからの筋書きを綺麗に覚えている訳でこそないが、この人の本当の目的を思うと
ここでそんな一丁前に己の決断の結果に心を痛める態度を取るのは、「ああいう女って、確かにいるよね」という些か偏見的な表現を使わねばならない。或いは少しずれるが『婦人之仁』という言葉が思い浮かぶ。
廃村のくだりに戻ると、そもそも彼女は嘘をついている。
『だけど、ある日ゾラージャが突然やってきて、私たちを武力で支配しようとした……』この時点で少なくとも彼がどう黄金郷へ渡ったかを描写されているプレイヤー側には欺瞞を仕掛けている(扉の向こうの声の主は伏せられていたとはいえ、明確に取引を交わしている場面である)。当人の目的を思えばその思惑をいきなり開陳出来るものではないことも確かだが、まずトライヨラの惨状を自ら覗きに赴いたりここで尤もらしいことを言ってこちらを言い包めようとしたり、改めて見るとお世辞にもその国民らが信じる様な良い王様の振る舞いには思われまい。
どちらかというと強かに策略を張り巡らせる謀略家の振る舞いである。いいか悪いかは別にして。
こんなことをこの場でも宣われる。
ちょっと勘弁してくれという感じの見解を示さざるを得ない。お前の本当の目的に即して考えればアリゼーが言った通り理王様自ら侵入者を排除しに来たのだと真っ当な対応をする方が多分万人の理解を得られたところを物語の構築上こちらにエバーキープまで穏便に到達して貰う為にこんな人物造形と描写になったのだろうか、と擁護にもならん様な理解の仕方をせねばならん様に思えて来る。
だが本当にヤバいと思ったのが次の一葉だ。
直前の選択肢は
『ゾラージャにバレたらまずいのでは?』。……凡そ初対面の相手、しかも
潜在的には滅ぼすべき敵国の頭目とその協力者を前に、特にヒカセンの方を指して言う台詞としてはあまりにサイコに響いたこの一言は私を戦慄させた。やべぇ。確かにこの女やべーわ。初見でこれを認識出来なかった私の読解力もあれだが、そりゃ蛇蝎の如く嫌う人が出るわ理王スフェーン。
まぁ、それでも一応総体としてはなお別に嫌いという程嫌いではないよというのが今なお私から理王すへーん様に対する評価な訳だが、
これまでより相当下方修正的に認知を改めなければならなかったことを覚えている内に記事にしておきたかったという話なのだった。なお、7.0での悪評に懸かる双頭の片割れを担ってしまっている
ウクラマトについては『お前をこの国の要職に就けたいって話、アタシは本気だぜ』という一言に初見当時の私がイラっと来たことを今も覚えているという以上のものではない。そういう人物とはいえお前は距離感を図らなさすぎなんや……