ディープダンジョンの罠について、設置場所を調べてマップ化していたら
意外な偏りに気が付いたので、その偏りについて調べた結果です。
※すべての階層で確認したわけではありませんが、検証の大部分を行った
死者の宮殿51~79階のほか、
オルト・エウレカ21~29階と、
深層にあたる
オルト・エウレカ31~39階でも同じ挙動を確認していますので、
恐らく全ディープダンジョン・全階層共通と思われます。
「この階層違うよ~」というのがあればどうぞご指摘ください。
過去の豆知識記事(
1、
2)でも罠の効果について多少触れているので、
気になる方はどうぞご参照ください。
今回は設置場所の話が中心になります。
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ディープダンジョン豆知識 罠・財宝配置の仕組み
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【フロアの構造】ここでは深く掘り下げませんが、前提知識としてフロアの構造に触れておきます。
いわゆる「不思議のダンジョン」系コンテンツであるディープダンジョンでは、
フロアの構造や登場するモンスターなどが毎回ランダムに変わりますが、
特にフロアの構造に関しては、実は
一つの大マップから数部屋を切り取った形になります。
一例として、下の画像は
死者の宮殿 51~79階で使われる全体マップです。
(便宜上、左側を「Aマップ」、右側を「Bマップ」と呼んでいます)
このように、AマップとBマップで通路の配置が違う上、特徴的な部屋も
いくつか見られます。
この階層では中空洞の部屋(いわゆるドーナツ部屋)や柱のある部屋、
床に鉄格子が埋め込まれた部屋があるほか、瓦礫の量や形も部屋毎に違うので、
注意深く見れば、全体マップのどこにいるのか判断できます。
全体マップを熟知することで、フロアに入ってすぐ広さに見当を付けるなど
探索効率アップに繋がりますが、実は罠や財宝の設置場所とも関わっています。
【罠の配置】部屋の中にランダムで設置される罠ですが、各階層の全体マップと同じように、
罠の場所も予め決まっています。
新しいフロアに入ると、罠の設置数がランダムで決まり、その設置数まで、
1部屋に1つずつ、「罠を置いていい」と登録されている地点の中から
1ヶ所が選択されて、罠が設置されます。
このため、サイトロを使って確認したり、実際に踏んだりした罠の場所を
根気よく記録していけば、「この部屋のこの場所は危険」というように、
サイトロを使わなくても罠を回避できるようになります。
ただ、設置場所の選択には、実はとある法則が見られます。
罠を設置できる場所は、部屋毎にいくつかのグループに分かれており、
配置する際、ランダムに選ばれるのはあくまで
罠のグループだけです。
そして
グループ内の設置場所は、必ず決まった順番で使われます。
具体例を挙げますと、こちらは「Aマップ」の中央にある、床に鉄格子が
埋め込まれている部屋の、罠が設置され得る場所です。
(実際には、更に多く存在する可能性もありますが、順番に使われるため、
この部屋が同じコンテンツ内で何度も登場しない限り出会いません。)このように、「東グループ」と「西グループ」の2グループに分かれていて、
初めてこの部屋に罠が置かれた場合、「
東1」か「
西1」、
赤で示されている
2箇所のどちらかに設置されます。
仮に「東1」だった場合、次に同じ部屋が出て罠が設置されたときは、
「東1」は使用済みなので、「
東2」か「
西1」のどちらかに設置されるわけです。
同様に、1回目で「西1」が選択された場合、2回目は「東1」と「西2」から
抽選されます。
ちなみにこの「西2」は、壁際を歩いても踏んでしまう「
壁際トラップ」ですが、
順番が「2」のため、この部屋がコンテンツ中初めて出た時、その場所に罠は
設置されない、ということになります。
壁際トラップでも、
順番次第でその壁が安全と言える場合もあるのです。
グループ数は部屋毎に決まっていて、例えばドーナツ部屋や柱部屋は
東西南北、あるいは北東・南東・南西・北西の4グループの場合が多いので、
それぞれ順番が決まっていても4箇所からのランダム抽選に変わりはありません。
一方、端へ行くほどグループ数は少なくなる傾向があり、極端な場合、
冒頭に示した部屋(Bマップの東端中央)のように1グループしか無かったりします。
この場合、罠が配置される順番は
完全に固定となります。
ちなみにオルレカ21~39階の部屋は全て1グループでした。わざと?順番を知っていても、サイトロを1フロアずつ使うか実際に踏まないと、
どの部屋に罠が設置されたか、どのグループが選ばれたか分からないので、
いきなり199階で「ここは安全」などと言うことは出来ません。
なので「豆知識」程度の情報ではありますが、各階層の2~3フロア目までは
危険地帯を限定できるし、財宝の位置から罠を推測できる場合もあります。
【財宝の場所】魔土器「財宝感知」を使うと黄色い光で表示される「
埋もれた財宝」ですが、
実は、財宝も
罠と同じ仕組みで配置されます。
特定のフロアに財宝が配置されることが決まった場合、配置する部屋は
ランダムに選択されますが、罠と同じように、1つの罠グループが抽選され、
そのグループ内の「次の場所」に財宝が埋められます。
同じ部屋に罠も設置された場合、
「罠→財宝」の順に抽選が行われます。
同じグループが選ばれたり、部屋にグループが1つしかない場合、
罠が1場所目、財宝は2場所目に置かれます。
この結果、まず言えるのは、
財宝と罠は同じ場所に設置されない、
つまり「財宝感知」で財宝を確認したら、同じコンテンツ内では
その全く同じ場所にトラップは設置されない、ということです。
先ほどのAマップ中央部屋を例に取ると、「西2」の場所で財宝を見かければ、
次のボスまでの各フロアでもその壁は安全ということになります。
とはいえ、同じグループ内で設置場所が複数固まっている場合もあるので、
マップを熟知していないと安全とは言い切れませんが。
さらなる応用法として、
財宝の場所から、罠の有無や場所を推測できる場合があります。
例えば以下の部屋、左の画像は罠マップで、右は実際に72階で遭遇した例です。
サイトロを使っていないので罠は表示されていませんが、財宝が出ているのは
「東2」の地点です。
この部屋は71階では出ず、ここで初出ですが、財宝がグループ内2箇所目にある
ということは、
「東1」に罠が設置されていることがわかります。
(実際に踏んで確認しました。)
逆に、1グループしか無い部屋で財宝が1箇所目に出ている場合、
その部屋に罠は設置されていない、と判断することも出来ます。
【(おまけ)財宝の出現フロア】配置の話からちょっと逸れますが、有志の検証のおかげで、
財宝が出現するフロアの傾向も確認されました。
(分析を行ったChie Tsukiyaさんに感謝です)財宝はだいたい3フロア毎に出現することは以前から知られていましたが、
具体的に
1~3フロアに1個、4~6フロアに1個、7~9フロアに1個と、
同じBGMが流れる連続した3フロアのどこかに、財宝は1個埋められています。
さらに
全体で0~2個、ランダムで追加されますので、極端な場合、
3・4・5・6・7フロア目と、5フロア続けて財宝が出る可能性があります。
逆に1・6フロア目のように、間に4フロア空く場合もあります。
ただこの仕様のため、
1・4・7フロアで財宝感知を使えば、必ず財宝が見つかることになります。
ちなみに、オルト・エウレカを紹介したPLLを注意深く見ていた方なら、
この瞬間に「はっ」と思ったのかもしれません。
吉田P/Dのプレイ画面につい映ってしまったデバッグ情報のようですが、
「BuryTreasure」とは、直訳すれば「財宝を埋める」という意味です。
なので、財宝のあるフロアはコンテンツ突入時にすべて決定されるようです。
(実際の部屋や場所はフロアに進入したタイミングで決まるようですが)
全9フロアの構造も突入時の時刻(秒単位)によって決定されることも
確認されているので、うまく突入時刻を揃えられれば、マップを固定した
「
DD競走」のような競技も実現できそうです。
どうせならマインクラフトRTA風「固定シード」モードを用意してくれれば……