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【星一月】使用感のある革手帳【1/31更新】

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(※ここから先、ロールプレイ的日記、つまり創作物があります。また、若干のネタバレを含むことがあります。ご注意ください)



◆星1月1日◆
 年が明けた。降神祭の案内が朝早くに届く。
 昨日、今日の関係はまったくいつもと同じだが、節目を超えて生き延びることができたというのは大きい。
 しばらくはゆったり過ごそう。せっかくの年始なのだ。




◆星1月2日◆
 ロスと遊んで、本を読んで過ごした。
 夜には裏手の温泉に入浴。そういえば初日の出を見てもよかったな。
 少ししたら降神祭を見に行ってみよう。せっかくなのだから、楽しまねば。



◆星1月3日◆
 書架を整理。まあ、もともと乱すような使い方はしていないのだが、確認と清掃を兼ねてだ。
 さすがに新年に公的な仕事はこないと思っていたが、そうでもないらしい。
 ”冒険者”に祝日は無縁なのだ。



◆星1月4日◆
 再度ガレマルドへの支援を要求されたので応えることに。
 エーテライトと交感してあったのですぐに到着。
 そして……なんとも奇妙な魔物と交戦することになった。
 空が燃えている。こんなことは、他の地域では起こっていなかったはずだが……



◆星1月5日◆
 ひとまず逗留して防衛を行うことになった。
 これが落ち着いたら降神祭でも見に行こう……ロスも置いてきているし。
 あの奇妙な魔物の対処法も分かってきた。だが……
 分かった範囲では、おぞましい出来事だとしか言えない。テンパードも大概だが、よもやこんなことが起こりうるとは。



◆星1月6日◆
 ひとまず落ち着いたようだが、油断はできない。
 こういう時には、癒しの術だけでなく様々な術技を身につけていることに感謝したい気分だ。
 不測の事態とはまさにこのことを言うのだろう。……ここはとかく寒すぎる。早く引き上げたいものだ。



◆星1月7日◆
 ひとまず引き上げる許可が出たので、シロガネへ戻って来た。ロスはいつも通りコロコロして遊んでいる。
 幾分手傷を負ったものの、全て自前で治療済み。とはいえ、寒い中で過ごした疲労は残っている。
 降神祭はまだ余裕があるはずだ。今日は泥のように眠ることになるだろう。
……夢に見なければいいが。



◆星1月8日◆
 随分深く眠っていた。夢は見た気がするが覚えていない。
 空はいつも通りで、奇妙な魔物の報告もなし。……こちらでは、向こうのような異変は起きていないようだ。
 あれ自体が悪い夢のようだった。狂暴で、手強く……人から変ずる。
 気を強く持てと言われても、あれを目の当たりにして気を確かにしていられる一般人はそう多くないだろう。
 あんな、まさに厄災と呼ぶほかない現象が他でも起こっていないか調査を命じられた。
 要するところ、ひんがしの国、オサードで同じことが起こっていないか、という程度のことだ。
 万が一に備え、ロスは置いていくことにした。



◆星1月9日◆
 クガネやヤンサ、ドマ町人地などに異常はなし。紅玉海にも問題は見られなかった。
 せいぜい仕事で怪我をしたとか、山師が猛獣に出会ったとかその程度のこと……まあ、対処したが。
 アレに比べれば平和そのものだ。



◆星1月10日◆
 アジムステップ方面へ足を延ばすため準備をした。
 とはいえ、あのあたりは特に独立性が高く、心身ともに強い人々が多い。
 それほど心配はいらないと思うが……



◆星1月11日◆
 特に異常はなし。モブハントをしてセントリオ記章を稼いだくらいである。
 あの光景のあとではいっそ不安になるほどの澄んだ空で、冬の風が凛と透き通って感じられた。
 ……ガレマルドの寒さに比べればまだ親切なものだ。いやまあ、どちらも寒いのだが。



◆星1月12日◆
 草原の各部族へ挨拶回りをしてきた。といっても案内役に面通しする程度のことで、新年の挨拶というには既に遅いが……一応、良き一年を祈ってきた。
 そういえばバルダム覇道に久しく行っていない。まあ、今年は特に色々と騒ぎがあったから仕方ないが。



◆星1月13日◆
 報告書を提出しにグリダニアへ来た。こちらも異常なし。
 まあ、何かあれば呼び出しがかかるだろう。
 今日は宿をとって休むことにしよう。戻ったら”次”に備える準備をしたいところだ。



◆星1月14日◆
 準備とはいっても、各種消耗品の確認、品質管理、それに装備の点検……と、スクロールの在庫か。
 治療用スクロールはだいぶ活躍してくれたし、効力を果たせば自壊する仕組みもうまくいった。これをいくらか補充しておこう。
 他方、鎌や大剣、細剣など、現地で使う可能性の高い装備も、一式含め点検しておく。また、付与した術式に瑕疵が無いかも確認。
 いつ呼び出されるか予測ができない状況だ。すぐにでもスクロールの記述に入り、修理システムに装備の点検を依頼することとする。



◆星1月15日◆
 物品関係の補充を終え、庭にプールを再展開し、ロスを遊ばせてあげることにした。……このところ置いてけぼりにすることが多いから、少しくらい構ってあげなければ。
 そういうわけでロスのまるみを検め、体調に問題ないか聞いてみて(元気に鳴いたので多分大丈夫だ)、それからサクサクのクルトンを与えた。
 ついでにシロガネ内を軽く散歩。……商館前の池を見るたび、あの石投げを思い出す。またああやって平和な遊びに興じることができるのだろうか。



◆星1月16日◆
 システムに預けていた装備の修理がすべて完了した。とはいえ物理的な損傷だけで、魔法的な部分は私がやることになるが。
 やろうとすれば任せることも可能なのかもしれないが、あいにく私は機械に詳しくない。それに多分に感覚的なところがあるから、画一的な修復ではうまくいかないだろう。
 そこまで考慮する能力があの修理システムにあるというなら、試してみてもいいかもしれないが……いずれにしろ商売道具であるし、手ずから調整と修復をするのがいいだろう。



◆星1月17日◆
 たまに商館のチョコボ厩舎を確認しにいかないと。先日掃除したはずだが、今はどうだったか……
 この頃は皆チョコボを私用や任務に使っているのか、あまり厩舎が使用されている形跡はない。
 それでも帰ってきたときに快適に過ごしてもらうために時々気にかけてやることにしている。
 そういえば、ロスのプールも(術式で綺麗にはされるが)メンテナンスをしておきたいところだ。



◆星1月18日◆
 降神祭に顔を出してきた。今回は東方の伝承を題材にした催しだったようである。
 テンゼンといえば、四聖獣にまつわる話が人気で、無地鼓座でもよく題材に使われているようだ。
 冒険者たちを「荒武者」に見立て、虎退治の逸話を演ずるというもので、私も参加してきた。
 一連の仕掛けは陰陽術にあるようで、もはや本物と見紛うほどの「血に飢えた虎」の完成度は見事だったし、最後に屏風に戻るというのも含めて、なかなか面白いものを見ることができた。
 ロスも楽しめたらしく、観客に混じって飛んだり跳ねたりしていた。良いことである。
……この頃大変なことが続いていたので、息抜きとしては最適だった。



◆星1月19日◆
 情勢が安定しつつあるのか、呼び出しもない。
 となれば、オールド・シャーレアンに行く手立てを考えたいところだ。
 やはり交易とか、研究者として赴くのが良いか……?



◆星1月20日◆
 守護天節の催しが行われているらしい。
 案内が来たので、そのうちに顔を出すとしよう。
 オールド・シャーレアン行きについてはテン達と相談したほうがいいかもしれない。
 それまでは任務を片付けたり、ガレマルドの様子を見に行ったりしよう。



◆星1月21日◆
 細剣の修練を進める。防御術のひとつでも使えるようにしておけば、様々な状況への対応力がより増すことだろう。
 身体を加速器として扱うのは非常に都合がいいのは変わらずだ。加速を持続時間より瞬発力にあてることで、即時発動の技として扱うこともできるようになった。
 新たな術式も構築中である。……うまくいくといいのだが。



◆星1月22日◆
 今日は休養。ロスと遊んだり散歩をしたりした。
 ロスは大体変わらず楽しそうにしているが、新しい遊びを……というか何かしらおもちゃを用意したほうがいいのだろうか?
 クッションとか毛玉のたぐいはあるものの、外遊びするものがない。
 古い釣り竿にお菓子でもつけて、追いかけさせて遊んでみようか? しかしそれはそれでなんだか軽んじているようになってしまいそうだ……難しい。しかもそれはロスが遊んでいるというより、私がロスで遊ぶようになってしまう。よって、却下。
 しかし、釣り竿を使うのはいいかもしれない。ロスの運動にもなるし。何か考えてみよう。



◆星1月23日◆
 術式を効率化し、細剣使用時により高い出力を出せるようにした。
 余剰エーテルの解放から繋がる一連の攻撃についてももっと突き詰める余地はありそうだが……最終的には凝集した魔力と細剣を組み合わせることになるか。
 単体で魔術を放つには暴発の危険があるし、ただでさえ魔剣技、白黒魔の発動、魔力焼殺の術式と段階を踏んでいて、連続で加速術式を使っている。これ以上魔術で完結させるのは危険だ。
 となれば残るは細剣の利用、特に、細剣そのものに宿っている魔力の運用になるかもしれない。
 その時にならないと何ともいえないが。



◆星1月24日◆
 鎌を使用している時の身体強化術式、ならびに妖異としての力を切り取り封じているクリスタルの調整を行った。
 似たような戦闘術のそれと比べ、フランク氏の意識はほぼない状態である。完全に解放できればそれが良いのだが、そうなると留めているくびきが一つ減ることになるので……何か代替手段を得るまではこのままになるか。
 あるいはヴォイドの妖異と契約をするか。これはリスキーな手段ではある。



◆星1月25日◆
 鎌の戦闘術……リーパー、と呼ばれるそれの研究のため、資料を集める。
 もともと最低限の資料はあったが、より詳しく原理を紐解き、流用するためだ。
 イレギュラーな形ではあるので、私個人の術式に落とし込む必要がある。
 まずそのための一歩、というところだ。



◆星1月26日◆
 妖異との契約を行うことで力を引き出す、というのは当初の情報通り。
 あとはそれを再現できれば、おおよそ必要なことはできるようになるだろう。
 なんでも、熟練した者はその身に妖異を降ろし、一体となって戦うのだという。
 今手元にある妖異の力は主体性を失った状態だ。そこへベクトルを付与してやれば、似たようなことはできるかもしれない。



◆星1月27日◆
 力を利用するにしろ、フランク氏をなんらかの方法で解放したいところではある。
 彼は私が危地にあったときに奔走してくれた人物のひとりであり、コルネーユらと連絡をとり、結果として商会に移る理由を作ってくれた人物でもある。
 まあ、独断の行動は双蛇党としては頭の痛むところになったかもしれないが、私からすれば恩人は恩人だし、この血統の厄介ごとに巻き込んでしまった被害者でもある。
 逆さの塔あたりに赴き、クリスタルを「洗って」、フランク氏のエーテルを解放するのが現実的なところだろうか?



◆星1月28日◆
 考えを巡らせたところで簡単ではない。何しろ逆さの塔は……以前は座標転送術で入り込んだが、派手な術式を起動した上強制脱出の痕跡を残したことにより、なんらかの対個人防御陣でも組まれている可能性を否定できない。
 そこまでされるようなことかといえば、致し方ないことではあるので……なにか欺瞞するか、あるいは正規の手続きを踏むしかない。
 だがそれとて簡単ではないし。……地上から星海へのアクセスなどはもっと現実的ではない。
 やはり強行突入か……?



◆星1月29日◆
 オールド・シャーレアンに渡り知識を漁る手も考えたが、まずもって入国が難しそうだ。
 ひとまずこの件は保留ということにしよう。……フランク氏には悪いが、もう少し我慢してもらうことになりそうだ。



◆星1月30日◆
 治癒・防御魔法の流用で、広域への防御・治癒補助効果を展開する細剣用の術式を組み上げた。
 物理的なものには効果がかなり限定的だが、魔法的なものには有効なはずだ。
 魔術戦に特化した装備構成であるから、方向性は間違っていない。
 今後役立つときも来るだろう。



◆星1月31日◆
 今年の最初の月が終わろうとしている。
 これから何が起こるだろうか? 問題もあるが、楽しみもあるだろう。
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