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【星六月】使用感のある革手帳【11/30更新】

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(※ここから先、ロールプレイ的日記、つまり創作物があります。また、若干のネタバレを含むことがあります。ご注意ください)



◆星6月1日◆
 今日には戻る予定だったのだが、イシュガルドの復興工事にちょうど行き当たったため、それの支援をしてきた。
 今回は足場を組む作業で、木工師としての技術を生かせたといえる。
 なんでも大きな宿舎をつくるとのことで、次の作業予定が決まっているようだが、冒険者が集まるかどうか……
 可能なら私も参加しようとは思うが。
 ロスは巻き込まれないよう、私のカバンにしまっておいた。一応外を見えるようにしていたら、行き交う作業者をピエピエ鳴いて応援していたようだった。



◆星6月2日◆
 今期の復興作業は無事終了。商業区が完成したようだ。
 今後宝杖通りなどと連携し、蒼天街の物流を担ってゆくのだろうか?
 このあとはグリダニアを経由して戻り、ウルダハへ渡って、ゴールドソーサーの催しを見て戻ることにしよう。



◆星6月3日◆
 山を下りグリダニアへ。ロスもたっぷり雪遊びができてご満悦のようなので、問題なし。
 今日はひとまず止まり木にて休む。シエナの様子も気になるし、見ていこう。
 そういえば市街を見て回るときにロウェナ商会の商人が目に入った。
 販路拡大に熱心なことだ。ただ、あそこがトームストーンと引き換えに用意する装備類は駆け出しの冒険者にはありがたいものだろうから、いわゆるwin-winというやつだろう。



◆星6月4日◆
 シエナは元気そうで、最近また新たな治癒術を習得したとのことで何より。
 私は戦場に立ったり、そうでなかったりで必ずしも術式というものを「人を助ける」方向には使ってはいないが、彼女はそちらを目指すそうだ。
 いつか私と旅をしたいとも言っていた。その時にはあちこち、ロスと一緒に連れ歩くことにしよう。

 昼過ぎまでゆったりしたあと、飛空艇でウルダハへ。今日はここで泊まる。
 ロスが乾かないようにと思ったが、頭のしずくをたまに自分に伝わらせて湿り気を取り戻していたので、そんな器用なこともできるのかと感心した。



◆星6月5日◆
 呪術師ギルドと錬金術師ギルドに挨拶をし、しかるのちゴールドソーサーへ。
 大変賑やかでさまざまな遊具、催しものにロスは圧倒されたのか、すっかりはしゃいでしまって、カフ・ア・カーに体当たりしてみたり、マウントコレルに一緒に登ったりして過ごした。
 そうこうしていれば時間はあっという間だ。
 ウルダハへ戻り、砂時計亭で宿を取る。
 ロスはおみやげに一輪の花をもらってきていて、これも多分大事にしまうんだろう。

 保存術式を準備しておこう。



◆星6月6日◆
 テレポでシロガネへ戻り、ロスがもらってきた花に保存術式をかけてあげた。
 ロスはそれをさっそく宝物箱へしまったようだ。嬉しそうにピエピエ鳴いていた。

 この後はまた戦地へ向かってほしいとの要請が来ている。……あれだけ報告をしてもまだ足りないのだろうか?
 それとも、フランク・ミラー氏の失踪についての責を私に求めているのかもしれない。
 まあ、公開されても困る。今は言うとおりにしておこう。



◆星6月7日◆
 今日は戦地へ赴き、原生生物とそのシャードについての調査を行った。
 ロスは留守番。
 残留思念が薬品などをつくるのではないかという話が以前でたが、それにしてもそれを原生生物が持っているのも不思議ではある。
 一応説明としては、凝縮されたエーテルであるシャードを、そのエーテルにおびき寄せられた生物が拾得しているということだが……いや、まあ、誰かが持たせる意味もあるまい。
 精製できるものについては情報が集まっているので、これを提出しよう。

 ……しかしつくづく、このようなことを調べてどうするのか。気になるところだ。



◆星6月8日◆
 今日は魔導兵器から得られるクラスターを集め、いくらかをサンプルとして送った。
 動力源なのだろうか? レジスタンスもこれを希少品と交換してまで集めていることから、一定の価値はあるようだ。
 また戦果として持ち帰れば、重要な出撃に優先的に参加することもできる。
 この戦いは終わりが見えない。泥沼の様相を呈している。

 明日あたりは傷病兵の手当てに回ることにしよう。




◆星6月9日◆
 傷病(戦場は病も蔓延する)の手当てを行った。
 ほとんどはやはり、魔導兵器による銃創や切り傷、打撲など。こういうのは楽だ。単に癒せばよい。
 厄介なのはそういった傷を負いながらも戦い、雨や泥で悪くなった傷だ。
 こういった傷は内部に毒を抱えることが多いので、慎重に、汚れを落としながらの作業になる。……もちろん、最終的には私にかかった者はみな快復させた。

 問題なのは傷は傷でも、心に傷を負った者だ。戦は精神を摩耗させる。私などは冒険者……しかも仕事で協力している関係なのでまだ良いが(ロスと遊びにも行けるし)、実際に祖国のためと戦う人々はそう簡単ではない。
 そのあたりについて、画期的な解決策が模索されているという噂は聞いているが……実用化はいつになるのだろうか?



◆星6月10日◆
 活動報告を提出。返事待ち。
 もう充分、「兵を出すべきではない」ことは分かっただろう。
 とはいえ現地には私なりの興味もあるので、今後も戦地へ赴くことはそれなりにあるだろうが……



◆星6月11日◆
 返事が来た。これまでの活動をもって、情報としては充分。契約終了の内容だ。
 報酬は十分な量が送られる予定ではあるが、まあ……一方的な契約終了といえばそうだ。
 特に困るわけではないが(むしろ自分の時間を切り売りしていたのだから終わった方が自由に活動できるのも事実だ)、終始向こうは強硬な態度であったように思う。

 その手紙を読んでいたらロスが寄って来たので、そのほんのり湿ったまるい体を撫でてあげてみた。ロスはいつもまるい。私がそのように刈り込んでいるからだが……もしかしてちょっと変わった形に刈り込んでみたりとか。
 そんなことを考えたが、やはりロスはまるいのがいい。結構いい手触りで、会うとよくロスを撫でるシロ達の気持ちが少しわかった気がする。



◆星6月12日◆
 ドマ町人地へ物資支援を行った。
 南方ボズヤ戦線への往来中継地として使われることが増え、いくらかは外貨の獲得も成功しているようだ。
 実際、ここで手に入る米は美味しい。……炊くコツを掴めていないので、出店で炊かれたものを買うのだが。
 ロスにも少し分けてあげた。やけどしないように少し冷まして。
 粘りのある食品だが、問題なく食べることができたようだ。ピエピエ鳴いて喜んでいた。多分。

 チマキなる味付けのされた、笹か何かに包まれたにぎり飯を土産にし、シロガネへ帰還。
 軽く蒸せばできたての味になるというので、今そうしている。
 うまくいったらこれもロスに分けてあげよう。



◆星6月13日◆
 蒸籠という東方の調理器具が無いことに気づいたので、加温術式でチマキを温めた。存外おいしくできたので、ロスにもおすそわけだ。
 しばらく戦場の狂気から離れ、個人的な研究に着手する予定である。
 とはいえ以前のような危険なものではなく、快適に過ごすためのものとか、まあそういうところだ。

 ところでロスは成長したりするのだろうか? 剪定しているせいで大きくなれないとかだと、少し気の毒になってしまうし、判断に困るのだが……



◆星6月14日◆
 ロスもコロコロポックル……つまるところコロポックルの幼獣なのだから、成長するのは間違いないだろう。
 だがコロポックルの生態について私は詳しくなく、いつ、どの程度のスパンで成長していくのかが分からない。
 そして、成長しきったコロポックルをどこに収容するのかという問題もある。正直、それをするには我が家は手狭である。

 まあ今起きないことを考えても仕方がないのだが。
 それとは別に模様替えの案を出さなくては。



◆星6月15日◆
 とりあえずロスの成長はおいといて、部屋の模様替えについて考える。
 地下を主な生活空間としつつ、上階でもそれなりに過ごせる形にしたい……
 接客もそう多くはないし、いっそがらっと変えてしまうのも手かもしれない。



◆星6月16日◆
 クガネに医薬品や依頼されていた木製家具を納品。
 思えばなかなか長い付き合いである。
 古書店にも足を運び、いくらか本を購入した。
 そのうち読書会を再開できればよいのだが……どうも、その都合がなかなかつかない。ままならないものだ。



◆星6月17日◆
 そういえばダエグ=ティールはどうしているだろうか。
 あちらの世界では何か騒ぎがあったようで、それから会っていないため、彼女の安否も気になるところだ。
 近いうちにキャンディーでも持って訪ねてみることにしようか……



◆星6月18日◆
 ダエグ=ティールはいつもの調子であった。
 ロスをからかって遊び、持参したキャンディーで喜び、掴みどころのない態度をする。
 再現術式についての言及もあった。よもや、あそこまでできるとは思っていなかったとのことで、面白いものを見せてもらった、と。

 こちらとしてはああいうものはそうそうできるものではなく、興味本位に振り回されてはたまらないため、次はないかもしれない、と言ってはおいたが。おそらく見透かされていることだろう。
 また依頼があったら……そのときはその時だ。



◆星6月19日◆
 クリスタリウムに滞在中。せっかくなので、こちらでできる納品業務などを請け負い、資金の足しにすることにした。
 一部にバイカラージェムと交換する希少素材が必要だが、他の素材はほぼ自力で調達できる。
 そうしてできた薬水を納品する。歩留まりも悪くなく、また報酬もよい。
 しばらくはこれで稼がせてもらおう。
 資金は多い程、面倒が減る。無論、多すぎて問題になることもあるが。
 魔術というのは何かと入用なので、稼げるときに稼いでおきたいところだ。



◆星6月20日◆
 今日も納品作業に注力。
 ロスは作業を興味深げに見ているかと思いきや、通りがかった人に目を向けたり。
 ときどき走り回ったりするが、迷子にはならない賢明さはありがたい。

 あとは……衛兵団が何事か話したあとに敬礼らしきジェスチャーをしたのを見て、短い手で真似しようとしていた。
 まったくできていなかったが、まあ仕方のないことだろう。



◆星6月21日◆
 納品作業がひと段落した。
 こちらの危険度が分からなかったため控えていた、ロスの観光旅行を行おうかと思う。
 ロスはこのごろ……昨日のように、ひとの仕草を真似しようとすることがちょくちょくある。
 つまりは、様々な物事に興味を抱いていると思われるので、こちらの風景を見せてあげようと思うのだ。
 とはいえ、いくらかはすでに以前連れまわしている。
 が、まあ、バイカラージェム稼ぎも兼ねて仕事をしつつあちこち回るのは、悪い案ではないだろう。



◆星6月22日◆
 まずはレイクランドから回ることにした。
 衛兵団に襲い掛かる紫葉団を鎮圧したり、城跡のアンデッドを討伐したり。
 それに北部では竜とも戦った。
 一通り回ったのち、サレン郷で休憩。
 ロスはといえば、この地域独特の紫の葉がまだついている枝を手に入れたようで、手に持ってぶんぶん振っていた。
 そして最後には自分のしずくを使ってやはり綺麗にし……どういう仕組みだか分からないが、ごそごそとどこかに仕舞った。

 なにかこう、収容魔法みたいな疑似魔法現象を操れるのかもしれない。
 体に押し込める大きさではないし……ロスとはそこそこの付き合いになるが、まだ謎は尽きない。



◆星6月23日◆
 今日はラケティカ大森林へ。やることは同じだ。厄介ごとを解決しながら観光する。
 割れた宝卵付近の池がロス的には気に入ったようで、しばらく浮かんで遊んでいた。投げ込み遊びもした。

 西部を一通り回ったのち、夜の民のもとで場所を借り野営。この場所ではまだ、ロスのお気に入りアイテムは見つかっていないようだ。



◆星6月24日◆
 今日はラケティカ大森林の東部を回った。
 弓音のミャルナとともに巡回をしたり、野営をしたりして過ごしたのだ。
 彼女とは面識があったためことはスムーズにすすみ、大物の討伐にも成功。
 さて、明日にはロンカの遺跡を見せてもらうことはできるだろうか……
 ひとまずスリザーバウへ戻り、今日の活動を終えることとする。



◆星6月25日◆
 ロンカの遺跡を見せてもらった……とはいえ、外観のみで、なおかつ見張りつきだったが。
 アラグの遺構とも異なるなんとも不思議なものだった。
 4つある構造物はギラバニアで見かけたものの縮小版に見えなくもなく、それだけでなくモニュメントすべてに意味があるのだとか。

 ”闇の戦士”はその謎を解き、ロンカ遺跡の内部へと進んだといわれている。
 ロスが小さなオレンジ色の欠片を見つけ、ピエピエ鳴いていたので……尋ねてみたところ、それもまためぐり合わせかもしれないということで、持ち帰りを許可された。
 その目の前でしずくを使いピカピカにしたため、少し驚かれたが。……ロンカの蛇神のような不思議な力だとかなんだとか。その蛇神というものを私は知らないが、何やら霊験あらたかな存在のようである。

 ファノヴの里で部屋を貸してもらえたので、今日はここで休むことにする。
 明日は礼も兼ねて、巡察などに協力することにしよう。



◆星6月26日◆
 ミャルナと同行し、大物を長い追跡・追撃ののち仕留めることに成功した。
 生態系を乱しかねない存在だったようで、よく似た個体は以前も倒したことがある。おそらく、過剰に成長した個体が時折現れるのだろう。

 その後矢の補充を手伝ったり、野営したりしてから里に戻った。
 ここは森の生活を思い出して少し落ち着く……いやまあ、私自身の思い出は割と過酷だが。
 ”彼女”が見たら何か思うのだろうか。



◆星6月27日◆
 さて、野営も続き物資も減って来たのでクリスタリウムへ帰還。
 レイクランドもラケティカ大森林も水には事欠かないため、身綺麗にはできたが、食料などはどうしようもない。

 ……身綺麗。そういった術式をつくれないものか?
 もし実現すれば、遠征や、そうでなくても汚れが原因の病などを防ぐことができる。
 一考の価値はありそうだ……



◆星6月28日◆
 今日はレイクランド、サレン郷に赴き、素材の収集を行った。
 ライムバジルがロスとしては気に入ったようで、しずくできれいにしてやはりどこかへしまっていた。……その後のロスからはライムバジルの香りがほのかに漂っていたのは秘密だ。

 サレン郷はおだやかなところで、人々がのびのびと過ごし、釣りをしたり外で語らったりしていた。
 私も許可を得て飛行椅子でくつろいでいたところ、ダエグ=ティールの声が聞こえてきた。
 ……どうやら用事があるらしい。明日はイル・メグへ出向くことにしよう。



◆星6月29日◆
 ダエグ=ティールからの用事は、最近あったノルヴラントでの動乱のことだった。
 そう、追体験の話である。
 ”闇の戦士”が直面した大きな戦い。多数の人がそれを助け、相対するは異世界からの来訪者達。……”光の戦士”の思念だったという。
 最近あったことであるから、思念も濃く、負担はかからないだろう。……だがどうだろう。ダエグ=ティールは何が目的なのだろう?

 知るだけなら、彼女はどうやらその場でかかわったらしいので関係ないはずだ。
 ホルミンスターは……反応が見たかったという理由も頷ける。
 それほどに凄惨なものだったのだろうか。
 我々の反応を見て何になるのか。

 ともかく、今回も飴玉のような「欠片」を手渡された。
 いつ実行するかはこちら任せらしい。また、実行すればすぐにわかるとも。

 考慮はしておこう。この地のことを知ることには意味がある。
 だが、彼女のペースに流されないようにも気を付けなければならないだろう。



◆星6月30日◆
 リダ・ラーンのものはむやみに持ち出すと厄介なことになりかねないので、ロスにはものを拾わないように言って観光だけ行った。
 花侯爵になんだか惹かれたようで、ピエピエ鳴いてなにか呼びかけているようだった。
 それだけでなく、草人にも同じように呼びかけていた。……感ずるものがあったのだろうか。

 ヴォレクドルフ、プラ・エンニ茸窟にも挨拶をし、それぞれ簡単な差し入れもしておいた。やはり最初に降り立った地、言語を習得した地として思い出深いものがある。

 それが終わり、本来はもっと観光する予定だったが、ダエグ=ティールから預かった”欠片”を調べるために一旦戻ることにした。
 今日はクリスタリウムで夜を明かし、朝に戻るつもりだ。
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