どうも!
釣り人改め調理師更に改め革細工職人見習いのharugaoでっす!
ハウジングのことを考えると楽しみで楽しみで。
みんなのために家具職人になっちゃおうかなー!なんてね!考えている訳です!
え?なんで木工じゃなくて革細工なのかって?
やだなぁー他意は無いんですよー。せっかく作るならオシャレな感じにしたいじゃないですか!
……
「ーーここか」
手紙に書いてあった通りに道を辿り、冒険者はその家へと辿り着いた。
うっそうと茂った妖しく光る紫色の花々、開けることを躊躇われる禍々しき扉。裏庭から覗くのは悪魔を象った石像。その後ろは…井戸か?何かが吊るされている様にも見える。
恐る恐る門を開くと、そこには不安を煽るほどに広いリビングが広がっていた。
想像していたものと全てが違う。
当然であろう、彼は『アットホームなFCがここにある』と聞いてこの家にやってきたのだ。
人の気配はない。建てたばかりだというこの家には、革のブーツの様な変わった匂いがかすかにしている。
リビングは殺風景で、おそらく来客用であろう、ソファが2つに簡素なテーブルが一つ。
そのソファに冒険者は見覚えのある気がしたが、思い出すことは出来ないでいた。
何、様相は一見変わってはいるものの、これがマスターの趣向なのかもしれない。
冒険者は思い切ってソファに腰掛けて待つことにし、今までの冒険を少し思い返していた。
ウルダハに初めて降り立ったあの日からもう数ヶ月が過ぎようとしている。
剣一本での旅。もちろん連れ添いなど居ようはずもない。
クイックサンドのモモディに言い寄りはしたものの素っ気なく追い返されたのはつい先日の事だ。
冒険者は孤独な旅に少し疲れていた。
目を瞑ると、心地よい睡魔がやってくる。いいソファだ。
気付かないうちに冒険者は眠ってしまっていた。
飛空挺に乗りグリダニア、リムサ・ロミンサを周り各国の演説を聞いたこと。不滅隊に入隊したこと。蛮神イフリートとの戦い、トトラクの千獄、ハウケタ御用邸…
冒険者は目を覚ました。そう、このソファは紛れも無い、ハウケタ御用邸に置いてあったものだ。
なぜそのソファがここにある?
未だ待ち人は現れない。とっくに約束の時間は過ぎている。
冒険者は立ち上がり、一旦外に出る事にした。
が、体が思うように動かない。
頭は冴えており、視界もこの家自体が暗いことを除けば開けている。金縛りか?
いや、今まででこんな事は無かったし、眠ったと言ってもせいぜい5分程度のものだ。
何かがおかしい。
五感は全て冴えている。視覚、聴覚、触覚、味覚…は不明だが、嗅覚も完全に生きている。
もう一つ気になる事が冒険者にはあった。
家に入ったばかりの時には強く感じなかったこの家にある独特の匂い。それは今鼻をつん裂くような臭いとなって冒険者の嗅覚を刺激している。
そう、例えるなら、
使い古したブーツの匂い。
視覚は生きている。
意識を失いそうになりながら冒険者は天井を見上げる。
そこにそれは存在した。
…続く!!!