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Vein Badack

Of Virtuous Deeds

Gungnir (Elemental)

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レッドキャップ

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〈すまない、少し良いか?〉

俺が低地ドラヴァニアで採集作業をしていると、後ろから独特だが流暢(りゅうちょう)な標準語が聞こえてきた。
振り向くと、そこには赤いマスクを被ったゴブリン族が一人立っていたのだが、その雰囲気に思わず身構えそうになった。
下手をしたらこちらが狩られる。そんな雰囲気がしたのだ。

〈失礼。争う気は無い。ただ、イディルシャイアはあの長い四角の建物の先で良かっただろうか?〉

そう言うと、彼はイディルシャイアの方を指差したので、俺は静かに頷いた。
すると、そのゴブリンはリンクシェルを取り出し、聞き慣れないゴブリン族独特の言葉で話し始めた。恐らく仲間と話しているのだろう。

〈感謝する。では、我はこれで失礼する〉

異様な雰囲気を漂わせながら、彼はその場をゆっくりと立ち去った。

それから後日ー

少しの用でイディルシャイアに立ち寄ると、そこに住んでいたゴブリン族達全員が物凄い勢いで震えていた。
仕事すらままならないレベルだった。
一体何が有ったのかと尋ねると、その要因でもある存在『達』が姿を現した。

〈おや、先日の。あの時はありがとう〉

あの赤いマスクをしたゴブリン族だった。
それを聞いた複数のイディルシャイアのゴブリン族がこちらを見て、聞き慣れないゴブリン達の言葉で話し始めた。
いや、喚き出した。
何人も騒ぐので耳を塞いでいたが、その時赤マスクのゴブリンが

〈黙れ。〉

地を踏み締めるような声を発し、その場にいたゴブリン達だけでなく、人間達をすくみ上がらせ、冒険者達を身構えさせた。

ーやはり只者じゃない。

俺はそう思った。

後で話を聞くと、彼らは『レッドキャップ』と言い、各地を転戦しては徹底的に敵を叩きのめし、戦利品を鹵獲(ろかく)して売り捌いている『凶悪集団』(イディルシャイアのゴブリン達曰く)で、その存在は一部しか知られておらず、半ば噂話レベルだった。
だが、こうしてその集団が現れた事により、誰もが狂乱状態に陥ったのだと言う。
まあ、実際のレッドキャップは礼節を持ってこちらに接するのが大半で、余計な悪事を働く様には思えなかった。
これからどこに行くのかと尋ねると、彼等はしばらく『北』に行くとだけ言った。
『北』…と聞いて、なんとなく察した。
武運を祈ると言うと、〈そちらの武運も祈ろう〉と言い、彼等は荷物を持ち、イディルシャイアを後にした。
しかしあの雰囲気…下手をしたらこちらがやられていた。
敵としてまみえたら、勝てるかどうかが、分からないな…
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