6年近く続けた零式を辞めた。
今の零式は昔と比べてどうとか、主語の大きい話をしたいわけでもなく
何か警鐘を鳴らしたいわけでもない。
ただ自分にとって6年はとても長く、辞める決断を下すのにかなり悩んだ。
その決断を自分の中できちんと整理し、記録しておきたいと思う。
なのでこれはいちヒカセンの感傷的な回想録です。
嫌なら辞めろ、辞めるなら黙って辞めろはド正論だと思うので、これ以降は読まなくて大丈夫。
零式を始めた理由は、実装されている極をクリアして、倒すボスが他にいなかったから。
辞めた理由はいろいろあるけど、1番は娯楽とするには楽しさより辛さが勝ってきたから。
▫️辞めた理由1
まずジョブ自体がつまらなくなった。
自分のメインジョブは最初触ってた頃と今とでは全く違うものになっている。
(どのジョブかはご想像にお任せします)
メインジョブが悲惨な調整の時は同ロールの別ジョブで零式に挑んだこともあった。
新鮮で楽しかったが、やはりメインジョブのほうが好きだなという感想だった。
だがメインジョブは自分が好きだった頃の面影はない。
1番辛かったのは調整によってジョブ人口が増え、そのリワークが「ゲームとして正解」だった事だ。
自分の好きな要素は「失敗」だったらしい。
個人的には今の調整はどのジョブも簡易化が進みつまらなくなったと感じる。
ただこの調整のおかげで人口が増えているらしいので、やはり自分の好きな部分は全て失敗だったんだろう。
▫️辞めた理由2
単純に零式の難易度が昔と比べて上がっている。そのために処理法は複雑化し、攻略期間は膨れ上がった。
それを楽しいとは感じず、ただ辛さが増した。
自分は紅蓮以降しかやってないので、蒼天バハは分からない。
紅蓮時代はジョブ格差が酷いとは感じたが、零式の難易度自体は今ほどではなかった(と思っている)
漆黒の零式は手応えがあるなと感じた。この辺から楽しさと辛さが半々になってきた。
暁月からは正直、さっさとクリアして終わらせたい、消化も面倒だとしか思えなかった。
年齢による衰えがあると思うが、娯楽とするには今の零式は自分にとって重すぎた。
零式はそういうものだはいえ、1層から誰かの1ミスで全体ワイプは心に来る。
昔はこの難易度を楽しんでいたはずだが、今は神経すり減らしてクリアしたところで達成感より徒労感の方が強く、なぜ嫌々ゲームをしているんだろうと自問していた。
少なくとも仕事の帰路で「今日は帰ったら零式やるぞー楽しみだー!」と思った記憶はない
▫️辞めた理由3
絶があまりにも面白かった。
零式と比べて難易度は高いので、前述の理由と矛盾しているのだが、なぜか絶は最高に楽しいと感じた。
ここは何故そう感じるのかは自分で具現化できていない。
(それを理解したくてこの回想録を書いている)
零式に比べてギミックの完成度が高いと思うが、絶にもクソギミックはあるから関係なさそう。
クリア後に2ヶ月の消化がついて回らないのが精神的に良いのかも。
理由はともかく、絶が面白すぎたせいで零式に比較対象ができてしまった。
なおさら零式をやることが億劫になってしまった。
煉獄で辞めると決意してからも固定募集を眺めたり、天獄が実装されてからはやりもしないのに新式禁断して予習してみたり。未練しかない。
だがもはや自分にとって零式は娯楽ではなく、つまらない仕事になってしまっていた。
最近とあるツイートを見かけたのだが、
「今の零式の難易度に文句を言っている人は、もはや零式のターゲット層でないことを自覚したほうがいい」
といった内容。
(うろ覚えですみません)
まさにこの通りだと思う。
失敗作のジョブが好きで、現状の難易度を辛いと感じる自分は、今の零式のターゲット層では無いんだろう。
6年もやり続ければもはや習慣だったが、今後は制限解除でしか行かないと思う
長々と書いたがいちヒカセンの下らない回想録でした。
数えきれないほどのフレンドにも恵まれたので、やって良かったと思っている。