※ 漆黒編のネタバレ注意
今宵も訪れし漆黒タイム。良い子も悪い子もしっかり見ておくんだよ・・・。
では、行って参ります。オルシュファン卿。
・・・何だか、胸騒ぎがするねぇ・・・。
前回でついにヴァウスリーを追い詰めた。
お前の野望も、罪喰いとの戦いもこれで終わりだ!!
ふふ、大したことはないな。
所詮はその程・・・!?
これは・・・
どういうことだ。てか誰だお前ええええええ!!!???いや構わん、討てえええええ!!!中々に強敵だったぞ・・・色んな意味で・・・。
だが、これで終わったのだ!!・・・罪喰い混じりなのは生まれつき・・・か。
今楽にしてやる・・・。
哀れな混ざり子よ・・・。
これで、ようやく・・・
全ての夜を、取り戻せたね。長いようで短い旅路。
様々な出会い、別れ、衝突、再会。
本当に色々あったなぁ。
これで、この美しい世界もゆっくり見て回れる・・・。
水晶公の願いも叶うといいな・・・。
!?
これは・・・ヴァウスリーの過去か・・・。
そして御父上・・・。
自分なりに民を護ろうとしてたのね・・・。
これは・・・あいつだな。
ということは、やはり・・・。
今のヴァウスリーを造り出したのもエメトセルク・・・か。
ヴァウスリーの凶行の数々は許せるものではないにせよ・・・。
舞台上の役者は与えられた役割を演じる他に道は無いということなのか。
哀れな・・・。
う・・・これは!?やはり・・・もう・・・。
そうだ・・・ウリエンジェの策とやらは・・・。
頼む・・・!
!!
そんな・・・。
・・・!!
その声は・・・。
水晶、公・・・?
それが・・・本性・・・?
いや・・・これは・・・。
違う、きっと・・・違うんだ・・・。
ウリエンジェは・・・知っていたのか・・・。
・・・なんで・・・。
・・・。
待て・・・待ってくれ・・・!
行かないでくれ・・・!
忘れてなど・・・いなかったさ・・・。
お前の顔も・・・名前だって・・・!
・・・逝くな!
グ・ラハ・ティア!!!逝くなあああああああああ!!!!!・・・!!??・・・・・・・・・。・・・エメトセルク、か・・・。
そうか、まだ息はあるんだな・・・良かった・・・。
くっ・・・・・・。
まあ、結局はそんなところだろうな・・・。
仮にそれが成功していたとして、何をさせるつもりだったのか・・・。
そ・・・んな・・・。
・・・・・・・・・!
・・・・・・。
水晶公を・・・連れて行く気か・・・。
ふふ・・・本当に・・・哀れな役者・・・。
舞台上で踊らされていたのは・・・私も同じ・・・。皆に限ってそんなことは・・・。
そんなことは・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・!!
夢・・・?ではないな・・・。
あの後、リーンの応急処置により一旦光の暴走は収まっていると。
ただ、それだけ・・・。
受け止めなくては・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
私は・・・。
これまで・・・。
何のために・・・。
そう・・・させてもらうとしよう・・・。
ありがとう・・・アルバート・・・。
今日は・・・ここまでじゃ・・・。
パタン。
言葉が見つかりません。何でしょうね。
そう、虚無ですね、これ。
涙すら出ませんとも。
感情が迷子です。
「我らは己が運命の作者だ
神の恩寵を失うことさえ、曲に乗せてしまおう
舞台上で最も哀れな役者とも言える
この抗いが、我らを今際へと追いやるのだから」漆黒のヴィランズの主題歌、「Shadowbringers」のサビの部分の歌詞の和訳です。
なぜかこればかり浮かんできます。
理由はよく分かりませんけどね。
でも、このまま立ち止まる訳にも行かない。
突っ走る。
前回次回