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Togane Amayoi

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【咎音ちゃん日記】第8記「フリーカンパニー【スタイルカウンシル】の日常/前編」【FF14二次小説】

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■あらすじ
フリーカンパニー【スタイルカウンシル】の日常をトガネちゃん視点で綴った日記、前編。

▼この作品はBlog【逆断の牢】、ロードストーンの二ヶ所で多重投稿されております。
Blog【逆断の牢】https://sakatatsunorou.blogspot.com/2019/12/ff14_13.html



 フリーカンパニー【スタイルカウンシル】。
 私ことトガネと、ツトミちゃん、ケーズ君、そしてタツの四人で新規結成したフリーカンパニー。
 皆で集まって、のんびり過ごそう! と言う、フリーカンパニーとしては、志はあんまり高くなかったかも知れないけれど。
 一人、また一人と加入者が増えて、今では七人……いや、他のフリーカンパニーと兼業している子も含めれば、もう八人に……つまり、結成時の倍の人数にまで増えた。
 まだフリーカンパニー発足から一ヶ月も経たずに、フリーカンパニー専用のハウスが、リムサ・ロミンサ近郊のミスト・ヴィレッジの小高い丘に建築され、飛空艇と潜水艦を保有し、グランドカンパニー黒渦団とは盟友の仲にまで友好関係が築かれる始末。
 私ことトガネは、そんなフリーカンパニーのサブマスター……もとい、“姐さん”と言う階級で、この劇的な成果及び進化を遂げているフリーカンパニーの記録を、ふんわりと付けている。
 それは記録と呼ぶには、あまりに私感が入り過ぎているかも知れない。固より、門外不出の日記みたいなものだから、それはそれで良いとは思うのだけれど。
 思えば、今まで結成何日目に何々を達成、何日目にこれこれが完成、と言った具合に、フリーカンパニー上に蓄積されるであろうデータを書き留めるだけで、メンバーに焦点を当てる事は無かったと気づき、今日はこの辺を気ままに書き留めてみようと思う。
 まず始めに、この文章はエオルゼアタイム八時過ぎに綴られたものであり、つまり私ことトガネがカンパニーハウスである、広域指定冒険団つとみ組の事務所地下の布団からもそもそと起きてきて、寝惚け眼で頑張って書き留めたものになる。
 布団には今現在、ツトミちゃん、アルメルさん、シエンさんの姿が見受けられる。皆、ぐっすりである。
 この場にいないケーズ君、タツ、ルクリちゃん、ジュンさんは活動中と言う事だ。
 まずは事務所一階に在るロビーに向かい、朝の簡単な掃除から。大体夜勤のシエンさんが寝る前に掃き掃除をしてくれているので、いつもピカピカだったりする。よそのフリーカンパニーと兼業で勤めてくれている働き者なので、スタイルカウンシルとしては有難みの極みで且つ、大助かりだ。
「うむ、今日も綺麗に片付いているな。朝日が反射する程の清潔さは、実に清々しい」
「あっ、ジュンさん! おっかえりなさーい!」
「うむ、ただいま戻ったぞ」
 掃除を終える頃に、朝日を背負ってジュンさんがお帰りになった。
 ジュンさんは夜遅くから朝方に掛けて活動する冒険者で、私が行けないような高難度なダンジョンに馳せ参じている。
 ポンポン、と私の頭を撫でると、「では私も床に就くとする。トガ君も程々にな」とウィンクを飛ばし、階下に向かって下りて行った。
「おっやすみなさーい!」フリフリと手を振って見送ると、丁度入れ違いのタイミングで扉が開き、タツとルクリちゃんが顔を出した。
「おはようトガネ」「おはようございます、ですわ! トガネさん」
 軽く手を挙げて挨拶するタツと、深々と頭を下げて挨拶をするルクリちゃん。
 二人は駆け出しの冒険者で、まだまだクエストなども受けられない代わりに、事務所の雑務をお願いしている。
 確か……昨夜寝る前に、早起き出来たら事務所周りの草むしりをお願いね♪ と、ツトミちゃんに依頼されていたから、その帰りなのだろう。ラフな格好で良い汗を掻いている様子が窺える。
「ジュンさん……はたぶん外で済ましてるかな? 取り敢えず二人は朝ご飯にしよっか。私もまだだし」掃除用具を片付けながら、私はトントンと腰を叩いて背筋を伸ばした。「昨日の夕食の余りのカウルケニンがまだ残ってるし、クロザスカロットとポポトが冷蔵庫に有った筈だから、混ぜ合わせてトガネちゃん特製ストーンスープにして温まろう!」
「頼む」「あら、いいですわね? でもそれだけではお腹が膨れませんわ!」「ルクリは成長期だからな、俺の分のストーンスープも譲ろう」「いや、だから、スープだけでは腹が膨れないと申していましてよ!?」
「えぇと、じゃあルクリちゃんにはウォルナットブレッドも付けるね! それと、タツもしっかりご飯を取らなきゃダメだぞう? 冒険者たるもの、食事にも気を遣わなきゃ!」
「む、心得た」「わ、分かれば良いのですわっ」
 二人の初々しい反応を確認して頷くと、私は厨房に向かい、鍋に残っていたカウルケニンの中に、刻んだクルザスカロットとポポトを落とし、食塩を小さじ一杯分くらい塗すと、中火でコトコト煮込む。その間に作り置きしてあったウォルナットブレッドを切り分けていく。
 出来上がったトガネちゃん印のストーンスープとウォルナットブレッドを囲炉裏まで運ぶ最中、ジュンさんが布団に入ろうとしているのを見かねて、「あっ、ジュンさんもご飯、どう? それとも食べてきた?」と慌てて声を掛けた。
「ん? あぁ、頂こう」布団からすっくと出てくると、囲炉裏の前にやってくるジュンさん。
 そこでタツとルクリちゃんも集まり、四人で朝食会と相成った。
「温まるな」「温まりますわぁ……」「あぁ、身に染みるな」
 銘々に特製ストーンスープの感想を漏らしてるのを、私は満悦の表情で聞きながら、同じように啜る。
「う~ん♪ ぬくぬくするぅ♪」
 簡素な食事が終わると、ジュンさんは寝床に入り、タツとルクリちゃんには簡単な納品依頼を幾つかお願いして、アルメルさんとツトミちゃんを起こしに掛かる。
「アルメルさーん、朝だよー。ツトミちゃーん、あーさーだーよー」
 ジュンさんと、夜勤明けのシエンさんを起こさないように、アルメルさんとツトミちゃんの耳元で囁き、ゆっさゆっさと体を揺り動かす。
「むにゃ~もう飲めないにゃぁ~」「むぅ~あと五分だけぇ~」
 アルメルさんがマタタビ酒臭い声で、ツトミちゃんが意識が半分飛んだ声で、それぞれにむにゃむにゃと寝言を返してくれた。
 その後、もそもそと起きてきたアルメルさんとツトミちゃんが、ぼんやりした様子で私を見つめている。
「……おはにゃー」「……おはよー」
「おっはようございまーす!」と、小声で返す。
「にゅぁ~……怠いにゃ……頭痛いにゃぁ……」もぞもぞとコタツの中に入っていくアルメルさん。
「……えぇと、トガネちゃん、朝ご飯まだぁ……?」もぞもぞとコタツの中に入っていくツトミちゃん。
「今日は特製ストーンスープとウォルナットブレッドだよう。モリモリ食べて、今日も張り切っていこー!」コタツの上に二人分の食事をトントン、と用意していく。
「んにゃぁ~……やる気が湧かにゃい……」もそもそとウォルナットブレッドを齧り始めるアルメルさん。「マタタビ酒が切れたにゃ……へにゃぁ……」
「わたしもわたしも~今日はお休みにしよ~冬期休暇って奴!」ずびずびとストーンスープを啜り始めるツトミちゃん。
「名案にゃ……今日は一日コタツにインする日にするにゃ……」
「でしょでしょ? と言う訳でトガネちゃん、今日の業務はお休みと言う事で!」
「だめです」ビシッと顔の前でバッテンを作るよ。
「……だめにゃ?」「……だめぇ?」ウルウルした眼差しでアルメルさんとツトミちゃんが見つめてくる。
「だめです」心を鬼にして更に顔の前でバッテンを強調するよ。
「……マタタビ酒は?」「……お小遣いは?」ウルウルした眼差しでアルメルさんとツトミちゃんが見つめてくる。
「……」「……」「……」
「……ちょっとだけですよ?」
 その後、アルメルさんは突然ハイテンションに戻ってクエストに出掛け、ツトミちゃんは楽しそうにクラフターの依頼を受けにリムサ・ロミンサに旅立っていきました。
 私はと言えば、丁度入れ違いで起きてきたシエンさんと一緒に、のんびり洗濯を開始。
「今日は良いお洗濯日和ですね」フリーカンパニーのメンバーの衣服や布団、シーツを干しながら、シエンさんがふんわりと呟いたのが聞こえた。「折角なのでお風呂掃除も今の内にしちゃいましょうか?」
「最近晴れ間無かったからねぇ」洗濯籠を置いて、腰を伸ばす。「うん、しちゃおうしちゃおう! 二人でやったらすぐ終わるだろうし!」
「ですね♪ ではお掃除の準備してきますね」
 パタパタと事務所に戻っていくシエンさんを見送ると、「ただいまーっす!」と元気溌剌なケーズ君の咆哮が聞こえてきた。
 事務所の門の前にテレポで帰ってきたケーズ君が、魚の入った籠を背負った姿で見受けられた。
「おっかえりなさーい! 朝から姿が見えないと思ってたけど、また釣りに出掛けてたのかい?」
「ヌシ釣りに行ってました!」ビシッと敬礼を返すケーズ君。「小物しか釣れなかったので、冷蔵庫に詰め込んでおきまっす!」
「冷蔵庫、空き有るかな……」と考え込んでる間にもケーズ君は事務所に入ってしまうし、入れ違いでシエンさんが掃除道具を持って戻ってきた。
「ケーズさん、大量の魚を冷蔵庫に詰め込んでますけど、今夜は魚のフルコースですか……?」ことん、と小首を傾げるシエンさん。
「そうだね……皆にモリモリ食べて貰わないと、冷蔵庫に何も入らなくなりそうだ……」苦笑を交えながら頷くと、「よし、じゃあ掃除始めちゃおっか」と掃除用具を手に取り、露天風呂へ向かうのだった。

 これがお昼までの出来事。一旦筆を擱いて、次はお昼ご飯の辺りからの日記を書き留めるとしよう。

◇◆◇◆◇>>><<<◇◆◇◆◇

【後書】
 広域指定冒険団つとみ組こと、フリーカンパニー【スタイルカウンシル】の構成員こと、メンバーも増えて参りましたし! 結成一ヶ月も経ってないのに拡充速度が尋常じゃない! と言う事で、ふんわり日常系のメンバー紹介系掌編を綴ろうとしたら前後編になりましたって奴です!w
 メンバー自体は前編で全員登場しておりまする。こんな感じの八人で、ふんわり過ごしているのがFC【スタカン】です。メンバーさん個々人に「どんな設定の子にしたい?」みたいな質問をしましたので、たたたたぶん苦情は無いと信じておりまするw
 後編の投稿は…頑張って日曜までに…無理なら来週中かなぁ~(ふわふわ~)。それはそれとして、小説以外の咎音ちゃん日記も綴りたいのでね、予定は未定って奴さ!(ニコーッ!)
 そんなこったで次回もお楽しみに~♪
Comments (2)

Cien Tanya

Fenrir (Gaia)

トガネさん、こんばんわ(*^^*)

あはw今朝寝起きと同時に質問受けたから
ボーッとしながら、答えちゃったけど楽しかったです🤗
後編も楽しみですね(≧∇≦)b

Togane Amayoi

Fenrir (Gaia)

>Cien Tanyaさん

シエンさんこんばんわー!(≧◇≦)

質疑応答にお付き合い頂きまして有り難う御座いました~!┗(^ω^)┛
ちゃんとシエンさんの応答内容に準じているか若干不安でしたが、大丈夫だったようですね…!wε-(´∀`*)ホッ
後編もぜひぜひお楽しみに~♪( ´∀`)bグッ!
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