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【天体観測】太陽と月に思見て

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★漆黒5.0メインシナリオの核心に関連する考察があります。
 未到達の方はネタバレにご注意ください。



大変お久しぶりでございます。
メインで動いているほうで、ひたすら漆黒の地形を舐めるように探検しておりました。
海溝、実に熱い。

さて本日は、今までの戦事について論考ごっことは毛色が違うのですが、
天体についてどうしても気になることがあり、検証用にいくつか記録を取っておりました。

が、如何せん天文学は門外漢なので調べても調べても、どうにも取っ散らかっていけません。
とりあえずぐだぐだ書きながら疑問をまとめていきたいと思います。



■大前提


太陽も月も、東から登り、南の中天を経て、やがて西へ沈んでいきます。
全くもって、実に自然です。
少なくとも現生地球の我々にとっては。

このエオルゼアを擁するアルデナード小大陸の地形が、
なんだか地中海がつぶれて干上がったヨーロッパ大陸+アフリカ大陸にも似ていることから、
惑星ハイデリンは地殻変動によって大陸が変形していった地球の未来の姿、
あるいは地球を模した惑星なのではないかと、常々考えておりました。
それならば、天体の運行が地球準拠でもおかしくはあるまい、と。


しかしある時、シャキ待ちにぼんやりと夜空を眺めていて、ふと気が付いたことがありました。
「なんか星座、全然変わってなくね?」と。


地球であれば、太陽を中心に公転運動でぐるぐると一年かけて廻っているので、
夏の夜に見えた星空と、冬の夜の星空は、違う星座が見えるのは周知のことと思います。
もちろん夏と冬では太陽を挟んで反対側をめぐっているので、
夏の大三角形は冬の夜には見えませんし、冬の大三角形は夏の夜には見えません。
惑星ハイデリンも、そのはずだろうと思っていました。

しかし、うっかり忘れがちですが、この惑星ハイデリンの世界では【巡る季節が体感できない】。
プレイヤーのシナリオ体験を左右させないように、あえて時間経過をぼやかすためかもしれませんが、
地球時間に即したシーズナルイベントはあっても、
エオルゼアでの経過時間に即した季節が感じられないないのです。

かといって暦がないわけでなく、星1月1日から始まり霊6月32日に終わる暦もありますが、
少なくともゲーム内の時間軸に「今日は何月何日」という確定的な日付は指定されていません。

そして地球ならば夏と冬には日の出と日没の時間に差があるはずが、
まるでずっと春分か秋分のように、ハイデリンの太陽は一定の時間に東から登って西に沈んで行きます。
観測地域によって遮蔽物があるので、真東真西にずれがあるかどうかは定かではないのですが、
クルザス中央高地と南ザナラーンで観測した限りでは全く同じタイミングでした。


では惑星ハイデリンはどのような惑星運動をしているのか。
いや、もしかして自転どころか公転もないのではないか。
……さぁ、早速こんがらかって参りました!


「それがゲームの設定だから」「システム作るのが大変だから」というメタ的お約束だけでは済まさず、
しっかりと筋道とケジメをつけるのが14の開発チーム世界設定班だろうと勝手に信奉しておりますので、
きっと何かがあるはずだ、と暇にかこつけて、とりあえず星空の観測から始めました。



■星空観察:公転による星座の変化で季節は存在しているか検証


観測地点は、星が観測しやすいように、晴れやすい南ザナラーン砂漠地帯、
何にも邪魔されず、南の天を臨みやすいアマルジャ陣営の高台に陣取りました。
安定した観測条件を極力満たすために、天文台の建設地を選ぶ悩ましさがしのばれます。

観測ポイントを固定するため、あちこち動くメインではなく、ある程度育ったサブキャラを使い、
ログインしたらそのままカメラを主観に変更、カメラ視野をまっすぐ上まで向け、
観測終了したらそのまま動かないように、その場でログアウトを徹底します。

こうして位置を決めたら、ほぼ毎日同じくらいの時間帯(地球時間0時~1時)に、
エオルゼア時間(ET)で夜中0時の南の空を観測します。
厳密にETで日数を計算して規則的に観測するほうが正確なデータがとれますが、
地球時間(LT)とのずれが発生するので、実生活に支障をきたさないゆるい方法をとります。
妥協だいじ。

LT2020年2月12日の午前0時20分ころ、ET0時00分より開始し、
LT2020年2月17日の午前0時30分ころ、ET0時00分まで、まず6日分を観測しました。
途中2月16日はET23時59分まで曇りだったため、雲が晴れてきたET0時01分に観測しています。
以上で観測期間は、エオルゼアでおよそ3か月強が経過した計算になるかと思います。

この暦も現在我々が使用する太陽暦からすると変則的に感じますが、
何かが基点となっているはずなので、これも明らかにしていきたいところです。


さて、理科の授業で年周運動として習ったこともあるかと思いますが、
毎日毎日自転でぐるぐるしながらも、地球が太陽の周囲を廻るコースをその分進んでいくと、
見える星の配置が1ヶ月で30度ずつずれていく計算になっています。

この年周運動が惑星ハイデリンにも存在していた場合、ET3か月も経過していれば、
現生地球と全く同間隔ではないにしても、星の位置がずれていくと考えられました。

グリッド線を参考に設置して見比べてみましょう。





えー、ほぼほぼずれてねえっぺな。


素人の観測でずれが生じたにしては、あまりにも誤差すぎる。
もしもこれが、誰がいつ観測しても同じ結果である場合、
果たして惑星ハイデリンは公転しているといえるのでしょうか。

公転運動が観測できない今、エオルゼアでは何を基準として一年の暦を作成しているのでしょうか。
それはもしかすると、我々現生地球人の一部が使用する太陽基準による太陽暦ではなく、
やはり何か別のものを基準としているのではないでしょうか。



★ここから漆黒5.0メインシナリオの核心に関連する考察があります。



まず一日の時間基点であるET0時は、何を基準にしているのか。
ここで観測中に確信的に気づいたことがありました。

どの国の、どの地域から見ても、【月が24時間かけて、ET0時に南中する】のです。

暦の基準が月、つまり《戒律神ゾディアークそのもの》だったとすれば、
いかにもゾディアークを信奉した古代人の既定しそうなことではありますが、
もともと《星の理として召喚した》のであれば、時の基準となるのも頷ける気がします。

ですが、おかしい。
月を基準に時間を決めただけにしては、何かがおかしい気がするのです。


地球基準でいうところの月は、常に一定の時間帯で出入していません。
ある時は朝の10時過ぎに昇って、深夜23時過ぎに沈み、
その2週間後には深夜23時に昇って、朝10時ころに沈み、
観測した地域の緯度によってその時差はあるものの、
おおよそ毎日70分ずつ遅れて天をめぐります。
地球を廻る月は、太陽の運行と全く同じタイミングで出入していないのです。

この70分という時点でもちょっとひっかかるものがありました。
ETの一日=LT(地球時間)70分ですね。
……さぁ、絶賛こんがらかって参りました!


どうもおかしいのはそれだけではありません。


翻って上述のように真昼の太陽を眺めると、
4時ころからやうやう白くなりゆく山ぎはすこし明かりて、6時に日の出となり、
月と同じように【太陽は12時に南中する】ようです。
地球でも太陽はもちろん、緯度によって前後しますが、正午12時ころに南の空の一番高みに昇ります。

現生地球の北半球から観測する太陽の運行を基準とした時間の間隔では、緯度のずれこそありますが、
夏至には朝4時半ころに北よりの空へ日が昇って、夜19時ころに北よりの空へ日が沈み、
冬至には朝7時前に南よりの空へ日が昇って、夕方16時半ころに南よりの空へ日が沈み、
春分と秋分には朝6時ころに真東から昇り、夕方6時ころに真西に沈むように、一年でも差があります。

ですがこの惑星ハイデリンでは、どこにいても必ず、
【朝6時に真東の空へ太陽が昇り】、【夕方6時に真西の空へ太陽が沈む】ように見えるのです。
月から眺めるシーンで垣間見た丸い惑星の上で、どの地域にいても、どれほど日数が経っても。
日が昇り始めたウルダハからテレポでクガネに渡っても、同じように日が昇り始めているのです。
もちろんリンクシェルは世界同時通話。時差も電波の遅れもありません。


月と太陽が、常に同じ時間に、同じ位置を、
毎日変わることなく巡り続けることへの違和感がどうにもぬぐえません。

たとえそれがゲームのシステム的にそうするしかないメタ的な理由によるものだとしても、
月まで作った古代神の力技ならば、その違和感に説明がつく気がしてならないのです。

それまで人造の理であったとされる《戒律神ゾディアーク》を、
《新たな理ハイデリン》が停滞の力で白化させ空に封じ、
どの分割された世界でも惑星の外を巡り続ける月となったように、
今我々冒険者の上に昇るあの太陽も、
実はゾディアークの月と対になって、
惑星の反対側をずっと巡り続ける【太陽たる、なにものか】なのではないか…と。



果たして我々が日々冒険しているこの惑星ハイデリンにおける太陽とは、なにものなのでしょうか。
そもそも惑星ハイデリンには、公転する恒星としての太陽は存在するのでしょうか。
あの《終末のアーモロート》で垣間見た、地球を照らす太陽があるはずの方向に見えたガス状のものは、
いったいどのような現象で、莫大なエネルギーを有するはずの太陽はどこにいったのでしょうか。
エメトセルクが描写しなかっただけという線もありますが、あきらかに天体現象として異常に見えます。

というかそもそも木星とか火星みたいな他の恒星系惑星すらなくね?!
もしかしてこの惑星だけお空で迷子?! まじで?!



ロドストで見かけた太陽までの距離について計算された方の記事や、
あの終末で目の当たりにした名状しがたい太陽のようなものと潮汐ロック状態の惑星を見るにつけ、
これはガリレオやコペルニクス以来の地動説を揺るがす事態を象徴しているのではないかと思うと、
実に心躍る話ではありますが、
もはやこれは天文学ではなく、オカルティズムの域に入っているのではないかとすら感じます。

それこそ、どの地域でも等しく同じ時間に日が昇り沈んでいくのは、惑星の自転によるものではなく、
真っ平な世界地図の東端から西端までを、
大創造魔法によって作り出された太陽と月という【理】が、
概念的な事象として人々の上をめぐっているからではないか。

あるいは平面データで観測される世界というホログラム理論において、
その上に設定された太陽と月という理が対を成して旋回し、
UIのMAPについた太陽のようなマークが24時間かけて一回りするように、
我々が住む地平面の裏側をもめぐっているのではないか……。


などと、だいぶ電波じみてきて自分でも何が何なのかわからなくなってきましたが、
おそらく星たるハイデリンと月たるゾディアーク、アシエンたちと英雄の真実は、
今日の5.2アップデートからじわじわと衝撃的に明るみになっていくようですので、
実に愉しみでなりません。
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