光のお父さん まとめ読みhttp://sumimarudan.blog7.fc2.com/blog-entry-2019.htmlという、ヒカセンであれば知らない人はいないだろう、というブログがありますが、僕は、もはやサムネを見ただけで泣いてしまいます...。既にご存じの方もそうでない方も、このトップページの画をちっらとでも見てみてください。このブログを書籍化したものこそが、僕をこの世界に連れて来てくれたのですから...。
そのことに絡めて、語りたいと思います。
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まぁ、ゲームの楽しみ方って人それぞれだよね、と言うのは、改めて言うまでも無いわけですが、同じ価値観で楽しめる仲間と巡り合う、って言うのは、本当に素晴らしくもありがたい事なんだな、と実感する出来事だったんですね、その出会いは...。
ちょっと前に偶然グリダニアの市内で知り合った方がおられましてね、ミコッテの女性。で、ドラマや映画の聖地でスクショを撮らせていただいたりして、年寄はもうそのたんびに涙を溢れさせていたわけなんですが、弥生の頃にまたお会いした時、「バハムートやりませんか?」ってお誘いをいただいたわけなんです。光のお父さんのラスボス「ツインタニア」、あれが最下層で待ち受ける一連のダンジョンのシナリオですね。
で、あちらはマイディさんを、僕はインディさんを内心演じながら、二人でダンジョンを降りて行くわけなんです。
衣装も、あの時のインディさんの様に吟遊詩人の専用装備(アーティファクト)に着替えました。すでに僕にはレベルは低いんですが、ここはやっぱりこの姿でないと...いや、思い出している今でもゾクゾクしますよ。これこそ、究極のロールプレイングじゃないですか...。
正直、ツインタニアにいつ挑むのか、って言うのは、僕の心の中で一番「触れられずにいた」ところなんですね。だって、ツインタニアは文字通りドラマの中のラスボスな訳で、これが終わってしまったら、もうその先の話が無くなってしまいますよね。だから、いつかはやりたいんだけれど、それは望む限り最高の形にしたいな、と言う勝手な妄想が支配していたわけなんです。現実的には、僕が故マイディさん率いるFC:ジョビネツッアみたいな価値観でプレーされるカンパニーに参加して、そこで手取り足取り皆さんに手伝っていただきながらバハムートをクリアする、なんていう可能性は微粒子レベルでもなさそうでしたから、ツインタニアは映画・ドラマの中でしかお目にかかれないものなんだろうな、とあきらめていたんですよ。
でも僕は、僕のマイディさんに出会いました。そして彼女と二人、ダンジョンの階層を一段ずつ下って行く日が、ついにやって来たわけなんです。
書籍の中で語られているあのシーンを少しずつ再現しながら、二人は進んでゆきます。FF XIV最大の謎、なんて言われる第三層では、ダンテの神曲の地獄編をネタにしながら(
「ダンテは右に曲がったんですよ...あっ、行きどまり!」)、制限解除の二人はさして苦労もなく、ついに第五圏、蛮神バハムートのたなごころにしつらえたステージに降り立ちました。
...で、目の前には、あのツインタニア...
もう涙が止まりませんでね...
「ちょっと泣いていいですか...」
とタイプするのが精一杯。
本当にそこで2~3分くらい、じっと涙を流しながら佇んでしまいました。
「なんだか倒すのがもったいないですね...今日はここまでにして、一旦戻りましょうか...」
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「...いや,この機会を逃したくないです...やりましょう...」
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「はい。では、最初の一撃は、サイラスさんが入れてくださいね...。」
勝負は一瞬でした。制限解除で来ているので、それは仕方のない事なんですが、逆にそれでよかったと思います。映画のラストシーンで使われた吟遊詩人の必殺技:サジタリウスアローが撃てなかったのは残念でもあるんですが、あれは本当に「ドラマ」の演出ですからね。実際の戦闘って言うのは、しかもそれがギリギリの物であればあるほど、そんなに都合よく必殺技で最後を締めくくる、って言うわけには僕の実力ではゆきません...。
ドラマそのままの、ツインタニアの断末魔... 「貴方と来られてよかった...」
って、想い出している今だと、恥ずかしさで猛ダッシュしたくなるようなセリフは、本当に自然に発せられた言葉でした。ゲーム内と言えど、こんな「ドラマ」を演じることができるってすごくないですか?
いな、ゲーム内だからこそ、真剣に、心の底からの偽りのない言葉で自分の気持ちを語ることができる...これは、現実世界では、この歳になったら、とてもできないことですよね。
あちらの世界に旅立たれたマイディさんとインディさん...彼らが残してくださったこの物語の続きの世界を、今、僕は生きています。そしてそこに僕を存在たらしめているのは、もちろん脳内妄想の作り出すイマジナリーワイフと娘の存在もあるわけなんですが、つまるところゲーム内のフレンドとの出会いから始まった冒険が一番の存在である、という事なんですね。で、その中にあって、そういう「ロールプレイ」と言う価値観を共有できる人と出会うことができた、と言うのはとても幸せな事なわけです。僕はその幸せを噛みしめて、感謝の気持ちをこれからもずっと持ち続けて行きたいと思います。
MMORPGって、単にモンスターを虐殺するだけのゲームではありません。また、用意されたシナリオをただなぞって行くだけのゲームでもありません。デザイナーが作ったその世界の中で、「自分を演じる」っていう事が、僕はその最高の楽しみ方だと思っています。そしてそれが、誰の物でもない、世界中で僕だけのドラマを目の前に展開してくれる...それが可能になるのは、ゲーム内の友人達があってこそのものであって、僕は本当に出会いに恵まれたな、と思うわけなんです。
今なら、恥ずかしげもなく言えます。
僕は 還暦越えの 光の戦士だ... そしてこれからも、僕はマイディさんとインディさんが残してくださったこの道を、彼ら友人達と共に歩いて行くつもりです。
願はくば、その道の何処かで皆さまと邂逅する日のあらんことを...
画の歌は表題に。