LHP14で採用しているアナログジョイスティック、アルプス電気の「RKJXK122400Y」。
試作時からずっと1個を使いまわして耐久性をチェックしているのですが、約1年半の酷使にも全く問題なく快調に動作しております。 軽い操作感で、長時間FF14を遊んでも指が疲れません。
しかしメーカーでは既に生産が終了していて、市場にある在庫のみになってしまいました・・・
幸い、当方も多少確保していてすぐに問題にはならないのですが、この先いつまで持つか分からないので、今の内に代替品を検討しなければなりません。
今、考えているのは同じアルプスの「RKJXV122400R」。
安いし、カタログスペック上の耐久性は400Yの20倍。 SWITCHプロコンやPSコンにも同系統の部品が使われていて、多分この先も安定的に入手できると思います。
ただ、レバーの動作角を制限してやらなければならないので、このままでは使えません。
アルミ削り出しでリムガードを作りました。かなりの高精度が要求されます。
400Rにセット。これでレバー角が制限されます。リムにスティック軸が擦れて白い粉が出ることもありません。
CAD上で部品の配置を確認。400Yよりサイズが小さいので問題ありません。
とりあえず汎用の変換基板に乗せて、動作チェック。
電気的には問題なし。ただ、FF14でIDをいくつも回ってみましたが400Yと比較するとレバーが重く感じます。(リターンスプリングが強くて、400Yの約2.3倍の作動力が必要)
戦闘に没頭している間は気にならないのですが・・・
レバー比を上げて作動力を小さくするべく、サムパッドの長さを検討中。
長いやつを使えば気にならないレベルで操作できるようです。 しかし人間工学的にはサムパッドは低い位置がいいと思う。。。
リムガードを高精度で量産できるか等課題もあり、色々考え中です。。。
G13使いの方はG600とLGS併用が多いと思うのですが、最近GHUBがG600に対応したとも聞いているので、LGSがwindowsで動かなくなった時が問題ですね。G13は多分GHUB対応されないでしょうし。。。
G13、ジョイスティック下のボタンが100%必ず効かなくなる持病があって、それが生産中止の理由かもしれません。(ユーザーサポートに嫌気がさしたとかw)
小さなプラパーツが折れてしまうことが原因なのですが、最近では有志の方が対策部品の3Dプリンタデータを公開してるので、すぐに直せるんですが。。。
https://www.thingiverse.com/thing:3145244Logitech G13で検索するとほかにも色々出てくるので楽しいです。
それと、いつも宣伝ありがとうございます!