今日は珍しい時間に日記を書いている。そう、今は6/22のメンテナンス中だ。
そもそも、わたしの日記は、日記ですらない。紛う方なき日記詐欺である。
これまでの日記は、ほぼすべてを翌日の朝一番でしたためてきた。
一般的な日記は、おそらく夜、就寝前のものだろう。なぜ、わたしは当日中にしたためられないのか。
一夜明けは、まあ良い。寝落ち寸前までFF14を頑張っている証だ、世間様も厳しくは咎めまい。
しかしだ。悪質なのが、内容が前日のものですらない事だ。
一週間前であったり、FF14馴れ初めの頃であったり、果ては数年前と、とても日記とは呼べぬ。
明鏡国語辞典には、こうある。
「日記、毎日の出来事や感想などを一日ごとに書き記した記録」
遺憾ながら、「一日ごとに書き記した記録」の部分しか一致しておらぬ。
それどころか、うっかり一日サボタージュでもすれば、この、なけなしの根拠すら雲消霧散する。
長々書いたが、言いたいことは、わたしの「日記」は日記ではなく、「随筆」だということだ。
随筆であれば、少々更新が途切れたとて嘘にはならぬ。密かな企みにもなろう。
書きたいことは尽きぬのに、用意周到すぎないか。うふふ、わたしも悪よのう。
さらに悪いことに、わたしは、この文章を明朝投稿しようとしている。
今公開すれば良かろうに、なんたる悪よ。古今東西あらゆる悪を煮詰め、蒸留したかのような、最上級の邪悪よ。ずぼらにも程があろう。
どうだ。メンテナンスでFF14が遊べぬからと、まったくFF14に関係ない戯言で、一稿書き上げたぞ。
随筆どころか、まさに虚無。読後にまったく残るものもないが、メンテナンスは明けた。
さて、本日もクルザス西部高地に、よちよちと足跡をつける仕事に参りましょう。
通りすがりに失礼します。FF14に関係のないお話でもって一文を作り上げることに素直に感心しました。しかも軽妙でありながら読む者を飽きさせないこ慣れた文章。小学生の作文の域を出ないわたしには真似すらできそうもないものです。
朝から楽しい文を読ませていただきました。