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英雄とは何か。それでも歩く理由 ― 最後の休息 ―(つづき)

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こんにちは。Biskaです。

バルデシオン分館に集まった私たちは、
いよいよ最終確認の時間を迎えました。

そこで改めて、
これまでの旅路を振り返ることになります。

砂の家。
石の家。
雪の家。
フォルタン伯爵邸。
星見の間。

思い返せば、私たちはずっと、
誰かと集まり、相談し、次の一手を探してきました。

小さな問題に向き合っていた頃もあれば、
世界そのものの行方を背負っていた時もあった。



クルルは、
最後にこう言いました。

「必ず、勝って」と。

でもその“勝利”は、
人によって違っていていいのだと。

終末を止めること。
無事に帰ること。
大切な人を守ること。
想いを繋ぐこと。

そのすべてを信じる、と。

その言葉が、
とてもクルルらしくて、
とてもあたたかかったです。

この回では、
仲間たちのそれぞれの思いも、
とてもはっきりと感じられました。

「暁」は、
ただの組織ではなかった。

この旅のあいだに出会い、
別れ、助け合い、
そのたびに少しずつ形を変えてきた、
ひとつの“歩み”そのものだったのだと思います。

だからこそ、
ここで交わされる言葉が、どれも重かった。

誰かひとりの勝利ではなく、
それぞれが胸に抱く勝利を信じて進む。
そういう見送りでした。



タタルの、
「いってらっしゃいでっす」という声も印象的でした。

震えていないはずがないのに、
それでもちゃんと見送ってくれる。
そのことが、
とてもありがたくて、胸に残ります。

そして私は、
この場で改めて思いました。

英雄とは、
最初から強い人のことではない。

迷いながらでも、
誰かに支えられながらでも、
それでも歩き続ける人のことなのかもしれない、と。

その答えに少しだけ近づいたような、
そんな時間でした。

ひとこと

勝利の形はひとつじゃない。

だからこそ、私たちはそれぞれの答えを胸に、
天の彼方へ向かえるのだと思います。
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