蒼天編メインクエスト、完走しました。
蒼天パッチを進めつつ、エッグハント2022等のシーズナルイベントにも寄り道したりしていました。
市街戦が市民全体に及ぼす被害をエオルゼア〜リアルゼア間で学びつつも、自国がそんな状況でもエッグハントのシーズンには親善大使としてグリダニアに送り出され、ニワトリの着ぐるみ姿(ウサギだったかもしれない)で街中を歩いていたエマネランの仕事人っぷりに痺れました。これがイシュガルド四大名家……。
あたたかな陽射しが草木に注がれるのどかな春のグリダニアで、軽やかに社交に励むエマネランを通して
自国の中心街はボロボロになっていれども「ウチは何ともないですけど?」と澄まし顔で他国と外交する、イシュガルドのクールさを感じました。
蒼天パッチのエンディングムービー、最初はオルシュファンの盾に槍で貫かれたほんの小さな穴から晴れ渡った青空がわずかに見えたのみだったのが(中央クルザスではずっとドンヨリした色の空ばかり見ていたから、あのエリアであれほどまでに青い空を拝めるとは……!って面でも印象的でしたね)
その先ではエスティニアンが目覚めた寝室の窓の分だけ眩しい青空が見える、オルシュファン盾エンドからさらに大きく でも少しだけ「自分たちの視点から」青空が見えるようになった演出にグッときました。
エンディングムービーで映された青空が「ずーっと果てしなく広がる爽やかな青空」ではなくて、「ほんの小さな穴、ベッドから見える小さな窓から覗く眩しい青空」の小ささにスケールが収められているってのがキモなように思うんですよね……。
ヒトの子らはドラゴンたち飛翔能力を持つ種族とは違って「大空を飛ぶ」ことに関してはまだまだヨチヨチの赤ちゃんだけど、やっとほんの少し青空が見えるところまで到達した てな風に読める気がします。
エスティニアンが目覚めた寝室の窓から青空が見える光景、「この小さな窓から、あの遥かな青空へと羽ばたいていけそう」と思わせる演出を感じた。
不浄の三塔にいるドラゴンさんに「飛べないヤツはこの高い塔をどうやって登るんだ? 翼が無いヤツは大変だなギャハハ!」的なことを言われたので、(我々はあなたのような空を飛べる方に助けてもらうことで、そこをカバーするんですよ……!)と心の内で感謝しておきました。
迂回しないといけない系マップが特に苦手な方向音痴、高低差ガン無視で最短距離で飛んで移動してくれるチョコボにはいつも感謝です。
その後ミドガルズオルムが自前で鞍を用意してくれるまでの前のめりっぷりで、背中に乗せて空を飛ばせてくれて嬉しかったです。ぶっちぎり想像のナナメ上の歩み寄りでニンゲンを大空に連れて行ってくれるじゃん……。
(それにしてもピピンさんは飛行機が戦闘にもたらす影響をすぐに理解していたから、あのひとはやっぱり軍人としても信頼できる。あの人が上司でよかった)
イゼルがバディシヴァ(イゼルが生み出したパチモンのシヴァであると同時に、イゼルが解釈したイゼルオリジナルのシヴァのことをこう呼んでいる)を仰いで思考しアクションを起こしていたのが好きすぎて、リセの姉さんとしてのイダもイゼルのバディシヴァに近い「仰ぎ見る存在」なんだろうなと思ってしまう。
シヴァが竜と人間の友好のアイコンであったように、"イダ"はジャンヌ=ダルク的な革命のヒロインの象徴として描かれていくんだろうな……ってのが現時点での予想です。イダって襲名制だったんだな……(?)(リセは二代目"イダ")
「リセは"イダ"を継いだ。次はあなた(多分アラミゴの民衆モブに呼びかけて)が"イダ"を継ぐ番だ!」って展開がいつか来るんだろうな。わかるぞ、何ひとつわかってないけど。