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大迷宮バハムート感想【ネタバレあり】

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こんにちは!日記を見てくださってありがとうございます!

毎日楽しく遊んでいる私ですが、現在のメインストーリーの進捗は4.4!
周囲の方々からのお勧めとご協力をいただいて、未解放だった要素もコツコツと遊んでいるところです。
その中で、ああこの時にこのタイミングできちんとやっておくべきだったなぁ……と猛省することも……
そんな反省を活かして紅蓮で解放されたサブクエの類はきっちり開いてから漆黒に臨もうかと思います!その方が絶対楽しいので!!

で。

今回は、開いたタイミングで行くべきだった〜!!!と思ったものの一つ「大迷宮バハムート」の振り返り感想を書いていこうかと思います。
メインストーリーの直接的ネタバレは入りませんが、紅蓮まで来た人ゆえの感想が入り混じるかもしれません(4.0くらいの双子の言動を見ての所感です)。
そういうのが気になる方は逃げてください……!


【アリぜーという少女の物語】
このお話の時系列としてはアルフィノが自らの失敗を経て、自らの中に何か気づきを得た直後くらいなのかな……と確認したところ、実装時期が邂逅編で2.0、侵攻編で2.2、そして真成編で2.4となっていました。実装されたタイミングの最新パッチと同じ進行度で進んでゆけば、その後の蒼天編への導線も窺える形になったでしょう(とはいえ、当初の適正レベル適正ILで挑むのはとても難しいことだったのだと思いますが……!)。
そんなわけでアルフィノはアリゼーと別れてから少しばかりの現実に直面し、苦悩し、それを糧に確たる自分、そして自分にやれることを模索し始めているとき……となります。

新生編の序盤においてアルフィノとアリゼーは互いの方向性に違いを感じ別行動を取ることになりました。
アルフィノは、今から先の激動の時代を良い方向へ導いていくことが祖父の志を継ぐことになるという考えをもち、そしてなんとも少年らしい向こう見ずさをもって光の戦士と共に行動をとりました。その中には世間知らずなおぼっちゃまであることや本来の真面目さ、責任感の強さなどのさまざまな人間味の滲む言動が見えて親しみを強く感じたものです。

では、一方アリゼーはどうしていたのか?

これから先に重きを置くアルフィノとは違い、アリゼーは過去に想いを馳せていたように思います。
祖父ルイゾワへの家族愛が強くそうさせていたのでしょうし、そうした愛情を原動力に行動するのが彼女らしい人間味なのだなと私は感じました。
ただし、私が彼女と深く関わったのはこのサブクエストが最初ではなく、蒼天編の3.4以降のこと。加えて、強く印象付いたのは紅蓮で彼女と多くの行動を共にするようになってからで、そこでは「彼女は物事の本質を心の底から感じ取ったままに捉え、一歩もひかない芯の強い女の子なのだ」という感覚を得ていたのです。あとは、とても自キャラを大事にしてくれる子だなぁ、とも。
そこから時を巻き戻して、大迷宮バハムートでの彼女の様子を見てゆきますと、紅蓮での彼女とも、蒼天編でメインストーリーに合流した時点での彼女とも少し様子が違うように思いました。
ですので、この大迷宮バハムートで何かが彼女に変化を齎したのだろうと……そんなふうに思ったのです。

バハムートとルイゾワとの戦いの結末は過去のものです。現状、帝国との戦闘は続いており、そうでなくとも各国の情勢は不安定。
そうした多くの問題を抱えながら過去に目を向ける余裕はなく、そのうえ人々はあの戦いに関するあらゆる記憶を失っている状況です。そんな中で過去に目を向ける人はごく少数でしたでしょう。言葉や概念としての過去への敬意はあれど、それだけではアリゼーにとって納得のできるものでは無かったのだろうこと、家族想いな彼女にとって辛いものであったのだろうことはよく感じ取れました。
しかし、この時点での彼女はそれだけにとらわれていて視野が狭くなっていたとも思います。その視野の狭さを1番感じたのが「私の剣」という言葉。紅蓮の彼女なら絶対に言わなかっただろうな、という言葉でした。

言うまでもなく光の戦士はただの人間です。彼女の手伝いをしたのは困っているだろうことと、アルフィノとの冒険で築いた絆と縁ゆえ。アルフィノの妹だからアリゼーのことを気にかけ、ルイゾワという人物に関する思い入れも同程度です。
そういう感じで協力を申し出たところで剣とは。まじかよ……というのが中の人としての感覚でした。のちにエオルゼアの剣とも言われて尚更苦しい気持ちになりました。彼女に悪気はなく、頼りにしているぞという気持ちの言葉であると理解していても、です。
だって、ただでさえ多くの人の頼み事を聞いて死地に赴いているのです。そして、剣という武力の道具として使うという気持ちがにじんだ言葉を言われているような気がして、尚のこと彼女の考えが変わったのはどこからなんだろうという気持ちになりました。
少なくともこの時点の彼女も、かつてのアルフィノと同じように知らないことのたくさんあるただのお嬢様だったのだろうなぁという気がします。
知らずのうちに傲慢な部分もあったのでしょうし、気がつけないこともたくさんあったのだろうし……それが彼女の人間味だったなぁと。
皮肉としてではなく、あちこちに使用人を派遣して動かしているのも彼女がお嬢様なんだなぁと思わされるには十分な描写でした。

そんな彼女が光の戦士と共にバハムートの中に侵入し、その中で祖父の姿を見て。
そしてその祖父の現状の真実を知って。過去の戦いの結末を知って。その中で祖父のことを追いかけ続けるだけではなく、彼女が道を選ぶ必要があると確たる自分を持たなければならないと兄に諭されて──そうして得た、彼女の答えが私のよく知る彼女の姿を形作ったのだと深く納得しました。

メインストーリーでの彼女の迷いない言葉はとても胸を打ちます。私と私の光の戦士にも数えきれないくらいの勇気と、希望と、それ以外の複雑な気持ちも与えてくれる魅力的な少女だと思います。
この迷宮の踏破で得た彼女自身の答えはずっと心の中に燃え盛っているのだなぁと感じている次第です。

余談ですが、一方でアルフィノのほうは程よくダメなところもあってこれもまた実に人間らしくて好きです。イマイチ気が利かないところがありますよね……!w
それが悪いというのではなく、なんとも彼らしくて憎めないキャラだと思います。どんくさかったり、でもそれを認識すると一生懸命直そうとする努力をしたり、なんとか巻き返そうとしたり、それでもその時にはつい光の戦士を頼ってしまったり……
とはいえ、彼も確たる答えを胸の内に灯しながら彼なりの戦いを続けているのだと思っています。
この双子、アルフィノの鈍臭いところをアリゼーがつっついて正してあげたり、アリゼーが突っ走ってしまうところをまあまあ、とアルフィノがおさえたり二人でいることによって無敵になれる感じが良いですよね。
テンパード化したルイゾワに「現に血を分けたお前たちでさえ理解し合えていない」と言われてしまっていた状況も、あの迷宮の踏破を契機に徐々に道を一つにしていったんじゃないかなあと思わずにはいられないのです。

【ルイゾワという人物を初めて知った物語】
オープニングムービーで光に溶けていく優しげな笑みを浮かべたおじいさん……
暁の人たちから伝え聞いた言葉や、諸々残された情報で聞く限りなんとも立派な人だったんだなぁ、という……私の知らない過去の英雄というのが彼の印象でした。
旧FF14をプレイされていた方ならば、NPCとしての彼にも会えていたそうですね。そういう経験があればまた一味違った気分でこの迷宮に挑むこととなったのでしょうか……

さて。あのムービーの後彼がどんな行動をしていたのかがこの迷宮を踏破してゆくことによって明らかになりました。
笑顔から一点、敵を見据えた猛将のごとき鋭い眼光。素早い状況判断と決死の攻撃。こ、こんな激しいタイプなんですかあなたはーー?!とびっくりしました。てっきり私は「大丈夫だよ、私が君たちの未来を守ってゆこう。安心して先へゆきなさい……」っていう感じの静かな人かと思いきや、もうあのムービーでの彼は完全にオラオラ系です。そりゃあ必死な戦いですから当たり前なんですけど。
そのギャップを感じつつ、パパリモが「じっちゃん」と呼んでいたのに妙にしっくり来ていたりもしました。たしかにあんな感じでガンガン戦う人はおじいさまというよりじっちゃんです。

その戦いの結末もまた壮絶なものでしたね。
蛮神フェニックスになり、蛮神でいれば星の命を蝕むからとその力をすぐに手放し、エーテルを解放して世界を癒やし、しかしバハムートの執念はフェニックスとルイゾワを取り込んでいて……
そもそもバハムートという蛮神がだれに願われて顕現したのかというお話もまた、蒼天で語られた長い戦いの流れを汲むものだったのだという事実に「なんなら新生でなくてもよかったか?蒼天やりながら行くべき……いや無理だわIL的にきっつ……」というモダモダを心の中で呼ぶのでした。
いろいろと思うところはあれど、シンプルに「アラグはホントに思いあがっちゃったね」という気持ちです。
アラガンメロンとか発想がメチャクチャ面白いのでそういう発明はすごく好きなんですけど、こと武力に関する暴走はあまりにものちに傷跡を残しすぎている。知識と進歩を求めることは悪いことではありませんが、一周回って愚か者になってしまったのかとやるせない気持ちになります。その後始末も絶賛押し付けられ中というわけですし。

そういう過去の遺産に悩まされる場所とはなりましたが、最期に少しだけアルフィノとアリゼーがおじいちゃんと話をすることができたのは紛れもなく救いでした。
おまじないを、という言葉の優しさがなんともおじいちゃんといった感じでくすぐったくて心地よい。
この時間があればこその、前述の双子たちの今があるんじゃないかと思います。
また、偉人であるルイゾワから光の戦士に向けた言葉も心地よく託されたなという気分です。何かを成し遂げた人に期待されるのって、苦しくないんですね……

……ところで。ちょっと怖いなと思っていることもあります。
ルイゾワは過去の英雄です。人々に希望を託され戦い、フェニックスという形で蛮神になりました。帝国側の人々がエオルゼアの人々を蛮族と呼ぶこと、そこにはこうした神降しを行った経緯ありきというのは理解していたつもりですが……
アリゼーが祖父を慕い、大事に思う心すらもテンパード化の危うさを孕んだ引き金だったと言われてしまいますと、自カセンは本当に大丈夫なのか?と心配になります。
百の戦いを超え、千を救い、万の期待を寄せられる。期待はそのま願いになり、願いを叶えるためにさらなる戦いに挑む。
見知らぬ誰かだけではなく、身近にいる仲間たちの信頼も、応援も、その思いが全て信仰にすり替わってしまったら?蛮神・光の戦士という存在になってしまうのだとしたら。
ルイゾワという存在はその前例のようにも見えてしまってなんだか恐ろしくもあります。
まぁ、私はすぐ妄想を広げるので発想が飛躍しているのかもしれませんけど!

【アラグのしたこと】
アラガンメロン大好きなのでアラグとは仲良くなれると思ってましたが、まさに技術進化の暴走といった様相を呈していてアンハッピーに思えて仕方ありません。
このあたりは新生編レイドでも感じたところではありましたし(あの子を返してくれよ….…大好きなんだ)三闘神あたりでもそうですし……

願いによって呼び寄せられてしまった星の命を蝕む存在を確保して、信者も確保して利用!
しかし実際は蛮神からも利用されっていう地獄の様相。
どっちも劇物!なんならそんな過去以上に今だって不安定!
どうする光の戦士!どっから手をつけたらイイの!?
アラグんごったらー!!過去のことは過去のうちにやっておきなさいよってお母さん言ったでしょ!!!
寄り道の先にアラグありみたいなとこありますよね。だんだん書くのが疲れてきてるかんじがしますね。読む方も疲れますよね!じゃあ、語るのはこのあたりにして……あとはなんかのおまけを残していきたいと思います。





──はい。ありがとうございます。
誰にも伝えられないのが悔しい、と思ってくださったことも。



その祈りは、思いは、手向けられたお花は風に乗って確かに届きましたよ。


どれだけあなたに支えられたことか。
あなたが、どれだけ私の気持ちに寄り添ってくれたことか。



あなたと共に冒険ができてよかった。
あなたとの出会いを振り返ることができてよかった。
どうか、これからもそばにいてくださいね。
Comments (4)

Rotto Tian

Tiamat [Gaia]

日記ありがとうございます!

アリゼーちゃんは2回目に出会ったとき、三か国の元首演説の時以来の登場となりましたので、最初はつっけんとんですよね。
 ※思い起こせば初対面は最初の馬車なんですよね…。

それでも、無関係なはずなのに自分のためにここまで戦ってくれた光の戦士への感謝と、自分が受けた親切をエオルゼアに還元したいという決意がもうめちゃめちゃ可愛いなって思いながら見ていました。
なので3.4で出会ったアリゼーちゃんはそんな決意を秘めたアリゼーちゃんなので、可愛さ天井突破だと思っています(個人の意見)。

また、アルフィノくんもアリゼーちゃんは守るべき妹として接していますが、当時の様子は個人的に背伸びしているようにも見えて、大変微笑ましいです。

この双子は守らねばならぬ…!


ところでルイゾワ様の最期のシーン、自分は「ルイゾワミサイル」と呼称しました。

Rolo Tory

Ifrit [Gaia]

>ロットさん
長い日記を読んでいただいて、そしてそもそもこのコンテンツの攻略においてもとてもとても助けていただいて、ありがとうございました!

そうだ……キャリッジであってますがな……!三国めぐってるときにもあってますがな……!まともに口をきけたのが今回とあって、いろいろとすっ飛んでいました。笑
アリゼー、本当に気持ちのさっぱりしている良い少女ですよね。大事なものを絶対に大事にすることができる、素敵な人だとも思っています。ロットさんはもう通過されているでしょうが、あのインドインドしい討滅戦のあたりでの彼女の言葉が私はとっても好きなんですよね……あの強さ、ブレなさの原点はこのクエストにあったのかと腑に落ちました。

ルイゾワミサイルwwww もう全部それに持っていかれたんですが?!
次にムービー見返すときはミサイルだなぁって思いながら眺めることにします。

Mjnatto Fyth

Zeromus [Meteor]

こんにちは、ドキドキねむねむバハムートクリアおめでとうございます。
少し心配でしたが、落ち着いてストーリーを楽しめたようで安心いたしました。

> アラガンメロン大好きなのでアラグとは仲良くなれると思ってました
こ の 発 想 は な か っ た
うーん…そう考えるとお茶目…なの…かな…??? いややっぱりダメですね、ダメでした。

今回感じたことをどうか大切に、この先に進んで頂ければと思います。アリゼーちゃん可愛い(合言葉)

Rolo Tory

Ifrit [Gaia]

>ミナトさん
最後まで全部お手伝いいただいて、本当にありがとうございました……!あの難易度、みなさんについていてもらわなければ本当に申し訳なさで諦めていたように思います。
暖かく見守ってくださったみなさんに感謝が尽きません。

アラグのことは複雑な思いのままで構いません。でもアラガンメロンのことは嫌いにならないでください!ついてきて自ら割れて食べやすくなってくれる健気な子なんです。

このあとも旅はまだ続きますが、そうですね……
アリゼーという少女をさらに好きになれて、思い入れが深くなりました。彼女と一緒に戦い抜こうと思います!
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