Yu-ri Alter
Garuda [Elemental]
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1
Saboree Catboy
Spriggan [Chaos]
2
Nergo Gigantes
Spriggan [Chaos]
3
Raraimo Eremo
Spriggan [Chaos]
あれから、何日が過ぎただろう。
今日、ウルダハのクイックサンドで、あの冒険者と会った。
わたしの最愛の人が気にかけていた冒険者だ。
わたしは、冒険者に思いの丈を伝えた。
そして自分に、前を向いて生きようと誓った。
わたしとあの人が育った故郷に帰ってきた。
子どもの頃には広く感じた村も、
今では何だか、とても狭く感じる。
わたしが世界の広さを知ってしまったからだろう。
そう、私とあの人は、ともに夢を見た。
広い世界での胸躍るような冒険を。
やっぱり、この狭苦しい村は、あの人に相応しくない。
冒険に出よう。
もう一度、あの人といっしょに。
初めてのモードゥナ。
クリスタルに満ちた銀泪湖は美しく輝き、
まるで、わたしたちの訪れを祝福しているよう。
湖のほとりで、あの人と見つめ合う幸せな一時。
日が暮れるまで、二人きりの時間を過ごした。
これからもずっと一緒だ……あの人の言葉が嬉しかった。
最近何だか、あの人の顔色が悪い。
やっぱり、ザナラーンに来たのが悪かったんだ。
あの人は熱いのが苦手だから。
凍てつくように寒いクルザスに行こう。
そうすれば、きっとあの人だって元気になる。
そうすれば、耳元で囁くこともやめてくれるはず。
うん、わかってる。
わかってるよ、自由に動ける身体がいるよね。
うんうん、わかってる。
そんなに毎日毎日毎日、囁かないでもいいんだよ。
何も言わなくたって、あなたが言いたいことはわかるの。
だって、わたしはあなたのお嫁さんになるんだから。
だからもう、囁き続けるのはやめて。
あなたにふさわしい身体を見つけるから。
ごめんね、なかなか、あなたに合う身体が見つからないの。
あなたは、エオルゼアに名を馳せる冒険者になるのだから、
中途半端な身体じゃダメ。
それに、わたしわかってきたの。
身体だけあってもダメだって。
立派な冒険者には、立派な魂が必要なんだって。
強い身体には、強い魂がいる。
弱い魂しか見つからないなら、たくさんの魂が。
もう少しの辛抱だからね、待っててね、あなた。
「私とアヴィールを祝福するために
みんなが贈り物を持ってきてくれたのよ
あなたが気にかけていた冒険者も
ほら とっておきの身体を 持ってきてくれたわ!」
(バトル)
「そんな なんてこと……
あぁ…… アヴィール……アヴィール……!」
※「」内はエッダちゃんのセリフ