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親愛なるシンシアへ 1/3

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 当日記はRPの視点で書いた日記になります。



                                              
故郷のシンシアへ


ハッピーヘブンズターン!!

気が付くと季節が変わりますね。
貴方が幸福な一年を過ごせたことをお祝いし
そしてまたもう一年幸福な日々を送れることをお祈りします。


ついこの間、手紙を出したばかりな気もしますが、貴女への手紙は何通送っても足りないくらいです。
でも、シンシアは読むのがちょっと大変かな?

まあ、良かったら気が向いた時だけでもいいから読んでくれると嬉しいな。
本当に伝えたいことが沢山あるんだ。


実は先日の手紙を投函したすぐ後の事です。
商会特区には色々な店舗があるんだけど、その中には料理店もあります。
そこに食事に行ったのです!

東方料理を扱ったお店だと思いますか?
いえ、違います、なんと本格アラミゴ料理店なのです!

先日のマーケットの際もケバブの露店を出していたワレン・グレイウルフさんという方のお店で
「バーニングスター」という名前です。



シンシアへの手紙を出したあと、お店の知らせが出てたから予約していってみたんだけど……。

石造りでちゃんとアラミゴ風の内装になっていてね、店内にはお花も沢山飾られててお洒落だった!
手紙にも書いた商会のアルトールさんも来ててさ、他にも人が沢山いて、結構な人気店みたい。
店主さんが、素敵な人でね。
でね、料理がまた凄いんだ。
厨房迄行って都度調理してくれるんだけど、「ホアチャー!」って。
すっごい掛け声と気迫で料理を作ってくれるんだよ。

前に、格闘の鍛錬を積んでるって聞いてたけど……一体どんな調理方法なんだろうね。


ああ、それで肝心のお料理だったんだけど……凄い美味しかった!
「オスシ」って聞いたことある?
東方の食べ物でね、ライスに新鮮な生のお魚なんかを乗っけて食べるんだ。

シンシアは驚くかもしれないけど、これが美味しいんだよ。
私たちミコッテは時々生で魚を食べることがあるけど、それとはまた全然風味が違うんだ。
魚肉の切り方なのか、ライスに塗ってある調味料のせいなのかわからないんだけど
爽やかって言うのかな?
それでいて、お魚の旨味が出てて……。

店主のワレンさんが言うには、そのオスシをアラミゴ風にアレンジしたものなんだって。
ベロジナ川の魚を使ってるとか言ってたかな。
サーモンのお肉に、炙ったサーモンのお肉に、甘いソースがかかったサーモンのお肉に、トロトロにしたサーモンのお肉に、サーモンの卵!

いっやー最高だったなー!
アレだったら毎日食べたいくらいだよ!
もう開いてたら毎回行っちゃう!

……はい、シンシア。
また鮭ばっかり食べてるとおもったでしょ?


うーん、でもこんなのあったら食べるでしょ? 普通?

ああ……でも次行くなら、折角だからアラミゴの郷土料理も食べてみたいかな。
店主さんは、遠いひんがしの国で、自分の国の料理を広めるためにお店やってるんだって。
きっと自分の生まれた国が好きなんだろうな。
そんな店主さんの料理に惹かれたのか、店内にはイシュガルドの人や、やっぱりアラミゴの人もいたし、なんと双蛇党員の方までいたんだ。

なんというか、里を出た私にはちょっとうらやましいや。



そんなわけで、季節の終わりに、とっても美味しい物を頂きました。


でもね、私が今、一番食べたいのは、シンシアの焼いたパイだよ。
カモミールティーを入れてさ、また私がイールを取ってくるから。
二人でパイを焼いて、新しいバラを花瓶に入れて、二人でまたテーブルを囲もう。


また、一年、よろしくね!




                                              


さて、一枚目の手紙を書いた少し後に、季節が変わりました。
さっきまでね、商会の皆さんが商館のロビーにいたんだ。

やっぱり、節目は誰かと一緒に過ごしたいからね。

以前お手紙にも書いたシロ先輩と、シ・ノンさんと、アコニさんと、ユキ・アさんが居て……あとデューさんっていう人もいました。 この人も確かムーンキーパーの男性です。


あとは日付の変わり目にすぐに帰っちゃったけど、ジャックさんとシドゥさんって人もいたな。

デューさんは術師をやってるみたいで、隊商の所属の人です。
眼が凄く優しそうな人で、シロ先輩たちとも親しいみたい。

シドゥさんって人はアウラ・ゼラの剣士らしいんだけど、すっごく雰囲気がある人。
なんていうかまさに、刃物そのものって感じ。
本当、色んな人材がいるなぁ、天藍商会……。


商館のロビーには暖炉があってね。
流石にシロガネも寒いから皆そこに集まってね。



実は少し前に、シロ先輩にお茶をご馳走になったんだ。
前にも言った通り、ここ商館特区は海の上に浮かぶ島の上に作られています。
だから、魔法の特訓をするときは浜辺でやるんだけど……シロ先輩が寒そうなのを見かねて差し入れしてくれて。

だからその時の御礼を言ったんだけど、シロ先輩黙っちゃってね。
やっぱりクールな人だなぁと私は思ったんだけど。
デューさんが言うには、「照れているだけ」だそうなのです。
ちょっと意外だったけど……でも正直、先輩冒険者って少しだけ怖くもあったから、そういう可愛い所があると聞いて、少しだけ安心のような物を感じました。

私、これからもやっていけそうです。







それからね、ちょっと良い事があったんだよ、シンシア。



暖炉の前で集まる先輩たちを見て、なんとなく
「皆さん、仲間って感じでいいですね」って私が言ったらね、
「ミアも、もう仲間じゃないか」
って、言われたんだ。



仲間だって! 私に冒険者の仲間が出来たんだ!






ちょっとじゃないですね。

たいへん、良い事です!




おかげで少し頬が熱くなったので、夜の浜辺を歩いてきました。
それでも気持ちが収まらなかったので、二枚目を書き上げてしまった次第です。


また一度に送る手紙が増えちゃってごめんね。



今日は遅くまで話していたので、商館にはデューさんと、シ・ノンさんが泊まっています。


お二人の目が覚めないようにそおっと、忍び足で、この手紙だけ、この後投函してきます。
きっとこの後も眠れなくて、明日は朝早く起きれないから。
ムーンキーパーはただでさえ遅いからね。


そして、少しでも早く、シンシアにこの気持ちを伝えたかったから。





――ねえ、シンシア。
君のおかげだよ?





あなたにいちばんの愛を込めて
ミア・カータポ



                                              
画像使用フォント 元
https://blog.gelehrte.com/eorzea_fonts 様
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