プレイステーションプレイヤーにはおなじみの「トロフィー」システム。
そのゲームに対するやり込み度を自己評価できるようなものだ。
自己満足と言われればそれまでだけれど、ゲーム進行中にトロフィー獲得表示が出るとなんとなくうれしいものなのは間違いない。
PS3でエオルゼアに降り立ったのは2013年の夏。
そのときは、FF14でのトロフィーをコンプリートできるなんて考えもしなかった。
当時の最高難度コンテンツ、大迷宮バハムート邂逅篇のクリアが必須条件になっていたからだ。
あとのものは、長いこと続けていればいつかは達成できそうなものばかりだったが。
いつしか使用するゲームマシンはPS4に変わっていたが、わたしのトロフィーはなかなか増えない。
戦闘コンテンツもさることながら、クラフターでの製作回数とかがちっともこなせなかったからだ。
それでも、いつの間にか残る未達成トロフィーは3つにまで減っていった。
ひとつが、件のバハムートクリアによるもの。
もうひとつが、ギルドオーダー100回達成によるもの。
ギルドオーダーに関してはこまめにこなしていけば、達成が難しいものではない。
単に戦闘が嫌いだからやらなかっただけである。
最後のひとつは、いわゆるプラチナトロフィーというやつで、他のすべてのトロフィーを達成したときに自動的に開放されるものだ。
2019年に大迷宮バハムート邂逅篇を制限解除でソロ蹂躙して、残るはギルドオーダーだけになった。
それでも、回数は一桁のまま長く放置。
メンドクサイという気持ちがトロフィー達成の邪魔になっていたのはまちがいない。
日頃のわたしのプレイぶりを知っている人には不思議に思えたかもしれない。
快感や達成感とは無縁の、メンドクサイことばかりやっているほうだったからw
そんなわたしが遂にやる気を出したのがつい数日前のこと。
1月11日から、サブキャラのナイトでギルドオーダー100本ノックに挑み始めた。
選んだのはレベル15で挑める、3番目のコンテンツのみ。
まさに脳死周回というやつだ。
1周の所要時間はせいぜい2分。
これはそんなに苦にならない。
タンクならば待機時間も大して長くならないし。
当初は、攻略手帳の達成報酬に合わせて1週間に10回ずつのつもりだった。
しかし、気づいたら1月16日には終わらせてしまっていた。
ひどいときには1日で40周ぐらいしたはずだ。
休止期間があったとはいえ、7年以上かけてのトロフィーコンプリート。
なんらかの感動があるものかと思っていたが、そんな感情は湧いてこなかった。
そもそもトロフィー獲得の瞬間に挨拶をしていて、画面表示されたのを見逃すという体たらくww
副産物として、MIPを大量に貰えたのぐらいがよかったことか。
再びギルドオーダーとは無縁のエオルゼア生活に戻ってしまいそうな予感しかしない。
まあ、たいていはこんなもんなんだな。
さてさて、次は何に手をだそうか。
え。イシュガルド復興の真っ最中だって?
あんな人の多いところに行くわけないじゃんよ。