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エオルゼア大学と「イシ」との恋愛サーキュレーション

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6月24日の夜は6.0までのナギ節で楽しく学びましょうという企画、エオルゼア大学へ。

エオルゼア大学『ラノシアの岩石とリムサ様式の建築』
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/1229660/blog/4768014/
講師はロドストにて「エオルゼア鉱物図鑑」を連載されていて、以前から存じ上げていたホルン先生。

 



地元 Ixion鯖ゴブ14区19番にあるエオルゼア大学イクシオン本校の地下講堂での開講までの待ち時間。

 
 


座席無しの絨毯に直座り。
イベントスペースというと椅子の配置に拘りを感じる作り手さんが多い印象だけど、椅子無しというのも正に質実剛健な座学のための場としての最適解。

そして学長はアフロで有名なあのお方。モホークさんも光のTwitter界隈経由で以前から一方的に存じ上げていたけど、エオルゼア大学の学長さんだったとは。
学長さんのBGM選曲が忙しそうだったけど、話してるテーマや場面に合わせてDJみたいな演出があって、石と建築という比較的地味な講義内容だけど最後まで飽きない構成。

エオルゼア大学と銘打ってるのは伊達じゃなくて、これって正にコロナ禍でやらざるを得なくなったオンライン授業そのもの。
むしろzoomみたいな顔だけの対面ツールよりも、場とキャラクターを体感できるFF14のようなMMOの方が、より楽しく学べるという点では優れてますよね。
共通の場という具体的なイメージが、オンライン授業の強度でポイントになるなと。

大学と言えば、FF14を大学の講義のテーマとして使ったという、リアルなヒカセン講師さんもいらっしゃいました。

大学の授業でFF14を教材にした話
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/25435848/blog/4358893/

FFと学術研究という話題では、こんなニュースも最近発表されてましたね。

スクエニ・三宅陽一郎氏、2020年度人工知能学会論文賞を受賞
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1333156.html
テクノロジー推進部リードAIリサーチャーの三宅陽一郎氏が発表した論文「大規模 デジタルゲームにおける人工知能の一般的体系と実装 -FINAL FANTASY XVの実例を基に-」が受賞したというニュース。

今回の講義内容から逸れたけど、MMOゲームというアソビ場はマナビ場としても優れているのだということを改めて感じたエオルゼア大学。


___________________


講義本題のラノシア地方に見られる岩石と建築についての簡単な覚書。

身近にある建材が街の姿を形どっている。
採掘し、その素材から何が作れるかというギャザクラ体験が、その地に対する知となっていく。

リムサの白と建築様式。
その元にあるのが珊瑚由来の石灰岩
石灰石が変性作用を受けて生まれるのが、大理石という結晶質石灰石。
有能な建材として古来より重宝されてきた大理石も熱変成岩(ホルンフェルス)の一種。ドイツ語のHorn(角)とFelsen(崖・岩石)が合わさり、「固い岩石」という意味を持つホルンフェルスという言葉を成している。

サスタシャ浸食洞という始まりのダンジョンの原形ができたは、石灰岩が水による浸食作用を受けやすいという弱みがあるから。
石灰岩という単体では脆い石も、熱による接触変成作用を受けて、より硬くて強い大理石にレベルアップできるのである。
オ・ゴモロ火山という地熱の地理条件と、鉱山で暮らすコボルト族の営み、タイタン信仰。
ラノシア地方のモチーフとなっているであるリアルゼアの地中海地方も、石灰岩と大理石と火山という地の利がギリシャやローマという古代文明の礎になったのだろうなという、興味の広がりは、アサシンクリードオデッセイでギリシャを歩いて学びたくなる流れ。

その石畳に使われている石の名前は何というだろうか?
はじめの一歩は、そんな簡単な興味から。

石灰石と大理石という、人の営みと身近な石の名前。
その2つの石を繋ぐのは、ホルンフェルス(接触変成岩)という石のレシピ。
石の名前と由来に興味を持てれば、地学という学問の始まりである。

 
 



1時間の講義のあとの質疑応答時間では、来る暁月6.0での岩石的な見所について聞いてみた。
ホルン先生的にはシャーレアンでの調査を真っ先に行いたいとのこと。ゲーム進行的にも漆黒に置ける拠点都市クリスタリウムに相当する位置付けのシャーレアン。やはりギリシャやローマの古代文明都市のイメージですね。知の殿堂に相応しい、図書館の文献資料にも期待。

月の民でもあるムーンライトさん的な興味は、モチロン月面。
昨年2020年にアメリカ地質調査所(USGS)が、月面全体をカバーする1/500万スケールの詳細地質図(2013年に公開された地質図の改訂版)を公開してるのですよね。
https://www.axismag.jp/posts/2020/04/197219.html

 


表と裏で全く違う地質顔を持つ月面の最新知見をどこまで反映してくれるか、設定スタッフの熱量を試しているですよ~。

あと、個人的なお話ですけど、ロドストで濃いレポート日記を公開されてるLunaさんとも初めてお会いできたのが嬉しかったですね。
質疑応答ではトリとオチを美味しく持っていってて、流石でございました。


初級白魔道士の聴講録~エオルゼア大学の講義を聴く
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/33708078/blog/4772043/
Lunaさんによる今回の講義のちゃんとしたまとめはコチラにて!
大学の期末テストがあったら頼りにしたい、信頼の文章力。

 


講義あと、出席確認代わりの集合写真。
大学という学び舎の変成作用。

講義のあと、ふと気になって家の部屋にあった石モノ漁り。

中学校の修学旅行で買った覚えのある、秋芳洞の大理石球オブジェ。
もう処分しようかと庭で野ざらしにしてあったんだけど、洗って磨けば輝いた謎の玉。

 
 



コロナ禍前、愛車のスバルR2とのお別れの旅で行った岐阜で貰った謎の石。大野寺の門前店街でもらったんだけど、名前は忘れちゃった。ちょっと卵っぽい、カドの取れた石。

 
 
玄関に飾ってあった、浸食岩っぽいもの。
ちょっと黒っぽくて鉄分の多そうな、火山っ気のある石。
名前は分からないけど、子供の頃からずっとあった石。



___________________

ここから、さらに個人的な、石との追憶戦話へ。

石への興味は物心ついたときからの子供本能的な石拾い趣味が根底にあるんだけど、いったん休眠してた石への興味が目覚めた復元ポイントを探ってて見つけたのが、千石撫子の歌う「恋愛サーキュレーション」という歌。

”せんりのみちもいっぽから!
 石のようにかたい そんな意思で”

meg rock先生の書いた、ロックな歌詞の中でも一番好きなフレーズ。
石と意思との掛詞。

またもや西尾維新先生の物語シリーズと、我が音楽神である神前暁先生の存在感。
そういや神前さんのお名前(さとる)が暁(あかつき)って書くんですよね。
この「暁」と「月」が合わさるという10年目のフィナーレ。
そんなコトダマもじぴったん現象に名前を付けて保存する日記。


10年前の2010年10月10日、マチ★アソビ Vol.4最終日。
https://origin.gigazine.net/news/20101007_schedule_machiasobi_vol4/
「声優:花澤香菜の歴史を作品・キャラと共に語る!」 というトークイベントのために、初めて徳島県に足を踏み入れて、イシの国・四国に目覚めた千里の道の第一歩。

そういえばFF14には意志力という、普通のRPGではあまり見たことのない謎のステータスがありますね。
魔法系の効果に影響を及ぼす精神力というステータスはD&Dの時代からあるけど、この意志力は攻撃系全般に影響するという、なんだかざっくりした代物。

石と意思に掛けまして、「イシ力」へのステ振り意識。
エオルゼア大学という場の熱変成作用で、イシへの想いが10年かけてグルグル回ってサーキュレート(circulate)。


こちらは徳島県じゃなくて、香川県にある石の民俗資料館で撮った石画像。

 
 
 

 
瑪瑙の断面、庵治石に刻まれた令和、築城建材としての石材運び。

日本三大花崗岩と呼ばれる良質の石材「庵治石」が特産の香川県東部。

 


港町・高松市の高松港に面した、高松城という海城の石垣。
城の堀には海水が入っていて、クサフグが泳いでたのが面白かったなぁ。
近くの川を流れて角が取れた丸っこい石を石垣に使ってるのが特徴。

今回の講義では出てこなかったけど、個人的に好きで親しみがあるのは花崗岩かもしれない。
地元の奈良でも、大物の石材はだいたい花崗岩が使われてるんですよね。
明日香の亀石とか。

登山で花崗岩の岩山に登ったり、仕事で石材を扱った実践体験。
歴史趣味からお城の石垣への興味。
石に生える地衣類という地味だけど面白いハイブリット生物の生態。

自分が思ってるよりも石に恋愛してたなぁ…という10年サーキュレート。

「意志力」から「し」抜きで「イリョク」。

ロードストーンという路傍の石の銘文としては長すぎる、謎の意志力が生んだ迷い文。
行き場もなく、想いは溢れて収拾がつかない、いつものパターン。

このあたりで打ち切りです、先生。
また今度!



Comments (6)

Nie Nanao

Pandaemonium [Mana]

こんにちは!
コメントでは、はじめまして、です。

引き出しが豊富なBoneさんの、八艘飛びのごとく話題を巡り巡る日記、楽しく拝見しています。

今回もエオルゼア大学の講義内容から、ご自身の体験、趣味興味につなげる日記、楽しませていただきました。

石という身近な題材ながら、なかなか関心が向かないと素通りしてしまう素材。
でも、歴史や名所旧跡へのご興味から、ご自身と石の関係に辿り着くこともあるんですね。

講師の先生の楽しいお話で、エオルゼアの大地への関心が高まりましたが、自分と石の関係を掘り下げてみるのも楽しそうですね。

私はどうだろう、と考えてみましたが、子供の頃の海岸での水切り、石拾い貝拾い、くらいしか思いつかないや(^^;

ではでは、お邪魔しました〜

Bone Moonlight

Ixion [Mana]

>Nieさん
初コメントありがとうございます~。

SNSは長らくTwitterメインだったのでロドストくらいの文量での書き方は模索中なのですが、書きたいことは日記のタイトル一行に込めてます。

FF14という舞台設定のバックボーンがしっかりしたゲームから、リアルゼアへの興味も広がればいいなぁと。
誰もが体験したことのありそうな石拾いとか石投げの体験はけっこう大事なのですよね。
あのとき拾った石にも名前があったはず…そんな興味の一歩から。

ゲーム内体験でいうと、自分自身はギャザを園芸師メインで進めたので、採掘師の採集手帳埋めをちゃんとやらねばという宿題が残っていたりします(笑。
MMORPGで、こんなオンライン大学ごっこができるのも、色んな人がいて興味持ってくれる人がいるからこそですよねー。

土木の知識は多少あるんですけど、建築知識も学びたくなるイベントでした。

Schnee Luna

Pandaemonium [Mana]

こんばんは。

 いつの日かアフガニスタンまでラピスラズリを買い付けに行きたい初級白魔道士です。
 まさかBoneさんにお目にかかれるとは思っておらず、Nieさんが先にお気づきになったので後ろに座りました(笑)

 それにしても石。意思、イシ。エオルゼアからリアルゼアに派生するBoneさんの実体験はほんとにすごいですね。
 花崗岩(御影石)の産地はいくつかありますが、ともかくお寺や神社の参道の石畳とか石柱とかに使われて、とにかく頑丈で見た目もいい、都合のいいイシですよね。

 Bone先生にも講義してもらいたいです。特にリアルゼアとリンクしている独自の観点が興味深いです。

Bone Moonlight

Ixion [Mana]

>Lunaさん
ラピスラズリ、和名だと瑠璃ですね。時節的にはLoMのキャラ名。
エオルゼアでは森で採れる低レベル鉱石なので価値も低く残念な扱い…。
石の名前一つで歴史だとか誕生石としての意味合いとか、転がして楽しめますねー。

花崗岩と御影石が同じものだという知識が抜けてたのですが、現代日本だと墓石に使う御影石くらいしか身近な石材ってないかもしれませんね。
現場施工の経験があると、石材って現代では重くて扱いずらい、捨てる場所なくて産業廃棄物として非常に厄介…などの色んな付加感覚がゲーム内でも無駄に再生されます(笑。

これだという専門がないので座学の講師経験はないのですけど、フィールドワーク的なことは仕事や趣味でやってるので、エオルゼアでもフィールドワーク形式のワークショップはやってみたいですね。

ガイアDCではエオルゼアを調べる会ってFSがあります。
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/14507259/blog/3221304
マナDCで似た活動してるところは見つけられなかったのですよね。

Limo Faber

Ifrit [Gaia]

コメントから遊びにきました…ら、教授の姿が!!
ガイアの方のイベントで何度かご一緒させていただいたことがあるのですが…
さすがDCの壁を先駆けてこえられていた教授、マナでも授業されてるのですね!(笑)
DCテレポが実装される前から、違うDCが遠い気がしないのは、
フットワークが軽いヒカセン様たちのおかげかもですね^^

Bone Moonlight

Ixion [Mana]

>Lilimoさん
コメントからいらっしゃいませ!
Lilimoさんの日記は、北米サーバーから各地へ遊びに行ってるエイソンさんのコメントに釣られて覗きに行きました。
ホルン先生、ロドストの鉱物日記でしか存じ上げてなかったのですが、いろんなイベント界隈に関わってらっしゃったとは。

マナDCってエンドコンテンツ行くような生真面目な層が多い印象で、イベント系は弱い印象があったのですけど、自分のアンテナが広がったのかイベント行ける機会が増えてきました。

自分はリアルゼアでは長らくイベンターとして海外遠征までは自重しつつ日本国内であればあちこち旅歩きしてたので、それに比べたらDCの壁はサブキャラ作って三都クエ進めるだけでいいからお金もかからず楽だなという印象です(笑。
今回は長めだけど終わりと始まりの日が決まってるナギ節ですから、いろいろ工夫してフィナーレまでの時間を楽しみたいですね~。
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