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Pandaemonium [Mana]

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3.山あり谷あり、滝と毛玉

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どうも皆さんこんばんは。

何故何者でもないただの光の戦士の私が日記を書き始めたのかというのは、前書きの方をさっと一読していただけると幸いです。
書き始めた理由に興味がないのなら読まなくても大丈夫ですのでお気になさらず。





黒衣森:南部森林のクォーターミルで目を覚ました私は、まずあまりの寒さに驚いた。
この身は光の戦士なれど、平常時はやはり寒さを感じるものである。
昨日まではそこそこ暖かっただけに、この寒暖差は身体にこたえた。

急いでお気に入りのベルベティーンカウルを纏い、出立準備を終える。
今日はどこへ向かおうか。

昨日は海に行こうかとも思ったが、この寒さもあって今の気分は違う。
近くに東ザナラーンもあったので、そちらに向かおうと思う。





実のところ、ザナラーンに思い出はあまりない。
来た事はあるかもしれないが、まったく記憶がないのである。

ウルダハ関連のストーリーにロクなものがないのが悪い。

そう責任転嫁しながら歩いていると、入ってくださいと言わんばかりの洞窟を見つけた。
初手から私の前にこんなあからさまな洞窟を見せてくるとは。
東ザナラーン、侮りがたし。





なんかすごいものを見つけてしまった。

私はこういった芸術には疎いので、あまり感想と言える感想は思いつかない。
何故剣がぐにゃぐにゃなのか。
昔の人のセンスはわからないものだ。
私ならばこの石像の左右に同じくらいのサイズの直剣を、地面から垂直に生やしていただろうな。

†石像†

これなら一部に需要がありそうなカッコいい石像ができるだろう。
剣がぐにゃぐにゃなのも普通じゃない感が出てイイ。

そんな失礼な感想を抱いていると、何かを祀っている像の可能性もあると気が付く。
私は少し申し訳ない気持ちになりながら、一礼してその場を去った。





洞窟から出て少し進むと、丸い毛玉に出会った。
遠くから見るととても可愛らしかったので、顔が見たくなってしまった。
私は少し走り、その顔を覗き込むと、





なかなかに渋い、まるで老紳士のような顔が見られた。
この顔を見ていると毛玉が可愛らしいだけのものではなく、気品も感じてくるから不思議だ。

きっと毎朝しっかり整えているのだろう。
癖の強そうな毛玉だし、寝癖を直すのも大変そうだ。

一生懸命、毛を整えている彼らの姿を想像するとほっこりできた。





ずっと視界には映っていたものの、上手い事写真を撮れる角度が見つからずに悶々としていたが、ようやく良い場所が見つかった。
キキルンのお二人も良い所に陣取っている。

それにしても、あの黄色く輝く水晶のようなものは何なのだろうか。
あんなものが自然とにょきにょき生えてくるとは考えづらいのだが、木と同じようなものと考えると、ありえなくはないのだろうなと思う。

まあ現実にこうしてあるのだ、夜空と合わせて楽しませてもらうとしよう。





夜空も堪能した所で、私は再び歩き出す。

ほどなくして、大きな水音が聞こえてきた。
これは滝が近くにあるに違いない。

私は滝が好きだ。
滝を見ると裏側にまわりこみたくなる習性があると言っても過言ではないだろう。
前々回見かけた黒衣森での滝は裏側から撮影することができたので、今回も期待して行ってみよう。





いやデカすぎるし高すぎる。

お目当ての滝は確かに見つかった。
しかしこれでは裏側にまわりこむことはできそうにないだろう。

つくづく自然というのは私の想像を超えてくる。
下が霞んで見えなくなるほどとは驚いた。

これはこれで良いものなので、満足満足だ。





ふらふら歩いていると、またすごいものを見つけた。
いや本当になんなのだここは。

なんとなく昔は街でもあったのかと思っていたのだが、これはもはや国の跡な気がしてならない。
国があるにしてはあまりにも立地が悪すぎるので、きっと大きな地殻変動か何かがあったのだろう。
それで国ごと下に沈んだというのが一番しっくりくる。

答えがなんなのかはまったくわからないが、こういうものは勝手に予想を立ててああだこうだ言っている段階が一番面白いと、私の中では決まっている。
故に答えを調べるようなことはしないが、合っていたら嬉しいなとも思う。





少し歩くと、また廃墟を発見した。
ここは廃墟と荒野祭りだ。

自分で言っておいて難だが、まったく盛り上がらなそうな祭りである。
好きな人は好きそうだが。

さて、コイツがいたら何かあるランキングで上位に位置するモンスター、インプがそこら中にいる。
そういう所は大体何かしら面白いものがあったりするのだ。
勿論相応の危険も伴うので注意して行かなければならないが。




警戒しながらゆっくり進んでいくと、すぐに行き止まりに着いた。
行き止まりというよりは断崖絶壁。
前を見れば絶景である。

観光ガイドブックによると、ここはみえざる都という名前の区域らしい。

もしかしたらこの絶景の窪んだあたりに、都があったのかもしれないな。
そうだとすると今だと地の底か。
少し気になるが、さすがに見に行くのはやめておこう。
過去の遺物とか、下手なものを起こしたりはしたくないからね。






気が付くと、夜が明けていた。

楽しい事をしていると時間が経つのは一瞬である。

奥に映っている都市はウルダハだろうか。
あの国にはあまり良い思い出がない。
とはいえ避けていくのももったいないので、精々良い思い出が作れる事を祈るとしよう。





やってきました。バーニングウォール。
私は楽しみは最後にとっておくタイプなのだ。

あまりにも楽しみだったので、ついマウントでひとっ飛びしてしまった。
さすがにここでは降りて移動するつもりでいる。

いやはやここも美しい。

どうしてこうも水と水晶は相性が良いのだろうか。
特別私が好んでいるだけで、世間的にはそうでもないのかもしれないがそれはどうでも良い事だ。

素敵だ。
来て良かった。

心からそう思える。

折角だから色々な角度で楽しむぞと気合を入れた時に、ハプニングが起こった。
霧が発生してしまったのである。





ものの見事に何も見えなくなってしまった。
これにはミラーナイトくんもがっかりしているに違いない。

そう思って近くで羽を広げていたミラーナイトくんに話しかけたのだが、無視されてしまった。
恥ずかしがりやなのだろう。
私も空気が読める男だ、これ以上声をかけることは迷惑になることがわかったので、話しかけるのを止める。

とはいえ何もしないというのも彼に失礼なので、記念撮影をすることにした。
私達が出会った記念日である。
ミラーナイトくんは逃げなかったので、これくらいなら良いということだろう。

彼に感謝を告げて、私は踵を返した。

最後は残念であったが、ハプニングも旅の醍醐味であるだろう。
深い霧に包まれる経験も、実は滅多にできないので貴重な経験ができたといえるだろうからな。

その後無事、今回の宿泊地(野宿先)であるキャンプ・ドライボーンに到着した。

今回の旅も満足することができた。
次こそは海に行きたいが、恐らく明日も寒くなるので、気はそちらに向かないだろう。


今日はしっかり防寒をして眠ることにする。

ここまで見ていただいてありがとうございました。

皆さんも体調には気を付けてくださいね。
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