こんにちは。
今回はクガネを飛び出して、紅玉海にやってきました。
紅玉海は、島国であるひんがしの国と東州オサード小大陸を隔てる海域です。
名所もたくさんあるのですが、今回は海の上ではなく、海の中をご紹介したいと思います。
海の中に何が?と思われるかもしれませんが、紅玉海には海の中に住んでいる人たちがいて、独自の文化を築いているのです。
今回はその中でもアウラ・スイのお姫様の住む紫水宮をご紹介します。
こちらが入り口です。
海の中とはいっても、タマミズという空気の泡の中にありますので、ちゃんと息は出来ます。
タマミズは同じく紅玉海に住む亀に似た蛮族、コウジン族の技術で作られています。
その昔、争いを嫌ったアウラ・スイに繋がる一族がコウジン族の支援を得て、海底に移り住んだのが始まりとのこと。
奥の方には朱を基調とした東州風の建物群が並んでいます。
海上の光に照らされた姿はとても幻想的で、絵にもかけない美しさでした。
こちらが中の様子。
どうやら小さな部屋(といってもかなり広い)が連なる構造のようです。
部屋と部屋の間は襖と呼ばれる扉で仕切られています。
襖には絵が描かれており、見るものを楽しませてくれます。
この部屋には山の中を泳ぐ魚の群れが描かれていますね。
(不思議な絵ですが、たぶん海の中なのでしょう)
こちらは別の部屋になります。
この部屋の襖にも、先程とは別の絵が描かれています。
こちらも海底を泳ぐ魚たちの絵です。
ずっと海の底で暮らしているアウラ・スイならではのモチーフなのかもしれませんね。
ちなみに床を覆っているのは畳と呼ばれる敷物で、こうやって座るのが作法らしいですよ。
こちらは中庭を囲む内廊下です。
色とりどりの珊瑚に飾られた中庭と、灯篭にぼんやりと照らされた回廊がとても素敵です。
回廊の向こうにも部屋が続いているようですね。
先ほどの部屋もそうですが、普段はどのように使われているのでしょうか。
紫水宮に暮らす人々で賑わう姿も見てみたいものです。
さらに先に進むと紫水祭殿に続く外廊下が現れます。
右奥には最奥の紫水御神楽にある塔の一つが見えますね。
ただ、廊下を分断するように池があり先に進めません。
(これ泳いで渡るのが正しいのでしょうか?神事を行う際の禊的なものなのかも?)
残念ですが、今回は眺めるだけにして終わりにしたいと思います。
紫水御神楽まで行くと玉手箱という綺麗な箱をもらえるらしいのですが。。。
ではまた次回。