少し前の話になりますが
主にFF14の生配信をされている
ゲーム実況者のバロさん
がFF14内で開催された「LBGT会」
https://www.youtube.com/watch?v=6EityIXfMCkの感想を書こうと思います。
LGBTとはなにか?
バロさん自身がFF14内で経験した話
パネリストの人たちの体験談
または聞き及んだ話
バロさん自身がゲイということもあり
そのコミュニティ及び新宿2丁目界隈の事情
ゲイバーに関するお話
等々
一般レベルでざっくばらんに語る形はとても新鮮でした。
しかもFF14という仮想空間を活用して
個人情報を担保した形式で
マイノリティについて話ができるっていうのも
リアルでのシンポジウムよりも敷居が低く、
語る側も聞く側も気楽に感じたのではないでしょうか?
一番印象が深かったのは
例えばゲイバーに行ったときに
「俺、もしかして狙われるかも?」という思いに対して
お前はキャバクラにいったらキャバ嬢全員に惚れられるとでも思っているのか?
という反論に確かにそんなの勘違いもいいところ、と爆笑しつつも、納得してしまいました。
性的マイノリティだって好みのタイプはあるわけだし
ゲイバーもキャバクラも客をもてなして金をもらう商売をしている以上愛想ふりまくのは
当たり前ですよねぇ
あとゲイバーには
「観光バー」と「会員制のバー」の2種類存在しているのは初めてしりました。
最後に私の中のLGBTの理解の仕方でいうと
どうもバロさん曰く「LGBT」と4くくりにしているものの、実際はもっと多様性があり
そのすべてをバロさん自身も知らない部分もあるという風におっしゃられておりました。
なので私は乱暴な解釈なのかもしれませんが
これは「オタク」の世界に変換してしまえばなんか特に違和感がないんじゃないかという風に感じました。
例えば「コミケ」は今でこそとんでもないイベントになりましたが、その本質は
マンガ、アニメを含む、マイノリティーな趣味の人たちがその思いを形(同人誌)にして
共有して語り合う。また周囲を見渡すといろいろな「好き」を知ることもできる。そういうイベントです。
(別の意味では『深淵』ともとれる)
この世にいろんな「好き」が存在するのなら、それがセクシャリティの中にも存在するのは必然なのかな?
といった感じです。