ヒカセンそれはFF14内を冒険者たちのことを指す言葉。
オフラインゲームとは違い、このMMORPGでは、町を走ったり、一緒に戦ってくれたりする人たちはみんな……
この
リアルの世界で暮らす、名も知らない誰か。inしたときに、クロスホットバーの使い方をFCハウスの前で相談していた団員の二人も。
団員さんの過去のレイドコンテンツを攻略、その手伝ってくれた人たちも。
青魔のレベリングをして、カンストまでいった団員さんも、それに同行してくれた人たちも。
みんなみんな……リアルの世界で一生懸命生活している、人たちだ。
その時間私たちは青魔の魔法をFC団内でラーニングに行こうとしていた。
蛮神戦は解除でいくとラーニングが大変なので……FC内で声をかけて集まっていたところだった。
さあ行きましょう!!私が声をかけたとき。
2月13日23時8分、
揺れてる、っと誰かが言った。
最初は何のことかわからなかったけど、次第にほかの団員さんも、
「あれ、こっちも」「ちょっとまって強くない?」「長い長い」って続いていく。
じ、
地震だ!!!!「すぐ机の下に隠れて!!」「ゲームやめろ!!」「画面はいいから、身を守って!!」
揺れてない団員さんたちや私たちが身を守るように声をかける。
その場にいた団員のボコさん(一番最初に揺れてる、って言った人)
ボコさん「でもFF14やめられないんだけど!!」
私「言うてる場合か!!!!」そんなやり取りもあったりして……
次第に揺れが収まり、FCチャットは安否と被害がないか、の声が飛び交うようになりました。
その確認のためだけに、落ちてたわいきゃさんがinされて、みんなの無事を喜んだりして。
余震があるかもだから気を付けよう。
水をお風呂にためておくとよい。それでお手洗いを昔、一週間したことがある。
食料、水、ライトとかは確認しておいたほうがいいかも。
そんな会話がゲーム内で行われていました。
そのあとは予定通り、家の被害、プレイに問題がないこと、余震があったらすぐそっちに集中してゲーム内は無視して…っと確認して、ラーニングへ。
無事に目的の技は取得出来たのですが……やっぱり、どうしても余震のことが気になってあんまり集中できない時間が続きましたね。
命より大事なものなんて、この世にはありません。
零式中だろうが、アライアンス中だろうが、フレンドさんとの雑談中だろうが。
自分の身が危険だと判断したら、
何もかも無視して避難してください。みんなが無事で本当に良かった……昨日も色々なことがあったけど、本当にそれが一番だった。そう思う、とあるヒカセンなのでした。