こんにちは、アルフィンです。
段々と涼しくなり、秋らしくなってきましたね!
今回は少し個人的な出来事も書いてみようと思います。
先日、ようやく暗黒騎士のレベル70までのクエストを終えました。
とても心に沁みるストーリーで、リアルでの思いと重なり思わず涙してしまったシーンもありました。
クエストを始める前、3年前に他界した祖母の命日を丁度迎えたということもあり、ストーリーを進めながら色々と心に響くところが多くありました。
(※この先は少し重いリアルの話と暗黒騎士クエストのネタバレ内容が含まれますのでご注意を…!聞きたくない、興味がない方はそのまま開けずにスルーしてください)Click to showClick to hide
現在、リアルではコロナ禍で生活も一変し、以前の生活に慣れてしまっている私たちにとって、今の生活の中には儘ならないと感じる場面も皆さんも沢山あると思います。
当たり前にやっていたこともできなくなり、当たり前に行けた場所にも行けなくなりました。
そうした状況になって初めて、何気ない今までの生活、当たり前にできることがいかに幸せなことだったのかと私自身も実感しました。
先日、エオルゼアでは、プレイヤー主催の夏祭りイベントが開催され、FCの仲間と参加させていただきました。
リアルでは本来なら地元でも夏祭りや盆踊り大会などが行われる時期でもありました。
ですが、このコロナ禍でお祭りやイベントはすべて中止に…。
そんな中でのエオルゼアでの夏祭りでした。
本当に…本当に楽しかったです!(主催された皆様、本当にありがとうございます!)
画面の中だけでのお祭ですが、気持ちはリアルで感じるお祭の楽しさそのものでした。
FF14という世界に出会えて本当によかったなとこの時改めて思いました。
そして、どんな形でも思いは形にできること、誰かと繋がっていることを感じました。
今現在の大変な状況は、これからも暫く続いていくと思います…。
ですが、そんな中でも希望はあるし、幸せもある。
今この状況だからこそ、本当に大切なこと気づくことも、人に優しくなれることも沢山あるのではないかと私は思います。
辛いこと、苦しいこと、嫌なこと、悲しいこと…
生きるということはとても大変で、それらの感情を時には強く感じてしまうこともあるでしょう…
そうした感情さえも心の糧として、気付き、学び、柔軟で優しく、そして強く…そんな生き方ができれば…
こうした儘ならない時だからこそ、もう一度、自分自身のことを『生きる』ということを振り返ってみようと改めて思いました。
私の祖母は100歳を越える長い人生を生きてきました。
大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生きた祖母…
その長い人生の中では戦争や2度の大きな震災、両親や姉弟、夫、友人、そして大切な息子の死も経験し、そうした苦しみも哀しみも乗り越えて生きてきた、とても強くて愛のある人でした。
私自身もこの5年の間で祖母をはじめとする『大切な存在』との別れを4度経験しました。
立ち直れないほど悲しみに沈んだ時期もありましたし、今でも思い出して辛くなることもよくあります。
あの時もっとこうしておけばよかった、もっと何かできたのではないか…そういった後悔も沢山あります。また触れたい、会いたいとも心の底から思います…。
でも現実は、過去を変えることもできないし、会うことも叶いません。
辛く苦しい思いをずっと抱えながら生きていかなくてはならない…
そんな重荷を背負っているような感覚をどこかでずっと感じていました。
そんな中で今回進めていた『生きる』というテーマを含んだ暗黒騎士のクエストは、そんな自分を見つめ直すきっかけをくれたように思います。
誰もがいつかは受け入れなければならない『死』という現実…
『死』の存在があるからこそ、その中で『生きる』ということに気づいていけるのではないかと私は感じました。
儚く不完全であるからこそ尊いものであり、苦しみや哀しみ、儘ならないことがあるからこそ、幸せや愛情、何気ない当たり前のことがいかに大切なものなのかに気づけるのだと…そして、悲しみや苦しさを感じたその分だけきっと、人にも優しく、強く生きられるのだと私は思います。
辛い現実や憤り、悲しい別れを…そういった負の感情や部分さえも受け入れ、力に変えて前に進んでいける暗黒騎士の姿にとても胸が熱くなりました。
『つらい別れを、私はきっと何度でも思い出すよ。
だけど、別れのたびに傷ついても、人はまた、誰かのことを好きになれる。
その人たちと手をとって、立ちあがって、歩いていくの。
いなくなった人との記憶、受けとった想いを、私の先にある未来へ届けるために……!』
最後のこのリエルの言葉に私自身もとても救われました。