自分は今でも脳筋である。
奇をてらって赤魔道士や学者などをやってみているが、特別な理由がなければ迷わずモか竜を選ぶくらいに。
そんなわけであるから、キャスターをやっていても気づけば敵に張り付いてしまう。
誤差にもならないと言われても、何か…オートアタックが入らないと損した気分に苛まれるのだ。
こうした気質は今に始まったことではない。
リアルタイムでFFとDQは経験しているが、子供の頃にそれらで遊んでいた頃はさらに酷かった。
まず、仲間に攻撃職しか入れない。
DQ3の場合、勇戦武魔のパーティだった。魔はメタル狩りの際のどくばり要因であり、魔法による攻撃自体にはほとんど興味がなかった。
DQ4では、勇者、ライアン、トルネコ、ドラン。ライアンは鎧がピンクであることを除けば理想的な重戦士であり、ドランはドラゴンなのでカッコイイ。トルネコは仲間を呼ぶのが強いと確信していた気がする。今脳筋パーティを編成するとしたらトルネコを外しアリーナを入れると思うが、当時は見た目が弱そうだったので除外した。
FF3ではさすがに白魔道士がいたが、単なるケアルタンクだったのは言うまでもない。魔法が回数制だったので余分な(と感じる)バフに回数を割くはずもなく、手が空いているときは杖などのアイテムを使っていた気がする。
いずれも勇者が回復魔法を使えて良かったと思う。なかったらクリアできなかったかもしれない。
本当に、当時は魔法でダメージを軽減するとか敵の防御や素早さを下げるなどのバフ・デバフの重要性をまったく理解していなかったのだ。
そんなことをする暇があるなら1発でも多く殴ったほうが強い…何の疑いもなくそう信じていたのである。
お陰様で今では支援や弱体の有り難みを理解できているため、「バフなんてあってもなくても同じだろ」「数秒のためにデバフ面倒くさい」などとは言わない。
しかし…。
現在、新生編蛮族クエストのコンプリート報酬のため、せっせとクエストに通っている。
残すところイクサルの約300ポイントとなった。
これまで放置してきた生産を結構な頻度で行っているのだが…クラフターのスキルが全然わからないのである。
どれもこれも、説明を読んでも理解できない。国語の成績だけは良かったのに…。
それで思考はまたしても、子供時代に戻ってしまう。
よくわからんスキルで耐久やターンを消費するくらいなら、1回でも多く品質向上にチャレンジすべきだ…と。
効果のほどがよくわからないまま、申し訳程度に1ターン目イノベーションを使っているが、あとは品質を上げてターン数を回復させて加工するのみ。
それでもなんとかなってしまうので助かっているが。
これが戦闘職であれば苦手なりにスキル回しをググってみたりもするのだが、そんな気さえおきない。
脳筋すぎて生産に興味がなさすぎるのかもしれない。
恐らく、イクサルの友好度をカンストさせるので自分のクラフターは精一杯だろう。
だが、きっとそれでいいのだ。
コメントで、まだ触っていないあるいは触ってすぐやめてしまった紅蓮編のコンテンツが興味深いと教えていただいた。
蛮族クエストさえしなくてよくなれば、日課はデイリーだけとなる。
手が空いたところで、それらのコンテンツに手を出してみるのも面白そうだ。
紅蓮編の24人レイドを解放したところで、蒼天編のそれを解放していなかったことに気づく。
第一段階のヴォイドアークしか経験したことがないが、その先を見てみるのも悪くないだろう。