(タイトルの大盛りに注意です)
ウルダハ城下町の表通りはとても栄えている、
しかし、
一歩裏道へ行くとそこには難民と呼ばれる”通称ウルダハ難民”が路上生活をしている、
暁の終焉以降、エオルゼアが平和になったことでナナモ様の執務にも余裕が出来たから、
ナナモ様は早速難民対策に取り掛かった。
ナナモ様は全世界を救った英雄であるララフェル冒険者を呼び出した、
”何か策は無いか?”と聞かれた冒険者は、
ウルダハ城下町の裏路地に”動物病院の新設”を提案した。
なにしろエオルゼア大陸には動物が沢山いるが動物病院は存在していない。
早速ウルダハザル回廊の商店街裏路地の立ち並ぶ空き家を使って動物病院を開業させた。
院長にはミコッテ族の白魔道士を採用し、エオルゼア全土に告知を行った。
翌週には世界各国からロスガル種族が大勢押し寄せた、
外来診察に、怪我の治療、しつけに、ブラッシングに、大盛況となった。
動物病院の運営に駆り出されたウルダハ難民はニートなどする暇もなく雇用され、
多くのウルダハ難民は労働に在り着け喜んだ。
冒険者は更に
”大型の水洗式トイレ”の設置をナナモ様に促した、
早速宇宙通販サイトガンジスを使い、地球と言う星から水洗トイレを30基取り寄せ、多くの難民達に働いてもらって、ウルダハ裏路地にトイレ道の駅を設置、大変好評となった、
トイレが設置されたことで、清掃やメンテナンスに水道事業も始まり、ウルダハ難民の仕事は充実した。
また、動物病院が大行列の為に冒険者は”寝カフェ”の併設をナナモ様に促した、
折角世界中から来てくれたロスガル種族さんが泊れる簡易宿泊所を空き家20軒分を使い確保!
さすがはナナモ様だ、仕事が早い!
炊飯業務に就寝室業務に清掃業務に、ウルダハ難民のほぼ全員が雇用され、労働し収入を得て納税する、ウルダハの経済は大変に潤った。
予想外だったのは食事の提供だ、
ヒューランの20倍もの量をロスガル種族さんは一人で食べてしまう、
だかそこは広大な大地のウルダハだ、ナナモ様はウルダハ全土からロスガル種族に大人気の”ウルダハ米”をかき集める指示を出し、これまではグリダニア等の他国へ輸出していた”ウルダハ米”はウルダハ動物病院街へ集約し、消費された、
こうして冒険者の発案が大成功し、
ウルダハ難民問題は見事に解決した!
ウルダハ動物病院は大成功した!
米不足が発生した!
おしまい。