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Tony Vercetti

Pandaemonium [Mana]

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見えざるもの

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エンドコンテンツの常連であれば、そのロールが何であれ"火力"への意識があることでしょう。

その理由の主な要因として"例のサイト"について語ることは避けられません。
所謂"果物屋"というやつです。

PTDPSを如何に最大化させるかという目標も間違いなく大事だと私は考えますが、
そもそも火力を出す出さないそのものの是非についてはここでは語りません。

良くも悪くもプレイヤーの火力への意識が高いのは、
ひとえに果物屋での火力の高い低いが最も分かりやすい指標として前面に出ているから、と考えます。
定量的なパフォーマンスの指標としてこれほど分かりやすいものはありません。

と、同時にふと疑問に思うことがありました。

"火力は最も分かりやすい指標として提示され、皆がより意識するのは自然なこと。
一方で『指標として提示されないもの』で、注意を傾けるべき大事なものはないだろうか"

"より火力を出そう"と木人を叩くことは、研鑽を尊ぶ方であれば当然のこと。
その裏で"本来は意識するべきことだが結果として現れ難いもの"が実はあるのではないか、
と。

この疑問に対して考えを深めるためには、まず果物屋で"そもそも何が見れるのか"
を整理しなくてはいけません。
完璧ではないでしょうけれど、概ね以下になると考えます。

<明らかに見えるもの>
・火力
・クリ/DH率
・ヒール量
・オーバーヒール量
・デス数
・GCD稼働率("果物屋"では正確ではないかもしれませんが)
・キャスト数
・タイムライン

<注視すれば分かるもの>
・デス原因/ワイプ原因
・シナジー
・ミリ秒レベルでのタイムライン(イベント)
・敵も含めた全員の立ち位置
・他者とのデータの比較

これらのデータは適切に扱えば、良い内省の材料となり
プレイヤースキルの向上に繋げることができます。

一方、果物屋で分からないもの、見えないものはなんでしょうか。
私は専らヒラをメインにしているので、ヒラ目線で思いつくがままに書いてみます。

<見えないもの>
・勝率
->ワイプも含めた全体の戦闘数に対してどれだけ勝ったかは分かりません。
また分かったとしてもそれが有意なデータかと言われると眉唾です。
練習PT、クリ目、消化、詰めパなどPTの目的は多種に分かれますし、
野良なのか固定なのか、半固定なのかも勝率に大きく影響するからです。
勝率だけを見てもそのプレイヤーの善し悪しは判別できないでしょう。

・デス/ワイプに対するカバーの可否
->ことヒーラーに顕著ですが、デス/ワイプが"対応によっては回避可能だったかどうか"は
タイムラインを非常に深く見れば分かりますが、一般的には分からないものでしょう。
例えば果物屋が自動で解析してくれて、
"貴方はフローが余っていて深謀を使うことが出来たが、使わない結果MTが落ちた。
エナドレ1回分の火力向上になったが、XX秒MTが落ちたことで推定XXXX分のPTDPS損失となった"
ぐらい明瞭な結果として出るのであれば、
"ああ、この行動は駄目だったんだな"と容易に考えることができますが、
現在の果物屋ではそこまでの情報を提示してくれるわけではありません。
カバーできたかどうかは、自身で思案するしかないのです。

・行動の意図
->GCDヒールを使ったとします。
それが"他にない最善の選択肢"なのか、"本来アビリティで賄えるはずが誤って使った"のか、
"敢えてアビリティを温存するために使った"など、
どのような意図で使ったのかを推し量ることは困難です。
"行動の意図"は本人しか知り得ません。覚えていれば、ですが。

個人的にこの"意図"を内省することがより良いプレイングをするために
最も重要なのではないかと捉えています。
たとえば、
"このタイミングはギミックを処理しながら回復アビリティを刺しつつ、
ディヴィしてからカードを配る忙しない場面だった。
本来はカード対象を吟味するべきだったが、余裕が無くて雑に投げてしまった"
といった自身のプレイングでの"意図したこと"はその時の自身にしか分かりません。

さらに拡張して、
"何を見て、何を考えて、どう動いた、結果どうなったか"の4つを分析すれば
自身が対応できるキャパシティの限界を知ることができるようになります。
​先の例であれば、"本来カードを投げる対象を吟味するべきだったができなかった"
という反省点さえ分かれば、
・より思考のリソースを減らしてギミック処理する方法はないか
・回復の差込を前後にずらすことはできないか
・各構成でのカードの投げ方を事前に練る事でカード対象を考えるコストを減らせないか
など様々な改善点を見出すことができます。

まぁ言われてみれば当たり前な結論へ帰結しただけの話ですが、
特に"自身の意図について振り返るようにしよう"と
考えるようになってからより14を楽しめるようになりました。
"何を見て、何を考え、どう動き、結果どうだったか"をおおざっぱにメモし、内省することで、
よりイレギュラーや敗北に対しても寛容になることができたのです。
また、日を置いてから自身のメモを見直すと、
"昔こんなこと考えてたのか"と苦笑することもあれば、
逆に忘れていた学びを得られることもあります。

これが果物屋だけでは見る事ができない、より14を楽しみ、
また己を強くするために意識するべきことなのではないか、と思います。

読んで頂いた方に何かしらの知見になれば幸いです。
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