アジムステップ昼BGM「地平線に沈め」ピアノソロアレンジ
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テンペスト深部BGM「冥き水底」オリジナルアレンジ
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突然ですが、この世界で楽しむのって…本当の意味では難しくありませんか?
最初のうちは、目に入る景観や音楽、クラスを選んで戦闘してみること…初めて触れること、受け取ることにただただ一生懸命でした。
知らない言葉のオンパレードで調べまくったし、ひとつひとつ、操作を理解していったり、新しいことを頭に詰め込むので精一杯。でも、これも楽しかったのかな。
次に直面するのが人との関わり。
最初のうちはまわりに同時にプレイしている人がいるな、って横目で見ていても、ダンジョンに行くようになったり、関わりを持つようになってくると、本当に向こう側に「中の人」がいることに意識が行くようになります。
キャラクターのお顔からは、本当はその人は今どう思っているのかわかりにくい。
だからといってそれで不安がいっぱいになってしまっていてもだめだし、逆に相手に関係なくただ自分が楽しくしていればいいということも違う…
これまで必死にさまざまなコンテンツや操作に慣れようとし、まわりの人へ投げかける言葉も、相手の「楽しみ」の一部になれるようにと過ごしてきたつもりだけれど、失敗は数えきれないほど。
でも普通(という言い方がいいかはわからないけれど)は、こんな風にごちゃごちゃ考えないですよね。
自然体で、やりたいことをどんどん見つけ、上手に楽しんでいる方がほとんどなのではないかなって思います。
「上手」って言葉の中身は、私は「うまくバランスのいい位置に自分で立てること」だと思っています。
うまく言えませんが、心の持ち方をどの方向にも行き過ぎさせないのが楽しみ上手なのかなと。
失敗/下手なことだらけの自分がやっている「楽器演奏」も、自分の中ではどうやってバランスを取れば本当の意味で楽しめるのだろう…と考えつつ、やってみたいことをがんばっているところ。
シンプルなメロディーのみでは、何が弾きたいのか、うまく雰囲気が伝わりにくい。
だからと原曲に近づくために音を入れすぎると今度は難しさできちんと弾けないし、同時判定の音つぶれの乱発。
このままだと正直、自分はこの世界での演奏が楽しいとは思えなくなってしまいます。
弾く「意味」を見失いそうになる。
どちらにも偏らず、弾いていて自分がまず楽しめて、きちんと、より美しい音が出せて、聴いてくれる人に少しでも和んでもらえるための方法が、自分用のアレンジをしてしまうこと。今は、ここにたどり着いたところ。
簡単にさっとできることではないので、書くのにも練習にも時間がかかるけれど、「楽しみ上手」への一歩になれたらそれが自分の居所になるような気がします。
そして…私のこれまでのたくさんの色んな失敗を許したり、背負ったり、受け流してくれたたくさんの皆さん。
ごめんなさいと、ありがとうを言います。
この日記も一度「失敗」しての再投稿。
聴いてくださった方の心に、小さくても優しく響くよう願って。
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