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Emma Gentle-blade

Aegis [Elemental]

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人狼風推理ゲーム「汝は妖魔なりや?」ルールブック

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ゲーム概要
これはウルティマオンラインで行われていた人狼ゲームをベースにした人狼「」推理ゲームです。一般に知られている人狼ゲームとは大きく内容が異なりますので、区別のために「汝は妖魔なりや?」と呼ぶことにしました。議論は行わず、与えられた情報をもとに各プレイヤーが推理していくことになります。議論やチャットが不得意な方、人狼的なゲームに興味はあっても敷居が高いように感じていた方にも楽しんでいただけるように考えました。勝敗はありますが、それが目的ではなく皆さんが集まってハラハラドキドキな体験を楽しんでいただきたいと思っています。

バックストーリー
みなさんはペンション「エマ」の宿泊客です。あいにく外は猛吹雪で外に出ることはできません。さらに悪いことにこの地域には最近、人間に化けて人を襲う妖魔の噂が流れていました。今このペンションには村人、妖魔、妖魔を信奉するテンパード、村人を守るために妖魔を追ってきた傭兵たちが集うことになりました。果たして、吹雪がやむ日まで村人たちは生き延びることができるでしょうか・・・。



配役
[村人]
特別な能力を持ちませんが、村人が全滅すると敗北となります。
[傭兵]
牧師
牧師は妖魔に襲われたとき、「一度だけ」聖水の力で身を守ることができますが、妖魔を倒すことはできません。
狩人
狩人は妖魔に襲われたとき、「一度だけ」銃で妖魔を倒すことができます。
[妖魔]
妖魔は他の妖魔の存在をあらかじめ知っていますが、裏で会話をすることは「できません」。妖魔は同室になった相手が人間の場合、襲撃しなければいけません。ただし、「一度だけ」襲うのを我慢する(パスする)ことができます。妖魔2人が同室になった場合は何もおきません。この場合は襲撃パスは消費されません。
[テンパード]
テンパードは妖魔を勝利に導くように巧みな嘘で場を混乱させていきましょう。ただし、妖魔にとってはテンパードも人間なので同室になった場合襲われる可能性があります。テンパードは夜の時間、妖魔の行動ターンの後に自ら命を絶つことで同室の相手に疑いをかけることができます。この行動は任意です。

勝利条件
[村人・傭兵サイド]
①6日目の朝を迎えた時に「村人」が1人以上生存している。(傭兵の生死は含まない)
②妖魔が全滅する。(テンパードの生死は含まない)
①、②のいずれかを満たした時
[妖魔・テンパードサイド]
6日目の朝までに「村人」を全滅させる。(傭兵の生死は含まない)

配役の人数配分(一例です)
07人:妖魔2,狩人1,テンパード1,牧師1,村人2(妖:3,村:4)
08人:妖魔2,狩人1,テンパード1,牧師1,村人3(妖:3,村:5)
09人:妖魔2,狩人1,テンパード2,牧師1,村人3(妖:4,村:5)
10人:妖魔2,狩人1,テンパード2,牧師1,村人4(妖:4,村:6)
11人:妖魔3,狩人1,テンパード2,牧師1,村人4(妖:5,村:6)
12人:妖魔3,狩人1,テンパード2,牧師1,村人5(妖:5,村:7)

ゲームの流れ
※ゲーム参加者は司会が指定したタイミング以外でのsay会話、tell会話は禁止です。ゲームを公平かつ円滑に進めるためご協力をお願いします。ゲームから除外されたプレイヤーはパーティーを組み、感想等の会話をお楽しみください。誤爆には十分気をつけて下さい。見学者は見学者同士でパーティーを組み、チャットをお楽しみ下さい。

①配役決め
司会が参加者にtellで配役をお伝えします。また、役に応じたアイテムをトレードしますので受け取って下さい。カウル(以後幽霊ローブ)は全員に渡されます。妖魔役には妖異の血、牧師役には聖水、狩人役には赤色火薬も渡されます。また、妖魔役には他の妖魔役のプレイヤーの名前も伝えられます。

②1日目昼
司会から指名された方から順にsay会話で自己紹介をしていただきます。「○○です。(○○と呼んでください)よろしくお願いします。」のように他のプレイヤーからどのように呼ばれたいかを明確にして発言して下さい。このとき、自分の役割を明かすことはできません。

③1日目夜
司会から指名された方から順に同室で過ごす相手を指名してもらいます。指名されたプレイヤーはそれを拒否することはできません。また、2日連続して同じ相手を指名することはできません。プレイヤーが奇数人の場合、最後の1名は1人部屋となります。1人部屋のプレイヤーはその夜、妖魔に襲われることはなく安全です。プレイヤーはそれぞれ地下の個室に入り、司会の進行を待ちます。say会話、tell会話ともに行うことはできません。

④襲撃
司会から「妖魔は行動を開始して下さい」とアナウンスがあった後、妖魔は同室の相手を襲うことができます。襲う相手に対し、妖異の血をトレード画面で表示させます。襲われた側は対抗するアイテムを所持していない、あるいは使い切っている場合、人間側はトレード画面を「キャンセル」し、幽霊ローブを装備して朝を待ちます。対抗するアイテムとして聖水を所持している場合、同じトレード画面に表示させた後妖魔側がトレード画面を「キャンセル」して朝を待ちます。(実際にトレードは行わないで下さい)その夜、妖魔と牧師は両方生存します。対抗するアイテムとして赤色火薬を所持している場合、同じトレード画面に表示させた後、妖魔側はトレード画面をキャンセルし、妖魔は幽霊ローブを装備して朝を待ちます。聖水、赤色火薬ともに使用できるのは一度のみです。

「テンパードは行動を開始して下さい」とアナウンスがあった後、テンパードは自ら幽霊ローブを装備して命を断つことができます。この行動を行うか行わないかは任意です。



⑤2日目朝
司会から「1階リビングにお集まり下さい」と案内がありましたら、同室の相手と隣同士になるように着席して下さい(幽霊になってしまった方も)。司会より「昨夜は何がありましたか?」とお聞きしますので、司会から指名されたプレイヤーから順にsay会話で発言します。嘘の発言をすることも可能です。以下の4つの発言例のいずれかにならい、誰と同室であったかを明確にして発言して下さい。推理や意見は述べることはできません。1人部屋だった場合は「なにもありませんでした」と発言して下さい。幽霊になったプレイヤーは以後発言は一切できません。

発言例
「○○さんと同室でしたが、なにもありませんでした」
「○○さんが襲ってきましたが、私は狩人なので返り討ちにしました」
「○○さんが襲ってきましたが、私は牧師なので身を守ることができました」
「○○さんは自ら命を断ちました!」

⑥追放投票
夜間に何らかの異変があった部屋にいたプレイヤーに対して疑いがかけられ、追放投票が行われます。追放投票の有無、投票方法、同数投票であった場合の処理等についてはゲーム状況により司会に一任されます。司会の進行に従って下さい。追放となったプレイヤーは幽霊ローブを装備して夜間に幽霊になったプレイヤーと共に霊界エリアに移動します。幽霊プレイヤー同士でパーティーを組み、自由に会話をお楽しみいただけます。

③から⑥をどちらかの陣営の勝利条件が満たされるまで繰り返します。

カスタムルール案
[傭兵]光の戦士(超える力)
光の戦士はその超える力によって同室のプレイヤーの過去を視ることができます。夜のターンの一番最初に司会からtellで同室の相手の役職が伝えられます。しかし同室の相手が妖魔で、さらに襲ってきた場合は倒されてしまい、その情報が他のプレイヤーに伝わることはありません。同室の相手がアシエンだった場合、アシエンを倒すことができます。しかし異変には違いありませんので、翌日に疑いはかかります。

[第三陣営]アシエン
アシエンはゲーム終了時に生存していた場合、他の陣営をさしおいて単独勝利となります。また、妖魔に襲われても死亡することはありません(回数無制限)。しかし、光の戦士と同室になった場合は倒されてしまいます。光の戦士と同室になることだけは避けましょう。
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