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296番。右腕にパワーを集め魂を込めペンを握りビームの様にリビングメモリーを輝き放つ誇り高き巨人。

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礼!



ストレートにその日は、落ちてきそうな曇り空だった。疲れがたまった土曜日で、何をするにも無気力な生産性のない一日を過ごしていた。やるせなさを忘れようとしてか、突然謎のやる気がわき、理由もなくバイクで海まで行くことを決心した。身支度をして家を出た。

しばらくして、バイクの鍵を忘れたことに気付き、家に戻り再び出かけた。学生時の通学路で信号待ちをしていると、途中でバイクの友人と会って他愛もない話をしたあと、コンビニに寄った。カルピスウォーターとコーヒーを買い、バイクに乗って、また信号待ち。停止線で停車した。しばらく走って、また赤信号で停車した。横断歩道を母と子が手をつないで渡っている。そんな赤信号を停車していた時。僕の真後ろから勢いよく車が突っ込んできた。前方不注意の追突だ。バイクは跳ね飛ばされ変形した。僕は反対車線にまで吹っ飛んでいた。周囲のドライバーが駆けつけてくれて、偶然にも看護師がいて、空を見ながら救急隊がくるまで処置を受けた。横たわっているとサイレンが聞こえてきた。すぐに白バイやパトカーがいっぱい来た。その後、救急車が来た。救急隊に、動くな!名前と生年月日は!?そんなこんなで、大きな病院でありとあらゆる精密検査を処置された。幸い体はなんとか無事ではないが、通院は一年かかったがまぁ無事だった。

その日の夜、もし鍵を忘れずに家を出ていたら。バイクのツレに会ってなかったら。コンビニでカルピスウォーターとかコーヒーを買ってなかったら。そもそも出かけていなかったら。分岐点はいくつもあって。小さな偶然がいくつも重なって初めて事故がおこったのだと同時に、奇跡も起こるのだと実感した。

あの日、僕は実は悪と戦っていて、ボロボロだった。さらに、追突事故。もう踏んだり蹴ったり状態だった。奇跡なんて起きないと思い生きてきたが、奇跡に頼らざるおえないほどボロボロだった。そこで、このフレーズが生まれたんだ。

右腕にパワーを集め魂を込めペンを握りビームの様に文字を放つ。

願いよ!力とならん!冴えよ!未来を開かんがため!

そう。奇跡を起こそうとした。

しばらくして、相方様のてぃーちゃんと出会った。カンストメンターの私には、嬉しくてギルドオーダーから暁月まで、いまじゃ、7.1までか。メインは吟遊詩人なんだけども、全ジョブできるしずっとナイトをしていた。そう。忙しい相方様を支えるためでもある。そんなこんなで二人の工夫のかいあってか、皆様の日記にもあるような、楽しいだけの幸せに満ちあふれた日々もあった。時は流れ、加速する。次第に、皆様のご家庭にあるような問題が山積みになっていく。中には、二人以外での、ある人物は頭部に健康上、生命に関わる極めて重大な問題をかかえ。それと同時に、僕は筆記試験やテストや面接を受け突破し2輪のプロになった。

そして、あと一歩のところで相方様は休止した。当然といえるだろう。問題が山積みな状態だ。だが、考え方によっては、それらは本当に問題なのだろうか。成長するチャンスでもあるし、こうも考えられうる。あの事故で、自分が生きていることや、ボロボロでもペンをにぎったことや、相方様に出会えた瞬間は、いくつもの偶然が重なって起きた奇跡という結果なのだと考えられうる。

そう。問題が山積みならば、僕は再びあの日のように、理屈抜きでウルトラマンになるのだ。問題という怪獣を殲滅するため、僕は再び右腕にパワーを集め魂を込めペンを握りビームの様にリビングメモリーを放った。

泣いていても何も変わらない。
なら問題の殲滅行動を開始する。

いあこれは問題ではない。
成長のチャンスなのだ。

捨て猫はリアルガチで
ウルトラマンになった

『で、どこにいる敵は?』
『そうか、自分の中か。』
『いきなりラスボスか。』

『殲滅する。』

礼!



ーーー追憶・リビングメモリーーーー

俺は【ONIYURI SHAMOJI】

【オニユリ】の花言葉の由来…「華麗」「愉快」「陽気」「誇り」「賢者」「富」「荘厳」などがある。「華麗」「陽気」「誇り」などの花言葉は、オニユリの花姿の華やかさからきています。「賢者」には、怖れを勇気に変える強さなどの花の特性を踏まえた解釈も考えられます。「富」という花言葉は、種ではなくムカゴという名前の黒い実をつけるところからきています。

【しゃもじ】の縁起物としての意味…敵を召し取る(飯取る)に通じることから、必勝祈願や願い事の祈願などにも使われる。「福をすくい取る」ものとして象徴的に用いられる。「幸せをめしとる」として縁起のよい宮島土産として人気。

これが俺の名前の由来なのだから、心底疲れ切って孤軍奮闘する相方様を問題という雑踏の中に消すはずはないのは俺としては名前の通り当たり前なのだ。この名は初心を忘れぬように、いつか、こういう時に、降りてくる様に、先回りして名付けていたんだ。

そう。偶然がいくつも重なって自分の名前をつけた部屋こそが自分らしいリビングメモリーなのかも知れないね。

タイトル、右腕にパワーを集め魂を込めペンを握りビームの様にリビングメモリーを放つ誇り高き巨人。でした…






礼!



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