2022年6月10日
読書クラブ in Gaia 第18回 読書会活動報告書
今回の参加者は
ふぃすさん あるせなさん しょこらさん レイさん すずなさん シータさん 僕スカサハ
の合計過去最大の7名で行われましたw
今回のリーダーはしょこらさんでテーマが
「印象的だった文章」となりましたw
しょこらさん:
三方行成「流れよ我が涙、と孔明は言った」 私の本は前提が分からないと面白くないと言われまして
泣いて馬謖を斬るってわからない人いますか?
あるせなさん:わかりますよ
僕:吉川三国志を読んだので知ってますw
レイさん:同じく解りますー
ふぃすさん:分かります
すずなさん:分かりますー
僕:しーたさん中世の中国のお話ですよw
※しーたさんは海外の方のための補足説明
しょこらさん:始まりはこんな文章です
「孔明は泣いたが、馬謖のことは切れなかった。
硬かったからである」 もうこれだけで面白い、なぜ硬いのって!!
ここから孔明が馬謖を切ろうと頑張るお話のSFです
ふぃすさん:なんか愛する者は結局切れないとか深い意味と思いました^^
しょこらさん:いえいえ。物理的に切れないのです
あの手この手を使って孔明は切ろうとするけど
馬謖は硬いのです!
僕:こええ;;
しょこらさん:本は短編集で他に短編が入ってます
奇想天外な話が好きな人にはお勧めです
ふぃすさん:不条理な世界観なのでしょうか?^^
しょこらさん:SFファンタジーかな、変なこともファンタジーと思えるなら
ふぃすさん:なるほど
しょこらさん:次に行ってもいい?
僕:ではご指名をw
しょこらさん:じゃあ、あるせなさんよろしくですw
あるせなさん:じゃあ最近話題のウルトラマン関連の本で
個人的には「もう絶版してる本」シリーズですが
切通理作著「猛獣使いと少年ーウルトラマンの作家たち」(増補新装版)
その中の一文に「なるほどなー」という部分がありまして
ウルトラマンの中にゾフィーといるじゃないですか…
もう解禁してるので言ってもいいですが、現在公開中の
「シン・ウルトラマン」の中ではゾーフィですが
名前の由来なんですけどウルトラマンの実質的な生みの親である
金城哲夫さんは科学に希望を持っていた方だったんですね
ふぃすさん:ウルトラの母かと思った(ぼそ)
あるせなさん:以下引用です
「金城における「科学」とは「理性」意味に近かったのだろう。
「ウルトラマン」の最終回に登場したゾフィの名前は
「知を愛する」という意味の「哲学」(フィロソフィー)の
「ソフィー」のドイツ語読みだった」しょこらさん:あれ、ゾフィーってウルトラマンですか?怪獣ですか?
あるせなさん:ウルトラマンですよ
現在の設定だとウルトラ兄弟の長兄兼宇宙警備隊の隊長ですね
しょこらさん:ウルトラマンが最終回に登場する?
あるせなさん:ゼットンに倒されたウルトラマンを迎えに来るのが初登場です
ふぃすさん:お兄ちゃん?
あるせなさん:あ、ちなみにウルトラ兄弟って設定は児童書由来だったものが公式に
逆輸入されたものです
兄弟といっても三国志における劉備三兄弟みたいな
義兄弟ですね
しょこらさん:実の兄弟ではないんだ
ふぃすさん:え~知らなかった
あるせなさん:ちなみに切通さんは今回の「シン・ウルトラマン」は
金城哲夫さんが描こうとした「永遠の境界人」として
のウルトラマンを描いていて満足した出来だったそうです
ふぃすさん:母とか父とかも義理?
あるせなさん:えーとですね タロウは実子 エースは養子 セブンはタロウの従兄弟
しょこらさん:ウルトラマンの家系図は複雑そうだね
ふぃすさん:詳しすぎる>あるせなさん^^
僕:知らんかったw
あるせなさん:…という設定になってますね^^;
僕:あるせなさんw次で最後だと思うのでご指名をw
あるせなさん:はーい
あるせなさん:じゃあ、マスターで
僕:かしこw
一番印象に残っているのがw
ヴィクトル・ユゴー著 レ・ミゼラブルふぃすさん:ああ無情
僕:その中の序盤に出てくる司教 ミリエル氏の一言
あなたはこの高価な銀を正しい人になるために
使わなければならない、
殉教者によって情熱と血によって、
神はあなたを暗闇から抜けださせる。
私はあなたの魂を買ったのだよ これはご存じジャンバルジャンが銀の燭台と食器を盗んで憲兵に捕まり
ミリエル氏の前であなたの食器を盗んだものを連れてきました
と言いましたが
ミリエル氏はこれを彼に上げたものだと言うのです
そして憲兵が帰った後そのセリフを言うのですw
しょこらさん:許すよりも若干脅迫に聞こえますね
僕:まぁwジャンバルジャン自体パン一切れで20年以上も投獄されたから
そこだけ見るとそうかもしれませんが
実際は諭すような描写でしたよw
今回の活動は以上となりますw
こちらに興味を持っていただいた方は是非ご入荷をお待ちしてますw
今回もありがとうございましたw