気付いたら割と月日がたっていた。パッチも落ち着いていた頃、相変わらず私はエレオスを求めていた。
前回でエタバンはもう懲りたわと思っていた私。普通のお友達や、ワンナイトで割り切った関係のエレオスを求めていた。
ちょうどメスッテからヴィエラに幻想してそろそろ落ちようかと思ったその日、グリダニアのエーテライト前で一人のエレオスを発見した。さりげなく真後ろから近づき、ターゲットサークルを合わせキャラクターを眺める。そんないつもの光景であったが、その日は少し違った、エレオスがこちらを向いたのだ。
今まででありえなかったことに少し戸惑いつつも、向こうもターゲット合わせて見ていたのでよくやる「イイ!」エモートを送ってみた。ここでシカトされるのがいつもの恒例行事であるが、まさかの…エモートを返された…!
普段通り魔的にエモートを送っていたのにいざ返されるとどうしていいかテンパるチキン。テンパった結果TELLで「イケメンですね!!」と送る始末。これはどう見てもナンパである。
「イケメンですね!!」
と送ったものの、まぁ不審者でしかないこのTELLに返事なんかくるわけないだろうと思っていたら
「ありがとうございます!!」
返 信 き た !
「わああああ返事きた!!イケメンエレオスがいると思って思わず見ちゃいました、ごめんなさい!!」
「あ、よかった間違いじゃなかったwなんか見られてるなーって思ってw」
なんて会話をしながら、最終的に何故かグリダニアのエーテライト前で2人とも紅蓮祭のパレオを着てフレイムダンスを踊っていた。よくわからない光景である。
同じ鯖なのもあり、おそるおそるフレンドになってもらえませんか?と声をかけると、快く承諾。なんだ、ただの神エレオスか。
このエレオスさんとは何度か遊んだり、行きつけのバーで一緒にだらだらしたりしていたが、気づいたら鯖移転してエタバンをしていた。幸せになってくれよな…。
エレオスと行くレベルレ募集も立てたりした。
エレオス3人募集したところ、平日昼間にも関わらず5分で埋まって衝撃を受けた。
そして、ここが私の持っているところであろうが、出たコンテンツが…ガルーダ
普段なら、ラッキー早く終わる!と思うところであるが、この日ほどレベルレで蛮神があたったことを恨めしく思った日はない。しかし、この時の方達がとてもいい方達であった。討伐終わったあと「よかったら、どこかでまだSSとか撮ります?」と言っていただけたのだ。
この時はギルは払っていない。ただで!?SSを撮らせてもらえるとか、そんなことがあってもいいのだろうか、いや可能であればギルを払わせていただきたい。
結局ギルを払わせてくれることもなく、2人のエレオスが付き合ってくれ紅蓮祭で2時間くらいは遊び倒していた。やはりエレオスには神のような方しかいない。
少し前にエタバンして即破局という事態が起こったために、相方のような存在はしばらくいいと思っていたのだが、よく遊んでくれるエレオスのフレは欲しかった私。
エタバン破局したあたりで、周りのフレが「大丈夫?エレオス幻想する?」と言ってくれ、期間限定で3人ほど幻想してくれたりしていたが(みんな優しい!すき!)期間限定ですぐに戻ってしまっていたので、定期的に摂取できるほどよい関係のエレオスを求めていた。
そこで毎日のように以前も使ったフレンド・相方募集掲示板を覗き、検索で種族エレオスだけに絞りフレンド募集が出されていないか眺めるのが日課になっていた。
そもそも相方募集の方が多く、当時の私はゴールデンタイムは毎日のように固定が入っていたので条件的に合わない人ばかり。そもそもエレオスが出している募集が少ないのもある。
2週間くらいは毎日眺めていただろうか。そんな時、ちょうど良さそうなフレンド募集を発見する。私が体が空く深夜も遊べ、レイドなどにも行っている戦闘好きでもあり、戦闘以外でも幅広く遊んでいるというまさに私のプレイスタイルにも合っている。そして何よりメインが暗黒騎士であった。
私のメインがナイトなので、一緒にレイドに行けるMTと知り合いたいなーなどと前々から思っていたので、そこもちょうどよかった。
連絡を取り、その日も私は固定だったので固定終わりの時間にゲーム内で会う話となった。
つづく