天災は忘れた頃にやってくる…
そう… その日も何事もなく平和なミスト・ヴィレッジだった…
戦闘員A
「今日も俺たち頑張ったな!」
戦闘員C
「でもよ。姉御は『本当に全力の奴は「俺はガンバっている」なんて宣う余裕は無いんだぞ!』って言ってなかったか?」
戦闘員B
「まぁ… そうも言うけど『何事も程々が長続きするコツだ』とも言ってるよなw」
戦闘員A
「ふむ、細かいことは置いといて… 昨日姉御がそろそろ【リバイ屋さん】を倒してこいって言ってたけどそのお店ってどこにあるんだ?」
戦闘員B
「支部の分析システム(調度品)で調べれば分かるんじゃね? 秘密結社・驚異の科学力で!」
戦闘員C
「あれ? 門のところに誰か居るぜ? お客さんじゃね???」
戦闘員B
「ミスリルアイの兄貴じゃね? 俺まだ会っていないから緊張するぜ…」
戦闘員A
「ん~違うな。ありゃ、ヴィエラ族だな… よっしゃ俺が聞いてくるわ」
戦闘員A
「あの~ 何か御用でしょうか?…」
謎の女
「この店の者か? ミスリルアイでここで良い酒を飲ますと見てな…」
戦闘員A
「おぉ♪ お客様でしたか! どうぞお入り下さい↑」
30分後…
少し酔った謎の女
「まぁ、20年ぶりになるか… ここに来ればグノシェンヌに会えると分かってGaiaに分身を作った訳だ」(フッ)
戦闘員B
「そいつはすげえや! ってーことは姐さんは『姉御の過去を知る女』ってことですね!!!」
少し酔った謎の女
「なんだ? お前ら子分なのにグノシェンヌの武勇伝を聞いてないのか???」
戦闘員C
「えぇ… 姉御は昔のことをあまり話したくない節があるので子分としては敢えて立ち入らない様にと…」
少し酔った謎の女
「そうかい… ではそこの「ドマの雫(大吟醸)」で私が語ってやるよ。お前らの姉御がどんだけ凄かったか」(フッ)
戦闘員A
「えぇ!? 良いんですかい? …いや…聞いちゃって良いのか?」
少し酔った謎の女
「良いさ良いさ♪ 別に口止めされている訳でも無し。 お… ドマの酒は表面張力で器の淵から少~し盛り上がって注ぐのが粋なんだよ。」
「そーそー、上手いじゃないか。 では語って進ぜよう… グノシェンヌの武勇伝を…」(ニヤリ)
30分後…
かなり酔った謎の女
「でよ〜 そのシールの世界では定期的にGMが主催する「お見合いパーティー」があってな! 彼氏募集の娘が壇上に立ってGMの「では~彼女とお付き合いしたい野郎は居るか!!!」の掛け声で希望者がアピールするんだけどよ!」
戦闘員ABC
「ふむふむ」(わくわく)
かなり酔った謎の女
「イベント時間が余っちゃって、仕方ないからGMが会場から勝手に娘を選んで彼氏募集始める始末でよw」
戦闘員ABC
「え〜!? 何て乱暴なGMなんだ!」(爆笑)
かなり酔った謎の女
「そこでグーちゃんが指名されて壇上にあがったんよ! いままで精々3人くらいしかお付き合い希望者が出なかったのに、会場の半分くらいの男がラブコール始めちゃってw」(ぐびぃ)
戦闘員A
「そ… それでどうなったんです?」(ドキドキ)
かなり酔った謎の女
「プハー! でGMが服が同じだって理由で一人チョイスしてその場を収めたって訳だw」
戦闘員ABC
「何て乱暴なGMなんだ!!!」(爆笑)
戦闘員C
「他に! もっと他に 話はないんですか?」(ヒクヒク)
かなり酔った謎の女
「ん~? もっと聞きたきゃそこの「ガレマルド産の火酒」を一杯もらおうか…」
戦闘員A
「ささ… 姐さんグイっといってくだせぇ!」
さらに30分後…
へべれけの謎の女
「だからよ… 20年ぶりにチームを復活させようと… グーちゃんを迎えに来たんだわ…」(ふらふら)
戦闘員B
「チーム? 迎えに?」
へべれけの謎の女
「お前らも一緒に来いよManaへ… まぁ…今度は悪の秘密結社じゃなくてヒーロー戦隊だがな…」(ニヤリ)
戦闘員ABC
「えぇ!? チームってもしかして…」
へべれけの謎の女
「そう… 私の正体は!」
「セクシーミューテーション!!!」「ヤンデレ・ルージュ参上~あなたのハートはいただいたわ♪」戦闘員C
「え〜!? 姐さん戦隊の一員、しかも赤ってことはリーダーなのですか!!!」(慌)
ヤンデレ・ルージュ
「ふふふ… ただの酒好きだと思ったら大間違いよ〜 グーちゃんだって我等「放課後戦隊・ギャルゲーファイブ」の一員… ツンデレ・ノワー…!?」
???
「成敗!」戦闘員ABC
「…死んだ?… 全力で逝ったんじゃね?」
グノシェンヌ
「心配無用。 そいつは殺したって死にやしないよ… モナちゃん!いいえ…モナ子!死んだふりなんてしていないで説明しなさい。」
モナ子
「グーちゃん… 20年ぶりの再会だっていうのに酷いわ♪」
グノシェンヌ
「その20年ぶりの相手の黒歴史を暴露するのかい!」
戦闘員A
「姉御… 黒歴史じゃありません、武勇伝です」(ひそひそ)
グノシェンヌ
「黒歴史じゃい!」モナ子
「クククッ… 今回はほんのご挨拶よ。 暁月スタートと同時に『クーデレ・ブランシュ』もこちらに来ることになっているから~ 精々抵抗していただかないと楽しめないわw」グノシェンヌ
「モナ子… セリフが完全にヒールだわ…」グノシェンヌ
「で…? あなた達、他にどんな話を聞いたの?」
戦闘員ABC
びくっ!
戦闘員A
「えっと… マグナムショット連射でダンジョンボスを完封して取り巻きの男達がドン引きした話とか…」(汗)
戦闘員B
「ペットの黒猫が鬼の様に強くて、オートバトルでフィールドボスと戦わせておいて姉御は木陰で休んでいたとか…」(汗)
戦闘員C
「引きこもりの高校生を外出させるために、モナ姐さんと一緒にメイド服でアキバに行った話とか…」(笑)
グノシェンヌ
「お前ら2回死んで来い!!!」~秘密基地~(今日の反省会)
とうとう他人を巻き込んでしまいました…(反省)
モナちゃんとは約20年前、一緒にオンラインRPG華やかなりし頃(まだ女性プレイヤーは少なかった)共に駆け抜けた仲です。
再会できたのが嬉しくて内容は自分の黒歴史暴露大会になってしまいましたが…(涙)