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【蒼天のイシュガルド:第1章】やりたい放題の皇都見物と、フォルタン家の歓待

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オルシュファン様の熱い先導で、ついに排他的な宗教都市国家「皇都イシュガルド」へと足を踏み入れたアリシアとアルフィノ、そしてタタル。一行はフォルタン家の執事であるボレルさんの案内のもと、まずは名門「フォルタン伯爵邸」へ挨拶に向かい、そのまま皇都の街並みを案内してもらうことになったのだが……。

「ほほう、ここが下層の『ヨル・ダンス』ですか。実に見事な石造りですが、人々の暮らしは窮屈そうですね」
アルフィノが神妙な顔で執事の話に耳を傾け、タタルが「寒くて耳がちぎれそうでっす!」と震えているその横で――。

「いやぁ、さすが1000年の歴史がある街は広いねぇ! ……って、あれ? あそこにあるギラギラ光るデカい結晶って、もしかしてイシュガルドの巨大エーテライトじゃん!」

アリシアはガーロンド・コートの裾を翻し、案内を無視して爆速でダッシュ!
気がつけば、街中エーテライト(都市転送網)を見つけるたびに交感を繰り返し、執事のボレルさんが「あ、あれ!? 冒険者殿!? そちらは下層の貧民窟へ続く道で……!」と冷や汗を流して叫ぶのもどこ吹く風。本人は至って真面目に、後々の移動を快適にするため、街中をやりたい放題に駆け回って全エーテライトの開放をさっさと完了させていた。

「ふぅーーー! やっぱり新エリアに来たら、まずエーテライトの全開放から始めるのがヒカセンの基本でしょ! ほらアルフィノくん、迷子にならないうちに早くフォルタン伯爵のところに行こうよ!」
ハァハァと息を切らす執事と、呆れ果てた顔のアルフィノを引き連れて、ようやくフォルタン邸へと滑り込むのだった。

主であるエドモン・ド・フォルタン伯爵は、そんな自由奔放なアリシアたちを温かく迎え入れてくれた。
「よくぞ来た、暁の生存者たちよ。我がフォルタン家は、君たちを『客分』として公式に受け入れよう。イシュガルドの法と因習は厳しいが、我が家がいる限り、ウルダハのような不条理な手出しはさせん」

「伯爵、ありがとうございます! よーし、これで拠点も確保できたし、レベルも更新してアビリティもバッチリ強化されたよ!」
アリシアは背中の連結剣を鳴らす。イシュガルドの地に立ち、彼女のヴァイパーとしてのレベルは限界を突破して進化していた。鋭い連続攻撃から繋がる超必殺技『祖霊降ろし』を習得し、青き魂のエーテルを身に纏う準備は万全だ。(え?もう祖霊降ろし!?w)

しかし、そんな温かい歓待の時間は長くは続かなかった。
イシュガルドの平穏を揺るがす最初の事件――タタルとアルフィノが、異端者と内通しているという無実の罪で、保守派の蒼天騎士団に捕らえられてしまったのだ!

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### 緊迫の決闘裁判:絶体絶命の窮地と、あの漢の「イイ!」笑顔

イシュガルドの法において、無実を証明する唯一の手段。それが、神の御前で武器を持って戦い、勝利した者の主張を正義とする「決闘裁判」である。
タタルとアルフィノの無実を証明するため、アリシアはフォルタン家の客分として、神聖裁判所の決闘場へと名乗りを上げた。

対戦相手は、蒼天騎士のグリノーとシャリベル。重厚な鎧と凶悪な魔法を操る強敵だ。
2対2の決闘裁判。アリシアの隣に並び立ったのは、もちろんあの男だった。

「我が友アリシアよ! 君の清らかな闘志の火を、このような理不尽な裁判で消させはしない! フォルタン家の誇りと、君への熱き情熱を懸けて、私も共に剣を振るおう! ……ああ、間近で見る君の戦闘態勢、**イイ! 実にイイぞ!!**」(あ、アルフィノとじゃないんだw)

オルシュファン様が銀色に輝く盾と剣を構え、興奮気味に身震いする。

「いくよ、オルシュファン様! アタシたちの無実を、このガチバトルで証明してやるんだから! 決闘裁判、突撃だーーーっ!!」

ゴーーーン!と裁判所の鐘が鳴り響くと同時に、激しい死闘の幕が上がった。
グリノーの巨大な斧が唸りを上げ、シャリベルの放つ不気味な聖火の魔法がアリシアたちを焼き尽くさんと迫る!

「フハハハ! 異端者の仲間どもめ、神の炎で灰になれぇ!」

シャリベルが天を仰ぎ、エリア全体を跡形もなく吹き飛ばすほどの超巨大な履行技魔法『聖火の審判』を詠唱し始めた。爆発的な魔力の奔流が頭上を覆い尽くし、決闘場全体が赤黒い炎に包まれる。
裁判長や陪審員たちがガバッと立ち上がる。イ、イカンそ、そんな大きな術を!!

「しまっ……! この範囲と威力、まともに食らったらオルシュファン様もアタシも耐えきれないよ!」
アリシアが歯を喰いしばった、まさにその時――!

**「あはは! 派手な花火だねぇ! だけど、タンクの空きはあるかい?」**

バリバリィィィン!!!

爆発の直前、決闘場の天井を突き破るようにして、眩い光を放つ巨大な大盾が滑り込んできた!
現れたのは、ウルダハの祝賀会で殿を務め、行方不明になっていたはずのナイト――**ドゥルガ**だ!

「ドゥルガ!? 生きてたの!?」
「細かいことは後だよ! 全員アタシの背中に隠れなさい! **『ディヴァインヴェール』**からの、**『パッセージ・オブ・アームズ』**!!」

ドゥルガが『ファイト・オア・フライト』の闘気を極限まで爆発させ、背後に光の翼のような巨大な障壁を展開する。シャリベルの超巨大な履行技の直撃を、大盾がガチィィィン!!!と火花を散らしながら完全に真正面から受け止めた! 凄まじい爆風が巻き起こるが、ドゥルガの鉄壁の防御の前には、神の炎すらも一枚の紙のように掻き消されていく。
慌てて逃げようとした裁判官や陪審員達の前で構えたドゥルガの盾は全ての攻撃を吸収した。

ドゥルガは盾の裏からアリシアたちを振り返り、白い歯を見せてニコッと最高の笑顔で微笑んだ。

「お待たせ、アリシア! ナイトの筋力は、イシュガルドの神様相手でも負けないからねぇ!」

「最高だよドゥルガ! よーし、反撃開始だ! オルシュファン様、合わせるよ!」
アリシアが青き魂を解放し、強化アビリティ『祖霊降ろし』**を発動! 全身に神聖な青いオーラを纏い、ヴァイパーの超高速連撃**『祖霊の牙』をグリノーの鎧の隙間にザクザクと叩き込む。オルシュファンの鋭い剣撃とドゥルガの突進がシャリベルを圧倒し、完璧な三位一体の猛攻が決闘場を支配した。

「バ、バカなァァァ! 神の裁きがァァァ!!」

シャリベルとグリノーはたまらず武器を取り落として地に伏せ、決闘裁判はアリシアたちの圧倒的な大勝利で幕を閉じた。
裁判長が厳かに「被告人は無罪!目に余る履行術を考慮に入れ乱入の是非は不問とす!」と言い渡した瞬間、観客席のタタルが「やったでっすー!」と飛び上がり、アルフィノも安堵の息を漏らした。

「素晴らしい……! 圧倒的な逆境を跳ね除ける君たちの絆、そしてその美しき大盾の守り……**イイ! 最高の決闘だったぞ!!**」
オルシュファン様が両拳を握りしめて大興奮で絶賛する中、アリシアは双剣を背中に収め、大歓声の裁判所の中心で、勝利を喜ぶのエモートを決めた!

「**よっしゃあ! 皇都決闘裁判、これにて完全大・圧・勝ーーー!!!**」

これ以上ない勝利を喜ぶのエモートを決めるアリシア。
無実を証明し、ドゥルガとの奇跡的な再会を果たした4人の旅路は、竜詩戦争の真実を求めて、さらに雪深いアバラシア雲海へと続いていくのだった――。

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