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【闇の世界:最終決戦へ】開かれる深淵の扉、24人の絆!

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「よし、みんな! ファイブヘッド・ドラゴンの首も全部へし折ったし、ケルベロスの胃袋ツアーも大成功! あとは最深部にいる『暗闇の雲』をぶち抜いて、ネロさ――じゃなくて、ネロ・トル・スカエウァを引っ張り出すだけだよ!」
アリシアがガーロンド・コートを力強く翻し、光る連結剣を構えて闇の深淵を睨みつける。その目は、強欲なアタッカーのそれではなく、完全に仲間を救う英雄の輝きを帯びていた。
「ここまで来たら、絶対に全員で生きてレヴナンツトールに帰るわよ。私のMP管理もバッチリ、いつでも**『ベネディクション』**を叩き込めるわ!」
コディが白魔道士の杖をきらめかせ、**『ルーシッドドリーム』**の輝きを身に纏いながら不敵に言い放つ。
「『闇を裂く4つの色彩と、その先にある夜明け』……。うん、最高のクライマックスにふさわしいパレットが完成したわ。いつでもいけるわよ、アリシア」
シーナが空中に**『火のモチーフ』**を鮮やかに描き出し、魔力の絵の具をパチパチと爆発させる。
「闇の女王様が相手かい、上等だねぇ! アタシのこの 大盾が砕けるか、あの雲が散るか、勝負といこうじゃないか!」
ドゥルガが**『ファイト・オア・フライト』**の赤い闘気を全身から噴出させ、盾をガツンと叩いて吼えた!
遥か奈落の底、巨大な闇の渦の向こう側から、狂おしいほど禍々しいエーテルのプレッシャーが押し寄せてくる。ネロの、そしてウネとドーガの命の灯火を救い出すためのラストバトルが、ついに幕を開けようとしていた!

24人の光の戦士たちが辿り着いたのは、闇の世界の最奥――
ヴォイドの混沌が渦巻く、暗闇の雲の玉座だった。
そこには、闇のエーテルに侵食され、今にも消え入りそうなネロ・トル・スカエウァが、ウネとドーガの二人を背中に隠し、ガンハンマーを杖代わりに、かろうじて立っていた。
「……遅いんだよ、冒険者……」
ネロはゴーグルの奥の瞳を薄く開き、アリシアたちを見ると、力なく笑った。
「ネロさん! 待たせてごめん! 今すぐその不細工な雲を散らしてあげるから!」
アリシアが叫ぶのと同時に、闇の虚空から、巨大な女性の姿をしたヴォイドの女王、**暗闇の雲**が姿を現した。
「フフフ……。我が闇の供物となるがいい、光の虫けらどもよ……!」
暗闇の雲が巨大な触手を振り下ろすと、玉座全体が激しい衝撃に見舞われる。
「させるかい! 皇帝サマに続いて、女王サマもアタシの大盾が相手だよ! **『インビンシブル』**発動!」
ドゥルガが先陣を切り、ナイトの究極切り札で最初の猛攻を完全にシャットアウト。
「全員散りなさい! 追尾レーザー(零式波動砲)が来るわよ! **『メディカラ』**で全体の回復を維持!」
コディの白魔道士の魔法が戦線を支え、シーナのピクトマンサーが**『ポム・ポンポン』**を炸裂させて暗闇の雲の体力を削っていく。
戦いは熾烈を極めた。
暗闇の雲は、ステージ中に「闇の氾濫」を呼び起こし、さらに「波動雲」を召喚して24人の光の戦士たちを全滅させようとする。
「ギミックは完璧! アタシが側面から**『参の牙【側撃】』**、そこから背面に回り込んで**『参の牙【背撃】**だ!』(暗闇の雲って後ろ回れたっけ?w)
アリシアは連結剣を振るい、超高速の連撃で暗闇の雲の本体にダメージを叩き込み続ける。
だが、暗闇の雲の体力はあまりにも多く、24人の猛攻を耐え忍んでいた。その時、ウネとドーガが、自分たちの命のエーテルを光の戦士たちに託した。
「私たちの、アラグの血の力を……!」
ウネとドーガのエーテルが24人の冒険者に注ぎ込まれた瞬間、アリシアたちの頭上のリミットブレイクゲージが、まばゆい光とともにMAXまで溜まった。
「……これだ。これなら、あの雲を、完全にぶち抜ける……!」
アリシアは連結していた双剣を一度切り離し、二刀流の構えをとる。
その全身から、これまでの戦いで溜め込んできた凄まじいエーテルが、青白い閃光となって噴出した。
「アタシの、アタシたちの……すべての光を、ここに込める!!」
アリシアは**『リミットブレイク』**を発動。
それは、レベル50のヴァイパーが放つ究極の大技――**『大地喰らう蛇』**だった!
アリシアの体が閃光と化し、超高速で暗闇の雲の懐へ滑り込む。
まず一撃、暗闇の雲の胸元を十文字に切り裂くと、そこから連結剣へと切り替え、さらに超高速の回転連撃を叩き込む。その手数は、もはや目視不可能なほど。
最後の一撃。アリシアは双剣を再び切り離し、クロスさせながら、暗闇の雲の核を貫いた。
その瞬間、アリシアの姿が、闇の世界に現れた「まばゆい二筋の閃光(大地に突き立てた牙)」のように見えた。
「ア、アアアァァァァ……ッ!!」
暗闇の雲は、アリシアの一撃によって核を砕かれ、断末魔の叫びとともに、光の粒子となって霧散していった。
それと同時に、闇の世界を支配していた紫色の混沌が晴れ、遠くのほうから、ウネとドーガが遺した光が、ネロ、そして24人の冒険者を包み込む。
「ネロさん!」
アリシアが駆け寄ると、ネロはかろうじてゴーグルを外し、薄く目を開けた。
「……野蛮な……ヴァイパーめ……。……フン、これなら、あのシドに……少しは……自慢、できる……か……」
ネロはそう呟くと、アリシアのガーロンド・コートの袖を固く握りしめ、静かに意識を失った。

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