新式はクラフターにとっては「特別」なものでマーケットボード上での零式のようなものなのかも知れません
ギャザクラ民以外からすれば、どうでも良いから早く下がれと思われているでしょうから
お互いの思惑の妥協点が価格となって表れて見ているだけでも楽しいものです
クラフターとしては高価な素材を仕入れ需要を読み、ライバルの動向を窺い多大なリスクを背負って
製作しているので価格の推移で絶望を味わう事も有るでしょう
そんな水面下の戦いを多少の脚色を交えつつ追体験してみましょう・・
とある中堅クラフターの実績がこれです
10日間で110個以上を捌き、売上総額は1億に少し届かない
そんなデータなのでブレはありつつも何が起こっていたのかを知る手掛かりにはなりそうです
各ロール毎防具(アクセ含む)の販売個数を集計
※武器は除外
平均単価内には武器販売データが含まれる
動きの止まった所で価格の見直しを入れており、翌日に反応が出るというサイクルになっている
初日・翌日が強烈に高く、1週間で4分の1まで一気に下がっているのが見て取れます
クラフター側の視点では今日仕入れた素材で製作した商品を3日以内(価値半減)に売らなければ利益が吹き飛ぶ
という計算をしながら価格を設定して行く事となります
当然、早く売り抜けたいが為にライバルよりも低い価格設定での出品を心がける以上、値下げ合戦が始まります
値下げ合戦をするから暴落するんだけど暴落を見込まないと不良在庫の損切りになるジレンマとの戦いですね
ロール別に見るとまずタンクが飛びつきます
もう高いだなんだ言っていられない切実なところなのでしょう
そこに付け込んで高値で売ろうと集まった人たちで値下げ合戦の以下ループ
人口的には最もボリュームのあるDPS層は価格が落ち着いた所で飛びついていますね
トークン素材の売却益をそのまま投入したと考えればそれほど手出しも無く入手していそうです
クラフターよりも錬金術スキルが高そうですね・・
原材料費から見たら「ぼったくってる」ように見える所も有るでしょうが
売っている側も結構必死なんです!という所が伝わったなら幸いです
こんな激しい値動きの中に投資するのには結構なリスクがあり
そんなリスクジャンキーなのがクラフターなのかも知れません
例によって核心の部分はぼかした上での話ですが何となく伝わりましたでしょうか・・