誰かを守るために諦めた願い。
けれど、その願いを諦めなくてもいいと言ってくれる人たちがいました。こんにちは、Biskaです。
今回は、第十三世界へ向かうための準備が大きく進みました。
護魂の霊鱗の補強が完了し、人造アトモスの製作も順調に進行中。ヴォイドへの道は、少しずつ現実のものとなりつつあります。
けれど、このクエストで私の心に最も残ったのは、その準備そのものではありませんでした。
ヴリトラの決意です。彼は長い年月、姉であるアジュダヤを探し続けてきました。
会いたい。
助けたい。
その想いを抱きながらも、ラザハンを守る太守としての責任がある。
だからこそ彼は、
自らの願いを後回しにしようとしていました。危険だと語り、無理に進むべきではないと語り続けていたのも、その葛藤があったからなのでしょう。
そんな彼の背中を押したのが、ナブディーンやメラド、ニッダーナたちでした。
終末を共に乗り越えた仲間たちは、ヴリトラにこう伝えます。
「自分たちを頼ってほしい」と。
そして、
「アジュダヤも、ラザハンも、どちらも護ればいい」と。
その言葉を聞いたとき、ヴリトラが抱えていた迷いが少しずつ解けていくように感じました。
これまで彼は、
どちらかを選ばなければならないと思っていた。
けれど仲間たちは、
どちらも守る道を示してくれたのです。
中でも印象的だったのは、ヴリトラの口から語られた
「進み、そして護れと言うのだな」という言葉でした。
守るために立ち止まるのではなく。
進みながら護る。それが、このクエストで彼が見つけた答えだったのだと思います。
また、エスティニアンの言葉も忘れられません。
ニーズヘッグの記憶を通じて、大切な存在を失う痛みを知る彼だからこそ、
「もう誰も、あんな想いを抱く必要はない」という言葉には重みがありました。
それはきっと、
ヴリトラの願いを肯定する言葉でもあったのでしょう。
第十三世界への旅は、アジュダヤを救うための旅です。
けれど同時に、
ヴリトラが長い年月の中で諦めかけていた願いを取り戻す旅でもある。私は、そう感じました。
そして私たちもまた、その旅路を共に歩いていくことになります。
未知の世界へ向かう不安はあります。
それでも今は、それ以上に前へ進みたいという気持ちの方が大きい気がしています。
誰かを守るために願いを捨てるのではなく、願いを抱いたまま前へ進む。そんな決意が見えた、大切な一幕でした。